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乙女の嘆き Vol.3 セガさん、、、(-_-;)

セガさん、、、どうしたのでしょう?

お気付きの方も沢山おられるでしょうが
この10月のTV局編成改変期から
セガ(ドリームキャスト)が全ての
TV番組スポンサードから撤退したんですよ
(ごく僅かでは有るが、継続してるものも有)

一体、、、なにが、、、(-_-;)

ただでさえ、、、DCの知名度が
一向に上向かない現状があるのに
今後のTVCM粛清なんてことを
していったら、、、、

よく、今の時代、TVCMよりも
もっと別の広告展開の方が、、、って
意見を耳にしますが、、、
あたしは「ゲーム産業」に限っては
TVCMに勝る広告展開」は無いと
思っています。

店頭や、雑誌広告の宣伝活動なんかに
力を入れた所で「ゲーム産業」の性質上
効果的とは、とても思えません。

何故なら、一般の消費者に対しての
アピールを放棄していることに
繋がると思うからです。

現実的に考えて
TVゲーム業界のヒット商品の
条件とはいかにして一般の消費者を
より多く巻き込むかににかかっていると
断言しても、過去の実例からみて
差し支えないと思います。

店頭及び雑誌の広告展開は
確かにゲームユーザーに対しては
効果的かもしれませんが、、、
それのみの広告展開しか
行わないので有れば
ヒット商品の数字的限界は
非常に浅いものとなるでしょう。

残念なことに「ゲーム産業」は、
まだまだ、閉鎖された環境下に
有るのが実情です。

いくら雑誌で、高い評価を
獲得したところで、その結果の
セールスなんて、20~30万枚規模の
ありふれたセールス止まりに
なってしまうのは、今までの例を
振りかえって考えると明白な事実です。

それに、日本の広告メディアとして
揺るぎ無いトップの地位を築いて
いるのは、明らかにTVです。

音楽を例にとっても
ラジオという、音楽に一番適した
メディアであるにも関わらず
その宣伝効果はTVに到底
及ばないのが実情です。

ヒットチャートを見れば明白です。

チャート上位のミュージシャンの
顔ぶれは、まるでTVの音楽番組の
ラ・テ欄を見ているのかと、錯覚
してしまうぐらい、あからさまです。

TVにコンスタントに露出するか
しないかで、あからさまにセールスに
影響が出ます。

例えば、トップテンチャート上位の
常連だった人が、半年間の
ライブツアーに入り、TV露出が
少なくなった後の新曲は
確実に以前の勢いを失います。

つまり、日本の消費者の判断基準が
商品自体の質で判断するという
当たり前の事から、滑り落ちてる
傾向があるのです。

TVに露出→頻繁に目にする→大勢が知っている
→自分もその枠に入る→安心する。

このような図式のもとで日本の
メディア産業は動いているのです。

この図式に関しては、いまさら
ああだ、こうだ、と言っても
なんの解決にもならないですし
民族性と言うか、文化とでも
申しましょうか、いつも付いて回る
ものですから、、、。

勿論、全ての人に当てはめて
記述しているわけでは、有りません。

さて、少し、話しが脇に逸れかかって
いるので、戻るとします。

では、なぜ「ゲーム産業」にTVCMが
必須とあたしが思っているかですが
これは、以前にもこの「日記」の中で
書いたことなのですが
「ゲーム産業」はまだ一般的に
若い産業である為に、根本的に
浸透性がまだまだ薄いからです。

*詳しくは、日記過去ログ 5/9~5/16
(乙女が思う 21世紀のゲーム産業の行方)を参照して下さい。

TVに露出しないままになってしまうと
よりいっそう、DCは閉鎖された環境の中
限られたユーザーのみ、発展性の乏しい
市場となってしまいます。

先頃から、始まった
TSUTAYAのゲームソフトレンタルや
ドリームアイ。

そしてインターネットスターターキット等
一般消費者に対して充分に
アピール出来るだけの材料が
揃ってきたきた矢先の、、、
スポンサード展開粛清、、、、。

一体、、、マーケティング事業部は
どのような指針をお持ちなのか、、、

泥臭い話しととして
「スポンサードするだけの資金が無いのでは?」って意見も良く耳にしますが、、、

それは、ありえないでしょ(^^;

ただ、何かしらの理由は
勿論、有るんでしょうが、、、
その真実は闇の中、、、。

個人的な見解として
先頃、セガの開発室が、
それぞれ資本を別にして
分社化になったじゃないですか

その、分社化にに関しての
取引契約の都合上の時間的な
ラグではないかと、あたしは
思っているのですが、、、
はたして、、、

これは、確かに
あたしの中の希望的推察でしか
ありませんが、、、

もし、本当に今後も含んだ
本格的なTVスポンサード展開からの
撤退なのなら、、、
終わりますね、、、DCは、、、。

もし、いや、、、今後の
TVCM展開の再開時には
もっとDCならではの特徴を
強調したCMを作って欲しいものです。

現時点でのネットワーク機能
標準装備を全面に出して
キャッチコピーも脅迫めいた感じで
打ち出して欲しいものです。

例えば
「まだ一人でゲームやってるの?」ってな
感じで、今後、続々と増えてくるであろう
DCネットゲームをガンガン
アピールして欲しいものです。

勝てる商品を持っているのに
戦い方を間違え過ぎてるよ、、、
セガさん。

別にあたしは「セガ信者」じゃないです。
ただのゲームマニアです。

そのマニアから見て、DCの商品価値は
素晴らしいものだと感じているので
この現状が、歯痒いのです。

ソニーさんの実績から見て
現在のゲーム機と言えば
「プレイステーション」っていうのは
明白な事実で。

そして、一般消費者は
2台もゲーム機はいらないんですよ。

だから、一般消費者に
ゲーム機としてDCをいくら
売り込んでも、大した成果は
得られないのですよ。

そら、ゲームユーザーには
ゲーム機としてのアピールは必須
ですが、重要なのは一般消費者です。

乱暴な言い方をすると
ゲームユーザーなんて
出来のいいソフトさえ開発していれば
何もしなくても、ジャカスカ買ってくれるんです

肝心なのは、ネットもしない
専門雑誌も購読しない
世の中の流れはTVから嗅ぎ取る
その他大勢の一般消費者なんです。
これだけは断言です。

何度、、、言われたことか、、、
「DCってネットに繋げるんだ?」

一番のアピールポイントが
一般に伝わらな過ぎ!!

セガさん、、、、奮起して下さい。

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