今日、仕事の帰りに、いつもお世話になってる
雑貨屋さんに寄ってきました。
(関連話題 07/23付け日記過去ログ参照)
で、そのお店で、店長さんと、ぺちゃくちゃ
ダベりながら、色々と物色していたら
それは、突然、あたしの視界に飛びこんできました。
愛くるしさは、狂おしい程に溢れ出ていて、
無垢な瞳は汚れも浄化してくれそうで、
頬のあどけない曲線は、無条件に温かみを沸きあがらせる優しさに満ちていて、、、、
え?何の話しをしているの?ってですか?
う、そうですね。こんな書き方は、意地悪ですね(笑)
そのお店で、あたしが目を奪われたもの
それは!!
陶器で出来ている『天使人形』なのでした。
もう、人目惚れって感じです。
なんでも、かなりの年代物だそうで、
店長さんの知り合いの方の倉庫で、ひっそりと
埋もれていたものを譲り受けたのだそうです。
陶器で形作られてるのに、今にも動き出しそうな、気配がするくらい、圧倒的な造形美に、完全にあたしは、まいっちゃってました。
で、その人形。
プライスカードが付いてないので、店長さんに
「これ、いくら?」って聞いたんです。
そしたら
「いや、値段つけようと思うんだけど、微妙なんだ、、、物が物だけに、、、、」って
少し困ってる様子なんです。
「やっぱ、高いの?」って聞いたら
「う~ん。売るなら、それなりの値段を付けようと思っているのだが、、、」
それなり、、、、にゅお!
やっぱり、高いのだろうなって思って
それで、あたし、黙っちゃったのね。
そしたら
「まだ、値段決めてなくて、迷ってたんだ。売り物するか、どうかって」
「でも兆度、気に入ってくれたようだから、どうだい?持って帰るかい?」って言われたので
「幾ら?」って聞くと
「まだ値札付けてないものだから、タダだよ」
って、店長さん言うのよ!
めちゃくちゃ、嬉しかったです。
勿論、「戴きまするるる~」って即答(笑)
で、箱に詰めて貰って、
全ての道が『ウキウキ通り』に思えるくらい
ゴキゲンな足取りで、部屋へと向かったのです
で、いつもと同じ用に、部屋の鍵を開けて
玄関先に人形の箱を一旦置いて、靴を脱いで
そいで、今一度、箱を抱きかかえて、リビングの入り口のドアを開けた瞬間に!!
突然、顔や、首や、足やらに
「バチバチッバチ!!」って、何かが飛んできたんです、、、。
解説は後でするってことで、まず情況をありのままに記述します、、、。
ドアを開けるあたし。
突然、何かがあたし目掛けて飛来。
その『何か』の直撃と同時に3つの音が、、、
あたし「きゃーーー!」
??1「ガシャ!」
??2「鬼は~」
はい。解説です、、、。
上記の『??2』は兄です。
もう、勘の鋭い人なら御分かりでしょう、、、
兄が、あたしが帰宅する前に、部屋に潜伏していたのです。
しかも『靴』を隠して、、、。
そんで、あたしに、飛んできたものは、、、、
『豆』です、、、。
そう、今日は『節分』でした、、、。
で、その節分に、このバカ兄貴は、何をどうしたら、そんなに浮かれられるのか、知りませんが、、、一人、テンションが上がっていたようです。
そして、、、、『??1』は、、、、
そうです、、、、。
陶器の天使人形が、床に落下した際に鳴った
音です、、、、。
「ガシャ!」です、、、。最悪です。
兄の勢いで叫んだ「鬼は~」が、尻すぼみになっていくのなんて、お構い無しに
その「ガシャ!」って音が信じたくなく、、、
あたしは呆然と立ち尽くしてました。
襟元から、兄の放った『豆』が床に落ち
静まりかえった部屋に「カツ―ン」って音が
鳴り響きました、、、。
その『豆』の音で、我に返ったあたしは
恐る恐る、足元にある箱の蓋を開けました。
その中の光景は、、、見るも無残でした、、、
時が止まりましたね、、、。
あたしの様子から、マズイ事になったと
うろたえ始めているバカ兄貴も、その時には
全く眼中に有りませんでした。
本気で、怒りました。
しかし、怒鳴ったり、わめいたりしません。
あたしは本気で怒った時は、まったく声をあげません。
そして口も一切開きません。
その怒りの対象である人物を、自分の意識の中から、排除します。
友人いわく
「本気で怒ったあんたは、痛快なほど冷酷」
って評されたこともあります。
『冷酷』、、、。
いや、そうかも知れません。
相手が、謝ろうが、何をしようが
まったく、相手にしませんから(^^;
と、いうより、意識の中で、その相手は
抹殺されている気味で、、、。
その人の存在自体、感じなくなるんです。
(^^;
兄も、そんな、あたしを良く知っていますから
何も言わず、帰っていきました。
しかし、呆れますな、、、。
いい歳して『節分』で妹相手に
「鬼は~」、、、ですよ、、、。
情けないです。
年がら年中、ハッピーニューイヤーですな。
あのバカ兄貴は、、、。
そもそも『節分』とは、、、
立春の前夜のこと指します
古代中国の暦法に基づいて、この立春を境にする前夜は、季節の変わり目にあたるため、歴では、陰と陽が対立して『邪気』『災禍』をもたらす恐れがあることから、追難(鬼払い)が、行われたことが発祥です。
そうです。由々しきものなのです。
誰も、妹相手に、豆ぶつけて、騒げ!などと
言っていません。
しかも、、、あのバカ兄貴、、、
手加減無しで、豆をぶつけてくれたお陰で
頬に内出血、、、出来てるし(--#
はあ~、、、、
あのラブリーでキュートでゴージャスな
天使人形さん、、、。
うちのバカ兄貴に成り代わり、、、、
御冥福を、、、、(T-T)
祈り、、、ます。
追記。
幾らなんでも、、、更新時間、遅過ぎだね
ごめんちゃいm(_ _)m