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乙女の嘆き Vol.5 不遇だ、、、

1月14日付けの日記に続いて、
今回も「○ァ○通」をネタにさして頂きます。

「1/26号」には
「2000年クロスレビューカタログ」っていう
小冊子がついていたのですが、それを見ていて
思いました。

「不遇だ、、、あまりにも不遇だ」と、、、

「クロスレビュー」自体は恐らく説明は
いらないと思いますが、一応簡単に解説。

雑誌発売週に発売されるゲームソフトを
4人のレビュアーによる、一人持ち点10の
採点方式による評価コーナーです。

そして、その「レビュー」において
30点以上の評価を下したソフトには
「殿堂入り」と評しているんですね。

そして、今回 付属していた小冊子の内容は
2000年度に「殿堂入り」したソフトの再編集
っていった感じのカタログだったのですが、
そのカタログを見ていてね、、、、。

ハード別の殿堂入りソフトの総数を
見たのですが、、、

圧倒的に「ドリームキャスト」のソフトの数が
多いのです。

昨年「殿堂入り」したソフトの総数は141本

ハード別では

●DC  46本
●PS2 36本
●PS  33本
●64  14本
●GB  10本
●64DD  1本
●WS   1本

ね、、、ダントツでしょ、、、。

いや、勿論、雑誌での評価がゲームの出来の
良し悪しの全てだとは思っていません。

あくまで、1つの見解にしか過ぎないと
思っています。

しかし、その一方で、発売されるコンシュマー
ゲームソフトを、1作品毎に限られた時間とは
いえ、全てのタイトルをチェックし比較、吟味
して点数をつけて発表しているのも事実です。

そういう経緯の中で「DC」のソフトがこれだけ
高評価を得ているのにも拘わらず、、、
世間から「DC」に吹く風が冷た過ぎます、、、

ゲーム機として充分な成果を上げていると
言っても差し支えないであろう、この評価結果

それらが市場に影響しないのが残念です。

やはり、この国の文化とも言える
「右習え」が、如実に出ていますね(^^;

みんなが「PS」だから、自分も「PS」、、、

そして、その結果「DC」はマニアックという
レッテルめいた見方をされてしまう、、、

完全なる不遇ですね、、、。

こういう所でも日本人の特徴が良く出てますね

よく「日本人は新たな産業を作り出すのには長けているが、その産業を成長させるには不向きな人種である」って評されますが、、、、

まったくそのとおりって感じですね(^^;

なにせ「右習え」が
商品の購入判断の基準において、重要な要素に
なっちゃてるんですから、、、。

凄く、誤解を招きやすい表現ですが
「見る目が無い」又は
「見る目を養おうとしない」って感じですかね

別に「PS」が駄目だと言ってるのではなく
「PS」よりもゲームとして、良い作品を提供
している「DC」に目が向かないのが、、、。

まっ。注目させる、されるは、作品の良し悪し
だけで決まる問題ではないんですけどね、、、

ただ、今回の小冊子のデータを見て
どうしても、書きたくなってしまったのです。

良い作品が、きちんと陽の目を見られる
そんな時代に早く切り替わって欲しいものです

追記

ちなみに「メーカー」別の殿堂入り作品数の
1位は22本で「セガ」でした。
「SCE」は6位で8本。

判って欲しいこの頃です(^^;

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