今月に入ってから『全日』は大変な騒動で
大変でござるな。
一応まだ知らない人に解説。
全日本プロレス元社長三沢光晴氏が役員会で
解任案決議により、全日から離脱。
後日、三沢氏の解任案を進めた『百田』氏を
筆頭に主要役員が辞任。全日本を離脱。
6/17
全日を離脱した三沢らが記者会見を行なった。
それによると全日を離脱する選手は
三沢 永源 井上 百田 田上 秋山 小橋
ラッシャー木村 泉田 小川 高山 大森 菊地
浅子 小林 志賀 本田 橋 森嶋 力王 垣原
丸藤 金丸 池田(元バトラーツ) 練習生一名
レフェリーのマイティ井上
及び日本テレビより出向役員であった
大八木賢一氏
つまり、川田、渕、マウナケア・モスマンの
3選手以外の全ての選手が
三沢氏に帯同する形になった。
注目の三沢は会見にて
「社長に就任してから約一年、その間に自分のやりたいプ
ロレスと全日本とギャップがあった。」
そのギャップとは
「時代の流れに沿うプロレスをやることは全日本プロレスを壊すこと」
馬場さんについて
「自分のやるプロレスはこれからも変わらないのでこれからも見守って欲しい」
旗揚げ戦は8月をめどにしている。
馳選手とは現在話しあいの段階とのこと。
馬場元子氏の声明文にたいしては
「喧嘩するつもりはない」
これに対して全日本プロレスは
「6/17に離脱選手全員の辞表が届いた」
とコメント。
次期シリーズは外人選手が来日すりことに
なっていたが川田、渕の日本人選手だけで
マッチメークは不可能ということで
離脱選手にも参加交渉中とのこと。
ここで先立って、各マスコミ宛に送られた
馬場元子氏の声明文FAXを記載します。
- ----------------------------------- 今回の全日本プロレスをめぐる一連の動きにつきまして私の考えを述べさせていただきます。
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夫である馬場さんが思いも寄らぬ時期にこの世を去り、私は馬場さんの遺志を継ぎ、全日本プロレスを隆盛に導いてくださる後継者として三沢光晴選手に代表取締役に就任していただきました。
ところが、三沢社長は、その職務を全うしないまま、今回の解任劇を演じ、私は狐につままれたような想いです。
私は、馬場さんの生前は、馬場さんの妻として夫の意を汲み、時には会社のため憎まれ役もはたして参りましたが、これは全て会社のため、レスラー、社員のためを想ってのことでした。
そして、三沢選手の社長就任後は、役員として必要な助言はいたしましたが、会社の経営についてはそのほとんど全てを三沢社長にゆだねてまいりました。
ある報道によれば、私が会社の「金庫」を手放さなかったことが対立の原因であるかのように申されておりますが、そのような事実は一切ございません。
このたびの、ことに5月28日の社長解任劇の伏線は、今年の2月からの三沢社長の動きに当たります。
三沢社長は代理人弁護士を立て、これまで会社で開いていた役員会をわざわざその代理人事務所で開くようになりました。
そして、そうした時期に符合し、全日本プロレスの子会社に対する支払いが違法であるとか不当であるとか声高に主張し始め、それ以降の役員会は毎回そうした話ばかりで、全日本プロレスの実質的な運営に関する話は全くなされなくなりました。
全日本プロレスは、本体である同社と子会社4社を以て構成運営され、それぞれに社員を抱えておりますが、私は、馬場さん時代からの経営を引き継ぎ、三沢社長の承諾のもと子会社の経営をなしてまいりましたので、違法だとか不当だとか難詰される覚えは全くございません。
今回の解任劇、辞任劇の発端は、5月28日に開催された臨時役員会にあります。当日は、全日本プロレスの興行のさなかで、私は、なぜそうした日に役員会を開く必要があるのか不思議に思いながら会に臨みました。
そうしたところ、役員である百田義浩氏より突然三沢社長を解任する旨の動議が提出され、何の納得ができる説明もないまま可決されました。
私は、訳もわかりませんでしたので反対いたしましたが、今回辞任した取締役の賛成で可決されました。
そして、昨日の辞任劇です。
昨日、私は、今一度三沢社長に原点に戻って全日本プロレスの社長に復帰してもらうよう話し合うつもりで出席いたしましたところ、6名の役員ですでに示し合わせていたのか、次から次に辞任するとの言葉を残して退席し、数分で役員会は終了し、私は狐につままれたような気分でした。
今にして想えば、今回の解任劇、辞任劇は、数ヶ月前から三沢社長が独立を目指して計画したものとしか思えません。
あまりに流れが出来過ぎているからです。
選手との契約をずるずると先延ばしにしていたこともそうですし、三沢社長が保証している全日本プロレスの借入金を役員会に何の話のないまま最近億単位で返済していることも今から思えばなるほどと思えます。
今回の事態に遭遇し、馬場さんがこの場にいてくれればと思いとても悲しく悔しい気持ちがいたします。
何の責任も取らず任務を放棄した三沢社長とその同調者に対しましては噴りの念を禁じ得ませんが、私には残された選手と社員を守る責務があり、いかなることがあろうと全日本プロレスを存続する決意です。
幸い今回の事態にもかかわらず川田選手、渕選手が馬場さんの遺志を継いで全日本プロレスを盛り上げることを誓ってくださいましたので力を合わせて頑張りますとともに、今後のことにつきましては株主であります日本テレビ様とよく相談のうえ方針を決定し、改めて皆様にご報告申し上げますので、今までに変わらぬご協力をお願い申し上げます。
また、ファンの皆様にも大変ご心配をお掛けしておりますことをお詫び申し上げます。
以上が今回の御家騒動のあらましです。
世間では、元子氏に対する非難の声が
多数を締めており。
三沢氏に帯同した選手の数を見れば
どちらの言い分が正しいか明白ではありますが
私個人の思いは、どちらの言い分が
どうとか、こうとかは知ったこっちゃないです。
実際の真実が表面に出てくるわけでは
ありませんし、、、。
それよりも、双方ともFANを無視しすぎでは?
理念。思想。それも大切でしょうが、、、。
それ以前にFANあっての興業でしょうに、、。
今回何故、川田が残留したのか、事の真意は
謎ですが、確実に言えることは、川田VS三沢の
試合を私達FANは見れなくなったと
云うことです。
その点について、がっかりするFANは確実に
沢山いるでしょう。
私は全日信者というわけではなく
プロレスが好きなので今回の騒動で
また魅力的なカードが無くなってしまった事に
憤りを感じています、、、。
それと、元子さんのFAX、、、。
なんですか、、、。あれ、、、。
自分の気持ちや「私は悪くない」的な文面を
延々と、、、。
実質的なオーナ-とさえ評される
1会社役員が示す内容ですか、、、。
あなたの気持ちを知らされて
私達FANにどうしろと?
ふざけるのもいい加減にして欲しいものです。
東京ドームを満員にするほどに支持を
受けている、プロスポーツ興業会社の役員で
あるならば、FANを1番に考えた言動を
するべきなのです。
結局、元子氏は、天龍に嫌われ、鶴田に嫌われ
三沢にも嫌われ、全選手にも嫌われたわけです。
まっ。そんな事より、川田さんが心配です。
競う相手を失えば、おのずとモチベーションは
下がりますからね、、、。
今後、この騒動の成り行きから、目が離せません