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乙女のゲームのススメ Vol.42 ぐるぐる温泉2

ようやく、収録ゲームの公式発表がありました

発表された収録ゲームは

・UNO
・麻雀
・ポーカー
・温泉捜査課(推理スゴロクゲーム)

以上の4つです。

この収録ゲームのラインナップには
いろいろと賛否がありますが・・・

ま、いいんでないでしょうか?

プレイしたいゲームが有れば買えばいいし
なければ、見送ればいいわけですし。

ナポレオンFANの人達からは悲痛な叫びが
聞こえてきてるようですが・・・・

その。ほら・・テーブルゲームコンテンツの
マルチソフトなんで・・・
どんなラインナップになっても、とりあえず
賛否は必ずでますから(^^;

あたしの予想では「UNO」は判っていたけど
「花札」も入るものと思っていたので
ちょっと、ガックシ・・・かな(^^;

ま、花札したければ
「NET VERSUS」を買えってこと
なんでしょうね(笑)


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*「NET VERSUS」とは?

将棋 囲碁 連珠五目並べ 麻雀 花札
リバーシ チェスの7タイトルで1900円で
発売されていて、各タイトルはオフラインでは
そのタイトルゲームしかプレイ出来ないが
オンラインに接続すれば、他の6種類、
つまり、全7種のコンテンツが
プレー可能となる、DCのテーブルゲーム。

キャラメイクも温泉を模範とした機能が
搭載されていて、低価格のわりに出来は優秀

[ NET VERSUS ]
将棋/囲碁/連珠五目並べ/
麻雀/花札/リバーシ/チェス

VM使用ブロック絶対値 32ブロック
対応:DCキーボード、ネットワーク

発売日:2001年5月24日
価格:各タイトル 1900円

発売メーカー:アットマーク
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ただ、個人的な意見ですが・・・

先に発表された、温泉2リリースに伴い
前作の「ぐるぐる温泉」のネットサービスが
今年の9月28日に終了すると告知があり、
おのずと、前作ユーザーは2に期待と願望が
膨れましたが、前作収録ゲームのゲームは
全てが引き継がれる形でなく、麻雀だけを
残すという形にしたのは、如何なものでしょう
やはり、前作収録のゲームは
全て引き継いだ方が良かったと思います。

そうすれば、2から始める人にとっても
前作で指摘された収録ゲームの少なさという
問題点も解消した形でリリース出来るわけだし

なぜに、引き継がなかったのか・・・
大いに謎です。

2から登場したコンテンツに
ユーザーを集める為っていうなら・・・
なんか、的外していると思います。

収録されてるのは、非常にベーシックな
テーブルゲームなのですから・・・
メーカーが意図する、しないに関わらず
麻雀が好きな人は麻雀するし、
将棋が好きな人は将棋をしてるし。

やっぱ、この手のテーブルネットゲームって
コンテンツの多さが、ユーザー獲得の一番の
効果を持つと思うんですけどね・・・。

だから、前作のナポレオン、大富豪、七並べ
そして将棋の好きな人達の「なんで~?」は
ごもっともな不満だと思います・・・。


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*ぐるぐる温泉終了についての補足
このサービス終了に際して、
現在までのロングランアクセスの
感謝という事で7月23日10時から
サービス終了の9月23日9時までの2カ月間を
無料期間として、サーバー使用料を無料にして
運用していくとも発表されました。
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それに、このぐるぐる温泉2は
マルチプラット展開を公式に発表しており
既に発表されてる部分では、DC、PS2
そしてPCと3つのプラットでリリースされ
勿論、異機種間での対戦もネットを通じて
可能です。
(さらに、対応プラットが増える可能性も有)

この、他機種でのリリース。
つまり、ぐるぐる温泉を知らないユーザーの
プラットに向けて商品を送るなら、
尚更、先に書いた通り、収録コンテンツの数が
重要だと思うのです。

特に、PS2のユーザーに
アピールして行くには、ネットで対戦!!
っていう部分だけでは、大きな成果を
得られないと思うのです。

もう、これは、どのネットゲームにも
言えることなんですが・・・

ネットゲーム及び、ネットそのものを
経験したことのない人にネットゲームの
面白さを、『ネット』という切り口のみで
伝えるのは・・・非常に困難です。

例えば・・・

麻雀なんて、凄いよ!駆け引きガンガン!
常に、他の3人の視線を気にしながら牌を
切っていかないと、すぐ手がバレるし。

でも、いくら、巧妙に牌を切っても
裏の取り合いで、裏の裏の裏のさらに裏!で
結局、一番簡単な役の「平和」かよ~~
く~~。やられた~~!

ってな所が、凄く面白いよ。
人が相手だと、盛り上がりまくりさ!
なんてことを、説明しても・・・
残念ながら・・・「ふ~~~ん」っていう
答えが返ってくるのが、関の山なんです・・。

プレイしたことある人なら
(温泉に限ってでなくネットゲー全般)
すぐ、その面白さが伝わるんですけどね・・・

こういった視点のみでアピールしていくのは
非常に辛いと思うんです。

特にPS2ユーザーには・・・。

あそこのユーザーは、
比較的、自分から発信する双方向な
コンテンツには慣れてませんから・・・

大半がメーカー始動の受け手オンリーな
ユーザーが多い傾向にありますから
ネットゲーム特有のコミニュケートプレーを
即座に聞いただけでは、上手く理解出来ないと
思います。

その、恐らく、大半を占めるであろう
受け手オンリーのユーザーに温泉2を
魅力的なコンテンツに映させるのに必要なのは
やっぱり、多数の収録ゲームが不可欠だと
あたしは思うのです。

まだ、小売価格が正式に
アナウンスされてないので
一応、4800~5800円の価格帯の
商品だと仮定して話しを進めます。

この価格で、4つのテーブルゲーム収録って
はたして、魅力的に感じるでしょうか?

勿論、ネットゲーム未経験の人達にとっての
魅力ですよ。

かなりの率で「魅力を感じない」という
答えが返ってくるのではないでしょうか?

ネットゲーム経験者なら、その収録ゲームの
1つ1つに、実数時間でどれだけのインカムが
自分の中で、動くかは予想できます。

例えば、あたしなら
「麻雀ベースで短時間プレイの時はUONかポーカーで攻めて、気が合う人と合流がスムーズにいった時なんかは推理ゲームもいいかも」
っていう、自分の購入後のインカム率が
想像出来、その結果、そのソフトを購入するか
しないかの判断基準の要素として持ってこれます。

でも、ネットゲーム未経験のユーザーの
判断基準って、多分、ゲーム数だと思うんです
「4つ?4つしかないの?なんか、すぐ飽きそう。ネット?でも4つしかないから、結局、すぐ飽きちゃうじゃん」って感じになるのが、非常に多いと思うのです。

このれは、有る意味、当然の判断方法かと
思います。

だってネット対戦したことなければ
ゲームという部分でしか判断できなくて
当然ですもん。

そういったユーザーを、温泉に引きこむには
最低でも10種類くらいのコンテンツが
収録されてないと魅力を感じて貰えないのでは
っと、思います。

しかも、PS2では
例の「シンプルシリーズ」で
11種類のテーブルゲームが収録されて
僅か2000円という価格で出てますし・・・

ネット未経験の人達でテーブルゲームでも
って思う人にとって、どちらが魅力的に
映るでしょう・・・?

そういう観点からも、前作のコンテンツを
全て引き継がなかった「2」に少々、懸念を
感じています。

ま~。実際・・・
PS2でネットゲームをするなんざ・・・
現時点で、正気の沙汰ではないんですけどね
(爆)

ほら、価格的にね・・・モデムも高いし。


で、肝心のぐるぐる温泉2の
コンテンツ以外の魅力ですが。

なにやら、チャットが絵的にパワーアップ
されてるようですね。

部屋自体にも、多数のバリエーションが増え
さらに、その中で、なにかイベントも
発生するようです。
(使用部屋、発言などによって発生するとか)

とりあえず、収録ゲームは4つと少ないですが
ネットに繋いで遊べば、かなり長持ちする
ソフトであることは前作で保証済みですし
DCネッターなら、押えておいて損の無い
ソフトだと思います。


それでは、今日はこの辺で。
また明日お会い致しましょう。

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