2015年後半にXboxONEとwindows10向けにリリースされる【Fable Legends】という作品が面白そうです。
タイトルに、あの人気シリーズのフェイブルを冠しはいますが、シリーズのナンバリングタイトルという位置づけではなく、フランチャイズタイトルです。
あとフェイブルシリーズの生みの親、ピーター・モリニュー氏は既にフェイブルシリーズの開発制作を行っていたMicrosoft Studios傘下のゲームスタジオ【Lionhead Studios】を退社しており、今回の【Fable Legends】はピーター氏が抜けてから初のフェイブルシリーズの最新作となるようです。
で、フェイブルシリーズといえば、作り込まれたオープンワールドの世界を舞台に、独特なアクのあるシステムなどを搭載したRPGでしたが、【Fable Legends】は最大5人までのマルチプレイを軸にしたアクションRPGです。
ゲームの特徴は大まかに2つ。一つ目は【基本無料】でのリリースになり、アイテム課金での収益スタイルを取ります。ただしアイテム課金はリアルマネーとゲーム内マネーでレートを調整するくらいのもになるようです。
例えば、皮の鎧がリアルマネーだと100円、ゲーム内通貨で2500ゴールド必要。どちらを用いて購入するかはプレイヤー次第といった感じのスタイルみたいです。
次に特筆すべき特徴は、最大5人までのマルチプレイです。正確に表現するなら1人vs4人のマルチプレイです。このシステムが独特なんです。
この1人vs4人の4人側は、いわゆるTPSスタイルのハック&スラッシュな3Dアクションでガンガンモンスターを倒していくというスタイルの遊びができます。
そして1人vs4人の1人側は、なんと俯瞰画面で戦闘フィールドを見ながら、迫り来る4人のプレイヤー達にモンスターの小隊などを配置したり、柵などの障害物を設置したりといったRTSスタイルで戦うんです。
どっち側で遊ぶかで、ゲームのジェンルそのものが変わってしまうという大胆なシステムは新鮮ですし、作り手の野心も感じ取れる魅力的なタイトルのように思えます。
今後、もっと色々な詳細が明らかになっていくでしょうし、興味深く注視していきたい作品です。
【Fable Legends】紹介記事 http://m.game.watch.impress.co.jp/docs/news/20150227_690389.html
正直なところ、フェイブルのナンバリングシリーズより、魅力的に感じますです。基本無料ですし、リリースされる頃にはPCも新調できてる筈だからwindows10で遊んでみるつもりでいます。
その日の気分で、どっち側で遊ぼうとか選べたりするのは楽しいと思いますし、RTSとARPGの対戦っていうのがそもそも新鮮すぎるのです。
こういう、ジャンルの違うシステム同士が対戦するという切り口はこの作品だけで終わらず、ちょっとしたトレンドにまでなってほしいなって思ったりもしますです。
それでは今回はこれにて。また次回です。