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乙女の『なんてったってDCしょっ』 Vol.3 DP4とMP3について

さて、昨日は『ドリームアイ』について
簡単に触れましたが、今日は少し『アイ』を
含んだ上、さらに他の周辺機器にも話題を
広げて進めていきます。

昨日、ご紹介した『アイ』について個人的に
少し疑問に思う事が実はあります。

それは『アイ』に同梱されている
『アプリケーションディスク』の
『ビジュアルパーク』に登載されている
ブラウザ機能についてなのですが

このブラウザ、『いまさらなんで?』って感じで
性能が『DP2.1』なんですよ、、、。

あれは、たしかDP3がリリースされて間も無い
五月中頃にセガさんの方が出されたコメントの中
に『現時点では問題無く動きますが、将来的には
DP2での接続は出来なくなるようになると考え
ています。』っと云った感じの発言があったので
すよね、、、。

その件については、どうなるのかが疑問です。

『アイ』に『DP2、1』が登載されてるなら
上記の件は無しになったのですかね、、、。

ただ、次のドリームパスポート4では
かなりブラウザ機能に変化が起きるようなので
『DP2』との相性は現DP3以上に広がるのは
必定です。

しかし、考えみると、現在市場に出回っている
DCのNET機能に対応しているゲームソフトは
その殆どが『DP2』(カスタムですが)ですし、
使えなくすると云うのは問題ですね。

そうなってくると、8月とも10月とも言われて
いる『DP4』の性能について見えてくる部分が
あります。

そもそもブラウザ性能と云うものは
大きく二つに分けられます。

全ての基本となる処理性能と
その基本性能に準じて登載される追加機能です。

主にインターネットで使用されるブラウザ規格は
ネットスケープ(NS)と
インターネットエクスプローラー(IE)の2つが
現在の主流となっています。

平たく言えば、ビデオの規格の
『VHS』か『ベータ』かって感じです。

『ドリームパスポート』は『1』の頃から
現在の『3』に至るまで『NS』を登載してきま
した。

『NS』や『IE』も『DP』のように
何度もヴァージョンアップを繰り返しており
『DP3』では『NSver3』に対応しています。

まれに『DC』でネットサーフィンをしていて
なにも動作を受け付けないHPに出会う事があり
ますが、それは上記の規格の違いか、verの対
応がされていない為に起こる現象です。

一応、ビギナーの方への配慮として
ブラウザについて簡潔に説明をいれてみました。

それでは話しを『DP4』のブラウザ性能に
ついて見えてくるものとは?に戻します。

結論から言うと『DP4』の基本性能に関しては
『NSver4』がサポートされると云う噂をよく
耳にしますが、、、。

個人的見解として、『NSver4』への
対応は可能性としては低いと考えてます。

次回の『DP4』に於いても機能の向上に
留まると考えるのが妥当でしょう。

先頃発表された『java』への対応
(日記過去ログ6/10参照)
クレジット決済認証システム
インターネット電話など『セガ』がDC市場に
於いて、今まで展開してきた思想に乗っ取った
これらの追加機能を見ていると、ブラウザ性能
のversionUPは、まだ時期では無い様に思えま
す。

これは私の様にDCのみでHPを作っている者に
とっては残念な事ですが、DC産業の大局から考
えてみると、私達のようなHP作成者は、ほんの
一握りにしか過ぎませんからね、、、。

個人的に残された希望は『java』をサポートする
際に『NSver3』では事が足りないと『セガ』が
判断して、『NSver4』に対応するって云う感じ
ですかね(笑)

現に現在サポートされている『javascript』を
『NSver3』で使用するには対応の幅が、かな
り制限を受けますしね、、、。

さて、ここらへんで『アイ』から見えてきた
『DP4』の姿の話しに区切りをつけて
今後登場する予定のその他の周辺機器に話しを
移します。

主だった物は以下の3つになります。

『zipドライブ』『MP3登載型VM』
『大容量VM』です。

まずこの3つの中で一番発売時期を
予想しやすいのは『MP3登載型VM』です。

これは完全に『java』対応後となるでしょうから
早くても年末ですね。

しかし、業界の流れを良く含んで考察してみると
来年春(4月)近辺に発売と考えるのが、良いと思
います。

理由は、今WEB上で大きな問題となっている
音楽著作権問題です。

簡潔に説明すると、現在無法地帯と化している
WEBに於いての音楽使用に
『社団法人日本音楽著作権協会』(通称JASRAC)
が取り締まりを強化し、今年9月になんらかの
ガイドラインを発表。その後『JASRAC』
に登録がされている楽曲をWEB上で使用する
場合は、定められた『著作権使用料』を支払う
事となると云う動きがあります。

ここで注意して頂きたいのが、MIDI等の
音楽データも勿論適用内ですし、個人が耳コピー
などで作成した楽曲も元ネタが『協会』に登録
されていれば、これも適用内となります。
アレンジしても無駄です。

つまり完全なオリジナルと『協会』に登録されて
いない楽曲以外の使用については全て有料になる
と云う事です。

まっ。当然ですね。

中には「個人で楽しむ分には良いだろう」と
おっしゃっておられる方々もおられますが
たしかに『個人』でならOKでしょう。

でもWEB上にUPした瞬間から
『個人』では無く『不特定多数』への公開と
なりますからアウトですね(笑)

これらの問題がきちっと整備されるのが
来春とのことなので、『MP3登載型VM』の
発売もそれ以降になるのではと
私は予想しています。

何分、WEB上の不正使用音楽はMIDIに
留まった話しでは無いですからね、、、。
『MP3』ともなると、音質は格段に良くなりま
すから、問題視されるのは当然ですね。

ここで解説。[MIDI]とは?

HPで音楽が流れている所に一度位は遭遇した事
があると思います。
あれが『MIDI』です。規格の名前です。

[MP3]って?
これもいわゆる規格の名前です。
音質の記録精度が非常に良く、CDと比べても
人の耳ではまったく遜色なく
クリアに再生されます。

今後、音楽データのダウンロードが
盛んになるのは必定で、その来るべき時代の
主役と評されているのが、MP3です。

さて今回も長くなってしまいましたので
続きは、またもや明日と云う事で、、、(^^;

恐らく、明日で終了出来ると思います。

追加事項。

現在HPでMIDIを設置しておられる方は
注意してくださいね。

いくらMIDI制作者に許可を得て設置していた
としても、その曲が制作者の完全なオリジナルで
無い限り、著作権に抵触している事になります。

たとえば『Automatic』のMIDIデータ
を使用する際に『宇多田ヒカル』氏に、直接許可を
取っているなら話しは別ですけどね(笑)

それと有料化の件ですが、どうやら請求の範囲は
有料化後の使用者のみを対象にするだけではない
そうですよ。なんでも有料化以前に使用されてい
たデータについてもリサーチを行い、支払いの範
囲に入れるとか、入れないとか、、、、。

そんな案も実際にのぼっているそうです。
その為の『取り締まり強化』なのかもね。
お~~恐い恐い(^^;

まっ。要は著作者に許可を取らないまま使用しな
ければ問題は無い訳だわさ。(制作者でなくてね)

ビリージョエル様。あなたの楽曲、使っていいで
すか?(笑)

連絡お待ちしております(笑)

それでは明日に続くよん。

[special thanks]

YOKO-HMXさん

DP3のブラウザレベルについての情報を
提供して頂き、感謝です。

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