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エアロi講座(笑)

  エアロi講座(笑) kag 2001/02/20 04:25:22 
  講習ステップ2その1〜旋回概念〜 kag 2001/02/23 00:34:36 
  その2〜回避旋回テク「ラダ−で騙せ」 kag 2001/02/23 01:38:01 

Re: エアロi講座(笑)  返事を書く
kag 2001/02/23 01:38:01
その2〜回避旋回テク「ラダ−で騙せ」

さて、ここでは旋回テクが最も必要とされる、後ろに付かれた際の
旋回回避行動「ガン編」をレクチャーします。

攻撃回避旋回をする際に、皆さんは「ラダ−」を使って
いるでしょうか?(ラダー操作はパッドのLRですね。)
機体をロールさせ、機首を持ち上げて旋回をするだけでは
敵に旋回軌道を先読みされ、ガンの餌食となってしまします。
先読みされると、何故ガンが当たってしまうのか?
それは、ガンにしろミサイルにしろ、放物線を描かず真っ直ぐ撃った
方が、確実に当たるからです。
ですから旋回軌道を先読みされると、その旋回軌道上に敵が待ち伏せ
出来る形となり、ガンを真っ直ぐ撃たれて撃墜されるわけです。
ミサイルならまだしも、ガンは追尾性がないので相手を追いながら
撃っていたのでは弾が放物線を描いてしまい、まず当たりません。
(この当たらない放物線を描く弾を「小便弾」と言います(笑))

ですから、追う側は旋回軌道を読んで待ち伏せし、また追われる側は「読めない軌道」を描く必要があるわけです。
そこで追われる側が活用するのが「ラダ−」です。
旋回をしながらL、またはRを押し続けてみて下さい。
HUD表示のウイスキーマークとベロシティーベクトルの軸が
ずれたと思います。
これはどういう状態かというと、「機首の向いている方向」と
「機体の進んでいる方向」が違うということです。
つまり、機体は上、または下滑りをしながら旋回しているわけです。
(車でいうと、ドリフト状態です)
さて、ここで「追っている側」は勘違いをします(笑)
実際は斜め方向を飛んでいるのに、機首の方向を目で追うことにより
真横旋回していると間違った判断をし、そこに先回りしてガンを打つ
わけです。追われる側はラダ−を使って旋回軸をずらしている
ワケですから、当然あたらないワケです。

この隙にバレルロールでガンをかわしながら、エアブレーキで減速し
敵を自分の前に追い越させればいいわけです。
速度が有る時は、ループして回りこむ策もありますね。

実際の戦闘機乗りも、こういう状況下ではとりあえずラダーを
蹴っています(笑)(実機ではラダ−は足で操作します)

以上、旋回時でのラダ−騙しテクでした。次回はミサイルの追尾概念と
理想ミサイル回避軌道について書きたいと思います。
ではまた〜(^o^)/

   └次回投稿を熱望(笑)(T/O) リガズィ 2001/03/11 00:56:03 

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