とうとう、この日が
やってきてしまいました。
こんなことは書きたくなかったです。
でも書く日がきてしまいました。
2000年11月28日 午前2時頃
10年という生涯にTV君は幕を
降ろしました。(T-T)
以前から再三に渡って
この日記のコーナーで病んでいく
TV君の様子を綴ってきましたが
とうとう、さよならです。
(日記過去ログ5/1830。6/3.8参照)
思えば、病んでからも
頑張ってくれてました。
幾度と無く、限界に近付きつつも
なんとか踏ん張ってくれていました。
そんな、頑張り屋さんのTV君の
最後は、あまりにも唐突でした。
まるで、最後の最後の力を
使いきったかのように
なんの前触れも無く「プツン」と
あがくわけでもなく、まるでその時が
決まっていたかのように
静かに息を引き取りました。
変な奴と思われると思いますが
10年も使いつづけると
それなりに愛着が沸くものです。
TV君が息を引き取った後も
何度と無く、リモコンの電源ボタンを
押して、蘇生を願いました。
しかし、TV君は沈黙したまま、、、
すると、なんとなく
哀しくなりました。
そして、ネットゲームの
最中でしたので、予備の頂いた
TVにDCを繋ぎ直し
(日記過去ログ10/1参照)
プレーを続行したのですが
静かにたたずむTV君のことが
気になってしょうがないんですよ。
もしかしたら、今一度
リモコンで呼びかけたら
いつものように応えてくれるのでは
ないだろうか、、、と
でも、何度、呼びかけても
TV君の眠りは醒めませんでした。
永眠に就かれました。
この十年、よく働いてくれました。
膨大な時間を、TV君と過ごしてきました
沢山のTVプログラム、ゲーム、ビデオ
それらを毎日、映し出してくれました。
本当にご苦労様です。
今日は仕事が休みでしたので
昼間、TV君を隅々まで
磨いていました。
10年の月日で、かなり外見も
くたびれていましたので
気合入れて、ピカピカに磨き
上げました。
磨き終えたTV君は
とても、凛々しい姿でした。
その凛々しい姿を見ていると
哀しげな気持ちになってしまい
返事をしてくれなくなった
TV君に背中を向けて
少し、ふてくされました。(^^;
変ですね。あたし。
でも、自分でも驚くほど
哀し気な気持ちになるんです。
たとえ機械でも
10年も、連れ添うと
愛着ってものが、沸いてしまいます。
変なら、変でいいです。
キャビネットに刻まれた
小さな、キズ、、、。
その何個かあるキズの
一つ一つに、それなりに、、、ね
そんなことに思い耽ってしまった
寒い初冬の休日でした。