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乙女日記Vol. 2421 もう1ヶ月経ったのですね。



ブログの更新を不定期に変更してから、早いものでもう1ヶ月経ちました。まさか1ヶ月もの間書かない(書きたい衝動に駆られない)とは思ってなかったので驚いてまする。



さて、この1ヶ月ですが、コレと言って報告することがないのですよw



ブログのネタを探し回り、書き上げるという毎日の中で費やしてた時間は浮いたわけですが、その浮いた分以上の時間、白猫プロジェクトに没頭していました。



白猫は最低でも月に7体の新キャラがリリースされます。(別途イベント等で数体追加される場合もあります)。で、6月の新キャラは好み的に欲しいのが不在気味だったので、ガチャは余りせずに、7月14日で白猫は一周年を迎えますので、確実に記念キャラのリリースがあるだろうと、ガチャに使用するジュエルをコツコツ地道に貯めていました。



で、思った通り記念キャラが登場。新職業としてドラゴンライダーが実装されたのです。



よし!ここにジュエルを全部費やしてやると、1500個ほど所持していたジュエルを握りしめ、ガチャに挑みました。とりあえず肩慣らしといった感じで5回ほど単発で回してから、11連ガチャに挑もうと思ってたんですが、その肩慣らしの単発の一回目でスルっと記念キャラが出ちゃいまして…( ・_・;)



かなり鼻息荒く、気合いも入れてたのに肩透かしを食らったような感じで…w(ただ出る確率はそこそこ厳しくて10万円以上注ぎ込んでも出ないといった恨み節を目にすることも珍しくありません)



そして、その記念キャラがすべてのキャラを過去にしてしまうほどのぶっ壊れな強さでしたので、全くガチャをする気が起きず、気づけばジュエルが2000個を越えてたという罠です。ちなみにジュエルを有料で購入した場合、5個で120円のようです。



ちなみにのちなみですが、キャラガチャは単発で25個。11連で250個。武器ガチャは単発15個で回せます。



個人的には1000個から1500個位をキープしておけば、どうしても欲しいキャラと、そのモチーフ武器を手に入れる勝負が出来る数かなっと思っているので、2000個オーバーならしばらくは余裕をもって遊べますデス



さて、白猫の話はそれくらいにして、世間的には先日正式に発表されたドラクエ11で盛り上がってるようですね。3DS版はともかくPS4版は予期してなかったので驚きました。


しかもただのマルチプラットフォームじゃなく、双方のグラフィックエンジンは全く別物で(内容はどちらも同じ)、言うなれば二本の新作を同時に作ってるようなものですから、スクエニの気合いの入れっぷりは凄いですね。



海外でそれほどセールスが期待できないタイトルに、ここまで制作費を割いて…大丈夫なのでしょうか…。ちょっと心配になります。



おそらく、ドラクエ10の成功がそういった色々な障壁を取っ払うことに影響してはいるんでしょうけど、少々無茶な気がするんですよね。



結局、9の時に携帯機だからと”ただ”それだけの理由で遊ばなかった人や、ゲーマーに必ず一定数存在するオンラインゲームを拒絶する人らが10を避けたという事実に対して、そいじゃ据え置きでも出してやんよ!オンラインゲームじゃないやつをさ!っという模範解答のつもりなんでしょうけど、たぶんね…売れませんよ。特にPS4版。言い方変えれば制作費的に重い方が売れず、3DS版の売り上げでなんとか総合的な赤字は避けれるかもって感じの結果になりそうだと感じてます。



無論、売れてほしいとは思ってます。まだまだフルプライスのパッケージタイトルでも、作品によってビジネスとして十分に黒を計算出来るんだという安心が業界の内外問わずに欲しい時期ですしね。



ただ、個人的にはゲームソフトをフルプライスでリリースし、その売り上げで黒を出そうというビジネススタイルは末期状態に突入して、破滅寸前まできてると感じているのです。



30年前と今と比べて、社会人一人が背負う1ヶ月の支出平均は格段に上がっています。

明瞭な所で、30年前は携帯電話の月額料金。ISPへの月額料金は存在してませんでした。この二つを合わせれば大体平均で一万円前後になりますし、そもそもの携帯電話、スマフォの端末料金も30年前には存在しない支出です。



更に電気、ガスなどの光熱費は値上げが続き、消費税の税率が8%になり、上がった税率分だけでなく、政府が大手企業から中小への税率分の圧力(上がった税率分を中小が負担し、卸値はそのままにしろというやつ)の規制と是正を強化したことにより、5%から8%に税率が上がっただけで済まず、3%%から5%に上がった時に中小が下唇を噛んで我慢しつつ負担していた分も一気に解放され、食品類の一部では尋常ない値上がりをしてるものも珍しくありません。(特に加工食品関連がエグい)



加えて医療費負担増(介護保険も含み)、都税、府税、市税の税率増、生活ゴミの回収に関しての有料化(指定ゴミ袋に寄る)。



あと、煙草も凄い値上がりで、30年前と今では、喫煙者の負担は倍以上です。



しかし、賃金は30年前とそれほど変わってないのです。



他にも、ケーブルテレビやBSなどの月額料金、個別チャンネルへの料金(ネットの有料動画配信サービスも含む)や、ガソリンの高騰、外食、中食の値上げなど、個人によってはそういった支出負担も見逃せないでしょう。



なのに、30年前と同じ娯楽を(グラフィックなどの演出は向上してるが、肝心の遊びの基本部分は殆ど同じ)30年前より高い価格帯にしてのフルプライスで買ってくださいというのは、無理を通り越して無茶だと思うんです。



事、娯楽という分野に絞っても、この30年で多くの新しい娯楽が生まれ、それらの競合相手と競わなければいけないのに、価格帯や売り方のスタイルを殆ど変えず、売る為の産業努力が全然進んでません。未だに面白い作品を作れば売れるなんてことを本気で信じてる作り手も少なくはないでしょう。



もう、それじゃ駄目なんだと。根本的に”売る”という仕組みそのもに改革を起こしていかないと、年々生まれてくる娯楽分野の競合相手に押されまくるだけ。



そして、今後も増えるであろう、社会人が背負う支出負担額に対して、フルプライスのパッケージソフトなんて、その支出枠の中に果たしてどれだけ居場所を確保してもらえるでしょう?



そういった意味では昔は面白いゲームを作れるクリエイターが求められ、もてはやされてましたが、今はクリエイターよりも(不要だという意味ではない)、イノベーターの台頭が急務であり、どう作るかよりも、どう売るか。そこを最重要視して動いていかないと、加速度的に進行している市場規模の縮小は止められないと思うのです。



そこを軽視し、良い物を作れば客は戻ってくるさと、楽観視し続けた結果の最悪が音楽業界で、破滅寸前になってから売り方の問題に各レーベルが個別に慌ただしく動き出したことで、制作業界と小売り市場の意思統一も成されないまま、現状の各個ゲリラ戦を仕掛けあうような同一メディア内での潰し合いに陥ってるわけです。



音楽業界も本来ならハード業界、ソフト業界、小売り業界が連携を密にし、新規の販売スタイルを協調して確立していけば、こんな酷いことにはならなかったはず。



ハード業界はテクノロジーを、ソフト側はコンテンツの頒布権利、小売りは流通をそれぞれ人質にして、三者が三者とも自分らが一番得をしようと押し合いへし合いしてる間に、時代はその三者の上を通り過ぎて、データ配信の波が生まれ、後追いで業界全体がそちらに向かったものの、バラバラでしたから足並みも揃わず、配信サービスのビジネスモデルの完熟具合では今でも欧米の足下にも及ばない状況です。



レーベルからの直接配信、総合配信サービス業者からの配信、ハードウェアのコンテンツポータルサービスからの配信など、今でも足並みはバラバラ。そして潰し合いを続けてる始末です。



そんな悲惨なことになる前に、ゲーム業界は足並みを揃え、新規の顧客を獲得するための、新しい売り方を確立してないとマズいのです。それがアイテム課金などと、浅はかな結論で思考停止するのではなく、もっと先。10年先に娯楽ビジネスの先頭を走る為に必要な施策とは何なのか?時代の移り変わりの先読み、テクノロジーの進化で促されて変化するであろうプレイスタイルも含めた上でのイノベーションが今まさにこの時に必要なんだとcocさんは強く感じてる次第です。



そういった意味で、ドラクエ11は良くも悪くも、今の、そして今までの終わりを告げる存在になるんじゃないかなっと思うわけです。



さて、1ヶ月振りにテキストを書き進めてみたら、途中で興に乗ってしまいどんどん長文化してしまいました。書いてる途中でマズいなとは感じてたんですが、1ヶ月振りというのを免罪符に自制することを放棄してしまいましたw





そんなわけで、白猫ばっかりに時間を割いて…割きすぎて、結局未だにPCの買い換えに動けてないcocさんなのでした。けど、そういうところが持ち味でもあるんで、順調に快調とも言えるのでしょう。



ではでは、今回はこのへんで。次の更新はもうちょっと間隔を短くしたいかなっと思いつつ、今回は終了なのです。



それではまた次回です。

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