連載第3回目の今日は
今後のコンシュマー戦争の鍵を
握っているかもしれない
『X-BOX』のお話しです。
まさに黒船来襲と言わんばかりの
インパクトで発表された
アメリカ ウインドゥズ社の『X-BOX』
このハードのウリは
何と言っても『オールインワン』
モデムは勿論、8ギガHD
DVD(再生機能付)登載等が
最初からパッケージングされています。
公式発表の席では、『PS2』の3倍の
グラッフィク能力を持つと
発表されてはいましたが、この点には
少し疑問を感じます。
仮に発表通りそれだけのグラフィックパワーを
『X-BOX』が備えていたとしても
はたしてコンシュマー機にそれほどまでの
パワーが必要なのでしようか。
そこらへんの所でこの頃の業界のスタンスと
ユーザーニーズにズレを感じるのは
私だけでしようか、、、。
ただ『X-BOX』は日本の市場で
化ける可能性を秘めていると、私は思います
昨日の『PS2』で述べた様に
今後『PS2』は、ネットワークに
対応していきますが、その点に於いて
ユーザは沢山の出費を迫られる事となります
しかし『X-BOX』はオールインワン
しかも、現時点での発売予定時期は
2001年 秋。
価格もどうやら『300ドル』以下らしいので
充分な魅力になるでしよう。
丁度『PS2』に対してあれやこれやと
出費がかさんで『PS2』ユーザーが
うんざりしてきた時に
オールインワンモデル『X-BOX』登場となれば
おもろしくなりそうです。
さらに日本人はブランドに弱いですから
「あのウインドゥズのマイクロソフト社が世に送り出す。高性能次世代ゲームマシン。オールインワンで登場」っといった感じの広告展開がされれば
あの『PS2』くらいで100万人規模が
踊ったわけですし、それに加えて
『ウインドゥズ』と云うキーワードが
ゲームに関心の無い人の目をを
さらに集める効果があるでしょう。
PCなんて全然わからないけど
『ウインドゥズ』なら知っていて
どうやらコンピュータのトレンドらしい。
興味はあったけど「PCは難しそうで、高価だから、、、でもX-BOXなら安いし、あのウインドゥズなんでしょ」みたいな感じの
OS?だけど『ウインドゥズ』なら聞いた事ある。といった人々の実は憧れていたPCへの興味心を刺激して
『PS2』にうんざりしてきた人と一緒に
一気に『X-BOX』に流れる可能性も
無きにしも有らずなのではと、私は思います。
確かに今までの日本の
コンシュマーマーケットでは
海外メーカーのハードが好セールスを
記録した例はありません。
この『X-BOX』も過去、鳴り物入りで
上陸してきた、ハードと同じ運命を
たどる可能性は大だと思います。
しかし、今この日本の
コンシュマーマーケットで
一番化ける可能性は『X-BOX』が
持っていると私は思います。
大ヒットか、てんで駄目かの
どちかかでしょう。
X-BOX 主なスペック
CPU:600メガヘルツx86互換CPU
メモリー:64メガバイトRAM
グラフィック:300メガヘルツ 3DグラフィックプロセッサーX-chip
その他:8ギガHD、4倍速DVDドライブ
●通信機能:100メガbpsイーサネット
●発売日:2001年 秋 予定
●価格:公式的には依然 未定
URL http://www.xbox.com/