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乙女から見る21世紀のコンシュマー産業の行方Vol.14 ゲームボーイアドバンス『カードeリーダー』を発表

3月7日に行われた「ゲームボーイアドバンスプロダクト発表会」において、
「ポケットモンスター」のGBAにおける展開について説明を行なわれました。

その席で発表されたのは
『カードeリーダー』(仮称)という機器。

これは、ゲームボーイアドバンスの周辺機器で
これに「カードe」(仮称)という
ポケモンカードを読み込むと、
カードに記録されたモンスターの能力などの
データをGBA上で表示することができる物で、
「カードe」自体にも簡易的なプログラムも
搭載出来るというスグレモノです。

主なプログラムとして、文字。音声。
映像等が記録出来、容量もカードの縦方向
(長辺)に、2064バイト。
横方向(短辺)に1296バイトと、意外にも
大き目の容量を搭載。

10年程前に、流行した
「バーコードリーダー」の発展型と
考えてもらっても差し支えないかと思います。

さて、この『カードeリーダー』
なかなか、注目を集めるのでは?っと
思っています。

いわば、ゲームボーイで生まれ、その後のメディアミックスで、トレカが生まれ、それも大ヒットしたポケモンですが、そのゲームから波及したメディアが、この『カードeリーダー』によって、ゲームの世界に、現実のメディアミックスでの大成功を収めたトレカが融合できる訳ですから、まさに双方向リンクのマルチゲームの登場って事になります。

ただ、現時点では『カードeリーダー』に
対応する「カードe」の一枚当たりの単価と
販売形態が発表されていませんので、一概に
優れてると断言しづらいですが、、、。

単価、及び、販売形態が、トレカと同様クラスの流通で消費者に供給されるのであれば、かなりのヒットを望める商品ではないでしょうか。

こういった商品も、いわばネットゲームの
様相を含んでいると思います。

そうです。なにも電話回線等を使って、プレイするだけが、ネットゲームじゃないと思うのです。

カード交換を実際のトレカの要領でおこない
ゲームの幅が広がるのですから、それは充分な
ネットゲームだと言えると思うのです。

ゲームボーイの世界から飛び出して成功を
納めた「ポケモンカード」が、その姿を
少し進化させ、今度はアドバンスに帰って
来るわけです。

ポケモンFAN。そしてポケモンカードFANに
とっては、かなり期待大の周辺機器と今後
さらに注目を集めていくでしょう。

それで、肝心の発売時期ですが、

残念ながら、現時点では、今年の「秋」としか
告知されていません。

『カードeリーダー』の価格
「カードe」の価格、共に未定です。

これは、あくまで、あたしの個人的予想ですが

『カードeリーダー』自体の価格は
4800円か5800円でしょう。

「カードe」は、、、う~ん、、、
これは、かなり予想しにくく、、、
まったく自信は有りませんが、、、

5枚入りで200~300円くらいでは
ないかと思うんですけどね、、、。

ただ、5枚入りとかの少量形態で
販売が行われるのかも分からないんです。

主なターゲットの年齢層はポケモン層ですから
ベターな価格帯としては、、、
『カードeリーダー』が4800円で
「カードe」のスターターBOXが1500円。

この辺が妥当かな?

まっ、任天堂さんですから、、、
ベラボウな価格設定はないでしょう。

それでは、今日はこの辺で。

では、また明日です。

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