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乙女の『うるちま』見聞録 其の三

やはり、3Dの処理が追い付かなくなってきました。

人の往来が激しい所に顔を出すと、
かなり処理が危ういです・・・。

もう少し、様子を見るつもりですが
近いうちに2Dプレイに移行することに
なるでしょう・・・。

まっ、新大陸には当分いけませんし(笑)
旧大陸を遊び尽くした際に、ビデオボードを
強力な物に差し替えて、チャレンジすれば
いいしね(笑)

それにしても・・・
お金が・・・お金が・・・
足りないわ・・・

上手く自活できません・・(^^;

あたしは魔法使いで始めましたけど
どのネットRPGでもそうですが・・・

魔法使いは、初心者には辛いでする・・・
お金がかかり過ぎて・・・大変でし。

でもね、始めたばかりで、
言うのもなんなですけど・・・

このゲームの職業毎の特性って上手くバランス
取れてるわ。

魔法使いで言うと、確かに魔法は強いのよ。
一撃で与えるダメージが、大きいです。

しかし、単独で戦うと・・・
敵に距離を詰められて、ボコられるんですよね

すると・・・めちゃくちゃ打たれ弱い(笑)
半端じゃないです。(笑)

それに、魔法だって連発出来ませんから・・・
MPがね(UOではマナと言います)
無くなると回復は、自然回復のみなのよ。

この、自然回復が、ミソです。

よく有りがちな、MP回復薬とかが有ると
財力の揃った魔法使いは、無限に魔法が
撃てちゃったりするでしょ。

それが出来ないんです。
このシステム。ナイスです。

この、魔法連射が出来ないことにより
ぐっと魔法使いが、魔法使いらしく感じられます。

一撃は強力でも、連続詠唱すると、すぐマナが
切れちゃう。で、近づかれると、逃げるのに、
手一杯になり、余分なスタミナも消費するハメに(笑)

つまり、パーティを組んだとすると
魔法使いの力は、大きいですが、
戦士のサポートが無ければ・・・全く(笑)

そして、戦士は敵に近づかないと勝てない。
で、攻撃も受け易い。スタミナも切れ安い。
スタミナ補給しながら戦うのも辛い。

そこに魔法使いがいると、回復を後方から
出来るし、双方の力が相乗効果されるって事
ですね。

まっ。パーティプレイの大前提ですけどね(笑

でも、よく有るじゃない?

どの職業が一番強いか!?とかっていう
意見の交し合い。

UOには、そんな小さな視野でゲームが展開
しません。

各職業の特色と特技により
幅広いキャラメイクが可能ですから
どれが有利とか不利とかは無いです。

それに、戦うことだけが目的のゲームでは
無いですからね。

非戦闘員も沢山居ますから。
商人や羊飼いや大工や、細工師や
ほんと、様々な人達が生活してます。

そうです。適材適所がきちっと反映されてる
ゲームってことです。

あと、いちいち現実っぽくて、憎いんですよ
(笑)

お店に、何か売りに行くとするでしょ。

そしたらね。売れる時と売れない時が
有るのよ(笑)

なんでかって言うと、店員毎に、商品の在庫
設定があってね。

つまり、在庫が十分ある物は、買ってくれないのよ(笑)

これって、中世の生活の仕組みっていうか
ほら、現代では、そういったことも無く
リサイクルショップでは、ガンガン買って
貰えるけど、一昔前はそうだったのよね。

魚釣ってきて、売りに行っても
「それ、間に合ってるよ」って言われたら
別の魚屋さんに売りに行くか、諦めるかの
どっちかでしょ。

もう、憎らしいほど、現実臭いでしょ(笑)

そういう現実臭さが、
生活を今ここでしてるんだって感覚に
拍車をかけてくれるんです。

あと、プレイヤーの媚びてないところも
好感がもてまする。

つまり、プレイヤーに都合の良い展開を
してはくれないんです。

そこに有るのは、生活空間ですから、
「働かざるもの食うべからず」ですし(笑)

ちゃんと、努力していかないと
自分が欲する、未来には到底近づけません。

自分が何をすべきか、次は何をするべきか
どこに行くか、誰に会うか、戦うか、
それら全ては自分で決めて行動していかないと
何も起きません(笑)

ただ、時間だけが流れていくだけ(笑)

この自由度の高さのお陰で
自分が、ここに存在してると強く実感できるんですよね。

その結果、ゲームの中で
「運命」みたいなものを感じる事もできます。

ここにやってきたのは、自分の判断以外
何物でもないわけですから、そこで起きた
出合いや、別れ、ひらめき、絶望、
そんな出来事に運命なんかを感じるときも
珍しくありません。

あたしも、なんか早速「結婚」を
申し込まれましたし(笑)

取り敢えず、さりげなく笑い飛ばしましたけどね(笑)

いつかは、このブリタニアで、結婚するかも
しれないんですよね(笑)

誰なんだろ、その相手の人って(笑)

これから出合う人に、将来の結婚相手が居るのね(笑)

やっぱ、どんなに小さくてもいいから
家を持ってる人がいいわ(笑)
(↑今風(笑))

てっ、こんな現実臭いことまでにも
思いを巡らせられるのが「UO」の凄い所。

さて、今回から
「乙女の『うるちま』見聞録」は二部構成に
なります。

一部は、ゲームUOを色々な角度から
解説&紹介をしていきます。

そして、二部は、UOの世界に完全に依存した
日記を掲載していきます。

その日記の内容は、完全にUOの世界の
住人となった視点で書いています。

つまり・・・
ロールプレイダイアリーって事です。

え?判り難い?

う~~ん。じゃ~。そうね

一部は「coc」としてUOの解説&紹介。
二部は「REGA」という、UOの世界に
存在してる、あたしの分身がUOの世界での
出来事を綴っていく日記。

どうでしょう。こんな感じで、
違いは理解して貰えたでしょうか・・・?

まっ、文才が無いので、
ヘンテコリンでしょうけど・・・

これから、書いていくうちに、少しずつ
自分の文章っていう形みたいなのも、
出来上がってくるでしょうから、
暫らくは、ヘンテコな文体には目をつぶって
下さいな(^^;

それでは、二部開始です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ブリタニア暦XXX1年 4月26日

この日、私は意気揚揚とブリタニアの地に
舞い戻りました。

この地に転生されて、早くも既に4度目の夜を
迎えてました。

人は成せば成ると、良く言いますが、
まさに、そうです。

転生初日はその活動時間の殆どが「迷い」に
削られていきました。

この地で、私は生きていけるのだろうか・・・
大きな不安が、私の行動を迷い一色に
染めていました。

その不安の一番の要因は・・・言葉でした。

この地に転生してくる前には、私は日本という
島国に暮らし、大陸からもたらされた「漢字」
そして、その漢字を元に作られた「平仮名」
そして「和漢字」を主に使って生活していた為
非常に苦労しました。
(今も苦労は耐えませんが・・・)

なにせ、このブリタニヤには「英語」が主な
言語として飛び交っており・・・

英語が苦手だった私にとって、それは過酷な
環境と言っても良いくらいです。

唯一の救いは、私が転生した大陸は、私と同じ
「日本」から転生された方々が非常に多く、
その方達と、親睦を深めれば、深めるほど
「英語」で、理解出来ず苦労してる事も
親切に教えて下さるので、徐々にですが
言語の壁を乗り越え、様々な新発見の毎日です

そのようにして、少しずつ疑問も理解しはじめ
英語も自分の中で「記号化」を図り、絵として
覚えてきました。

この日の前日に、私は初めて「魔法」を
唱えることに成功しました。

魔法使いとして、この地に転生して3日目の
出来事です。

その、成功が、4日目の高揚を生んだのです。

意気揚揚と、私は「ヘブン」の町に戻ってきました。

早速、昨晩、中途半端に終わった荷物整理を
再開するため、一路銀行に向かいました。

この宿屋から銀行へと続く道の長さにも
だいぶ慣れてきて、迷うことなく銀行に
いけるようになりました。

丁度、銀行と宿屋の中間地点に差し掛かった頃
銀行の方から、見なれた姿が歩いてきました。

NI●●「ども」
REGA「おはろ~」

もう、すっかり顔馴染になった彼と、
今日の予定などを少し話し込み、再度会釈を
交わしながら、別れました。

私のこの日の最初の用事は、毛皮を銀行から
引き降ろし「ブリティン」という大都市に
売りにいくことでした。

しかし、私の記憶違いで・・・
預けていた毛皮の量が少ない・・・

これでは、わざわざ「ブリティンに」に
出向くのも、手間になってしまう・・・

取り敢えず、毛皮を引き落とすのを取り止めて
手ぶらで「ブリティン」で、落ち合う約束を
していた知り合いのKAGRINに会いに行く事に。

彼女とは馬を譲って頂けるとのことでしたが、
彼女と「ブリティン」で落ち合い、
馬の譲渡手続きを行なおうとしたのですが、
どうやら、まだ、ヤングという呼称を冠してる
未熟な私には、馬を譲り受けることが出来ない
ようでして・・・。

まっ、折角来たのだからと、勝手に質問を
幾度も浴びかけさせて頂きました(笑)

買い物を済ませ、取り敢えず私は彼女と別れ
「ヘブン」の街へ戻りました。

戻った足で、買い物をしてきた荷物を預け様と
銀行に足を運びました。

銀行の前まで来たときです。

私の視界前方に、犬2匹を連れた、
一見商人風の男性が歩いていました。

その直後、犬のけたたましい鳴き声が!

そうです。犬がモンスターに襲われて
交戦状態に陥ってました。

丁度、その現場にNISENと、もう一人
顔馴染のHU●●●●●●●が
居合わせていましたので
3人で、即座に救出に向かいました。

私のカバンの中には、先ほど「ブリティン」で
仕入れて来た「秘薬」が沢山入っています。

そのモンスターを倒す為に使う魔法で消費する
秘薬量としては充分過ぎる程の量でした。

NI●●●とHU●●●●●●●が
モンスターを足止めし
私の詠唱時間を作ってくれました。

前日までの苦戦が嘘のように、あっさりと
そのモンスターを退治することに成功し、
犬も2匹とも無事でした。

ようやく、私も見習い魔法使いらしくなって
きたかなと、、、すこし嬉しさが込み上げて
きました。

その後、HU●●●●●●●の提案で、
ヤングの恩恵を受けてる今の内に
他の地域に乗り出さないか?というのです。

たしかにヤングクラスだと、敵からの攻撃は
ありませんから(こちらから仕掛けない限り)
確かにチャンスです。

そして、「ブリティン」乗り込み計画を
話しあってる場に、もう一人知り合いが現れ
即決で、合計4人のパーティーで、出向く事に

本格的な「ブリティン」進出です!

更に気分は高揚しました。

以前から数度「ブリティン」には
訪れていたのですが、それら全ては
知り合いに会いに行く為だけで。本格的な
散策は未経験でした。

まず、驚いたのが・・・

ブリティンの街の大きさと、その賑わいでした

豊富な海の恵みが、沢山の人々を、この地に
呼びこんでるのでしょう。

見るもの、聞くもの全てが、刺激的でした。

ヘブンでは見たことも無い動物も沢山居て
街中を散策するだけで、驚きに満ちていました

港周辺では、沢山のフリーマーケットが
建ち並び、活気に満ちていました。

「俺が50で売ってる横で、20で売り出すんじゃね~~!」と、商売仇と口論をしてる者も居たり。

「皮買うよ~~何でも皮買うよ~~」とか

「お!ねえさん。ヤングかい!?ならこれ上げるよ。オラっちの焼いた特性ピザさ。ブリティンへようこそ!ってことで、今回はタダで上げるよ。」っと、ピザを頂いたり。

「服の新調はいかがですか~。安くしときますよ~」と、服を買わされかけたり(笑)

そこは、活気に満ち溢れ、物が豊かで、
人も溢れかえってました。

彼ら、一人々々の人生がここに有るんだな~と
只でさえ高揚している胸がより一層、高揚しました。

商人として、自分で物を作って、
それを販売して、生計を立てるのも良いかもと
思っちゃいましたよ。

一通りの観光も終え、
一路パーティーメンバー全員で、街の北に有る
墓場へ、モンスター退治に出かけました。

ここにも、驚きが沢山有りました。

まず、そこに集う冒険者達の強さに圧倒されました。

私なんて、隅っこの方で、
小物相手にちょろっと魔法を放って、
すぐ、秘薬を切らして、魔物に追いかけ回され
逃げ惑ってました(笑)

途中から、見物に回りました(笑)

市場で、無料で貰ってきた。携帯のイスを
取りだし、それに腰掛ながら、ピザを
食べてました(笑)

ヤングだから出来る芸当です(笑)

攻撃仕掛けない限り、
魔物からは攻撃されまから、魔物の群れの
真中でイスに腰掛け、おやつの時間(笑)

たま~に、攻撃を加えても、後は人任せ(笑)
でも、ちゃっかり、戦利品の分配は、頂きW

非常に楽でした(笑)

一通り、魔物退治見物を終えると、私は秘薬を
揃えに魔導屋さんへ。

豊富な在庫に目がくらみ・・・
ついつい・・・買い過ぎてしまった・・・

お金が・・・お金が・・・

と言う事で・・・明日はお金を稼がないと
かなりマズイ事に・・・。

とにかく、仕入れた秘薬を使い
ガンガン、魔物を退治して、お金稼ぐぞ!!

ブリタニア暦XXX1年 4月27日

前日の意気込みとウラハラに転生開始時間を
大幅に遅らせてしまった。

近い将来のギルド設立に向けての活動を
行なっていた為だ。

転生後、宿屋で目覚めた私は、前日の意気込み
どうりに、魔物狩りへと「ヘブン」南西部の
海岸沿いに向かい走りだした。

狩りの準備は、前日、宿屋で眠りに付く前に
万全の準備を整えてある。

攻撃魔法を唱えるのに必要な秘薬も十分に
用意してある。

私は、勝利を確信した足取りで海岸沿いを、
ひたすら西へと走った。

途中、幾体もの「ヘッドレス」という魔物を
見掛けはしたが、私の今日の標的は、
そんな雑魚ではない。

求める獲物、それは「モンビット」である。

どの位、走っただろう・・・

途中、走り続けるために休憩を取ることにした
所持していた携帯の椅子を取り出し、穏やかな
波打ち際を眺めながら、ビスケットを食べた。

潮風の香りと、ビスケットから漂うほのかな
香ばしさが、食欲を誘ったが、帰りの分も
残さねばならなかったので、程ほどに切り上げ
再び海岸沿いを西へと向かった。

やがて、海岸は北へと延び出した為
私は進路を南に変えた・・・

北には、なんでも「トロル」という狂暴な
魔物が生息しているらしいので、仲間と行動を
していない、今の私では、命を捨てに行くのと
同じだからだ。

やがて、きいちごが大量に群生している場所に
差し掛かった。

辺りに漂う、甘酸っぱい匂いに少しウツトリと
酔い始めたとき、非常に感にさわる泣き声が
私の耳をつんざいた。

そう。奴だ!!

この声は奴らの声に間違いない!

以前に1度だけ遭遇し、2人がかりで
なんとか、退治することが出来た
「モンバット」の声に間違いない・・・

緊張が、つま先まで達していた・・・

あの時とは違う。今は一人だ・・・
しかし、あの時以上に、魔法を使いこなせる様
にもなっている・・・。

できる・・・一人でも、勝てる・・・
いや・・・勝ってみせるさ!

慎重に木々の間を抜け足を進めていくと
一体の「モンバット」が岩にもたれるように
羽で身体を多い、ジッとうずくまっていた。

恐らく、昼間のキツイ日差しから身を守る為に
羽で身体を多い、休んでいるのだろう。

この魔物には悪いが、これを好機と言わず
何を好機と言うのだ。

私は呪文書を開いた・・・
こちらの存在には気付いてない。

私は今まで唱えたことの無い呪文のページを
開いた・・・

試してみよう・・・

「Lightning」を私は唱えた!!
私の詠唱により、天から一筋の雷鳴が
モンバット目掛け轟音と共に地面に突き刺さった。

その威力に私は驚いた・・・
まさに瀕死とは、この事を指すのだろうと
思えるくらいモンバットは大きな傷を受けている。

すかさず、トドメの「Fireball」を唱えた。

動き出して、三歩も動かないまま、
モンバットを仕留める事に成功した。

あまりのあっけなさに・・・私の体内に充満
していた「高揚感」は「うぬぼれ」へと変化
してしまった・・・

さらに、森の奥に足を進めると、モンバットの
群れと遭遇した。

私は先程の勝利に続けと言わんばかりに・・・
警戒を解き、近距離で「Lightning」を唱えた

しかし・・・生死を賭けた場に、己に都合良く
動く物事なんて・・・有りはしない・・・。

先程の戦いとは、うってかわって・・・
「Lightning」を受けたモンバットは
さほどキズを負っていない・・・。

焦りが私を襲った・・・
一転、敗走しながらの反撃を試みるが・・・
焦りが詠唱の精度を低下させ・・・
幾度も詠唱に失敗をする・・・。

気が付けば、私の魔力は底を付き・・・
魔法を唱えることさえ・・・
出来なくなっていた。

しかし、助けを求める仲間はいない・・・

逃げては、息を整え、、、
更に逃げて距離を一定に保つ・・・

ひたすら、それを繰り返し・・・
なんとか、魔力を回復させて、
ボロボロになりながらも・・・
勝利を掴む事が出来た・・・。

モンバットの亡骸の前で、
私は自分の「うぬぼれ」を恥じた・・・

その恥じらいは、、、戦いを続ける気持ちをも
消し去ってしまった・・・。

モンスターを退治し、毛皮などで報酬を得て
蓄えを増やそうと目論んだ私の計画は、
もろくも萎えた・・・。

やはり、一人で、戦いの旅に出るには・・・
早いということだろう・・・

まずは、仲間と合流するのが得策と考え
明日に、戦いの場を持ち越すことにし・・・

傷付いた身体を癒しに宿屋の暖かなベットへ
身体を横たえ・・・今日の過ちを自分で戒めた

明日は「ブリティン」の
墓場周辺にでも出向こう・・・

あそこなら、冒険者も多く、戦いに焦りが
出ても、助けを求めることができる・・・

うぬぼれの戒めで、寝付けない意識を
強引に瞼を閉じさせ、、、明日を目指した・・

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

下手で、すいません。(-_-;)

まっ。第二部はオマケって感じで
見てもらえれば、いいです(^^;

書き続ければ、少しは面白く書けるように
なるでしょう。

では、今日はこの辺で。

それでは、また明日お会い致しましょう。
御機嫌よう。

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