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乙女の『うるちま』見聞録 其の十九

先日、ふんだりけったりな目に合いました。

その日、日課の調教スキル上げにブリテン北の
狩り場で、動物相手に飼い慣らし行動を取って
いたんです。

すると、モンスターと遭遇しました。

でも、このモンスターが・・・

通常、その地域一帯で出現するモンスターは
数種いるのですが、どれも、そんなに危険な
相手ではないんです。

しかし、その日、遭遇したのは・・・
ガーゴイルというモンスターでした。

このガーゴイル・・・
結構、厄介なモンスターなんです。

そんなに打たれ強くはないのですが、
攻撃力が高く、陰険な魔法攻撃を主体に
襲ってくるので、油断ならぬ敵です。

そして、そのガーゴイルとであった場所が
まずかったんです・・・。

動物がウジャウジャと密集してる場所で、
そういう場所ではプロバイダーのバックボーン
的に弱いあたしのAPではコネロスを起しやすい
情況だったのです。

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*プロバイダーのバックボーン

簡単に言えば、
プロバイダーが1度に処理可能なデータ量の
限界のことです。

これが弱いと大量データの送受信が発生すると
回線遮断、もしくは、送受信遅延が発生し、
安定したデータのやり取りが出来なくなります

*コネロス

コネクションロスト。回線落ちのことです。

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もし、その場で戦いコネロスを起せば・・・
待っているのは「死」です。

ウルチマでは、宿屋、酒場、利用を許可された
プレイヤーハウス。自分のハウス以外での
ログアウトは、即座に、その世界からキャラが
消滅しない仕組みになっています。

つまり、上記以外の場所でログアウトを
行なった場合(回線落ちもログアウト扱い)
5分間、向こうの世界にキャラが残留してしまいます。

そうなってる時には、
勿論、操作は出来ませんから、
極めて、無防備かつ、危険極まりない状態って
ことなわけです。

コネロスの危険を回避するために、
少しでも動物などが密集してない場所に
移動しようと、ガーゴイルに魔法攻撃を
当てられながら、走り出したときです!!

逃げた先に、もう一体、ガーゴイルが居たのです!!

我が目を疑いましたよ(笑)

だって、その地域一帯で、ガーゴイルに
出くわしたことなんて、一回もなかったのに
いきなり2体ですもん(笑)

焦りましたさ。

で、挟み打ち気味な情況でしたが。
待ち受ける前方のガーゴイルの横を走り抜け
逃げたんです。

すると、突然、キャラの動きが止められてしまいました!

麻痺の魔法をかけられたようです。

ただ、ガーゴイルが放ったはずはなかったんです。

だって、ガーゴイルは画面外に居たので
彼らの魔法が届く距離ではなかったんです。

かるいパニックになりつつも、回りを観察してみると・・・

居たんです・・・。やつが・・・。

ガーゴイルに気を取られて、気付いてませんでした・・・。

リーパーです(木の姿をしたバケモノです)

そのリーパーに麻痺の魔法を打たれていたのです。

かなり、ピンチです。

1度、画面外に置き去ったガーゴイルが
ジワリと近づいて・・・とうとう。攻撃を
開始してきました(T-T)

こっちは、まだ、麻痺中です。

なにも出来ません。

唯一の救いは、事前に直接攻撃を無効化できる
防御魔法を自分にかけていて、ガーゴイル達が
魔法でなく、接近しての直接攻撃を主体で、
襲いかかってきてくれたので、麻痺解除まで、
耐えることができました。

麻痺が解除された瞬間、騎乗していた
ユニコーンから飛び降り、自分の姿を消せる
魔法を自分にかけ、敵の攻撃目標を
ユニコーンに移させ、ガーゴイル2体
リーパー1体がそれぞれ、ユニコーンに
攻撃目標を定めた瞬間に、透明状態から
復帰して、ユニコーンの援護って感じで
メテオという上級攻撃魔法を放ちつつ、
リーパーには、ファイヤーフィールドという
地面に火柱を立てる魔法でジワジワと削って
なんとか、3体を激破できました。
(リーパーは動かないので火柱で燃やし続けられる)

で、時計をみると、調教スキルを上げるのに
有効なバーストタイムというウルチマでの
特殊な時間帯が過ぎていたので、その狩り場を
立ち去り、街に戻ることにしました。

街に戻り、ふと思いつきで馬屋に出向くことに
しました。

この「馬屋」では、自分が手懐けたペットを
預かってもらえるというサービスを行なっています。

馬屋と看板上げてますが、馬だけでなく、
ペットなら、なんでも預けられます。

しかし、その預かり期間には制限があり、
現実時間の1週間のい間、ペットの出し入れを
行なわないと、勝手に売りに出されてしまうのです。

そろそろ、前回、ペットを出し入れしてから
3~4日経つので、忘れないうちに
出し入れしておこうと思い、リコールという
ドラクエでいうルーラの魔法で、馬屋に
飛んだ瞬間です。

あたしが、着地した瞬間、画面の中に
それは、それは大きい・・・・
ドラゴンの姿が映し出されていました。

最初は別に驚きませんでした。

それは、なぜかと言いますと、
馬屋周辺では、ドラゴン等は良く見かけるのです。

調教師の方がドラゴンを馬屋に預けているので
出し入れの光景は良く目にするのです。

事実、あたしも、一体だけですけど
ドラゴンを預けてます。
(あたしの預けペットは、ドラゴン、ナイトメア、ユニコーン(騎乗してない方)の3体です)

ただ、「あ、ホワイトウィルムだ」と思った
次の瞬間!!

そのホワイトウィルムの振り上げた足の爪で
思いっきり・・・切り裂かれたんです。

自分のライフゲージを見ると、
正に1ミリパワーって感じで、なんとか即死を
まぬがれてはいますが、もうあと一撃食らえば
確実に死ぬ情況です。

びっくりこきまくりましたので、
急いで、その場から逃げようとしたら・・・

ここでも、また・・・麻痺です。
そう、麻痺攻撃を食らっていたのです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*ホワイトウィルム

通称、白ドラゴンと言われる
調教可能モンスター。

通常のドラゴンより、やや強い。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もう駄目・・・って覚悟した時。
偶然、その場面を目撃した、馬屋に訪れた人が
ダッシュで馬屋に走りこみ、
なんと、自分のペットのホワイトウィルムを
出してきてくれて、麻痺してるあたしの真横で
白ドラゴンVS白ドラゴンの恐竜大決戦が
始まったのです(笑)

暫らくして、麻痺の効果が解除され、
即座に自分に回復魔法を唱え、残った魔力を
全て、あたしを襲ったホワイトウィルムに
ぶつけました。

じゃないと、助けてくれた人の白ドラゴンが
相打ちで果てる可能性もありますしね。

さすがに、フリーで
(攻撃を避ける必要が無い状態)
魔法攻撃をさせて貰ったので、一気に
白ドラゴンの殲滅に成功しました。

しかし・・・何故に馬屋の近くに
野生化したホワイトウィルムが・・・

つうか、馬屋の近くとか、そんなんじゃないです。

馬屋の入口です・・・。(T-T)

誰かが要らなくなったんでしょうけど・・・
(馬屋に預けれる数には制限がある為)

だとしても・・・
せめて、どこかのダンジョンとか・・・
危険が存在する場所に放置してくれないと・・
安全な場所である街中で、ホワイトウィルムに
襲われるなんて・・・たまりません。

同じテイマー(調教師)として・・・
感心できません・・・。

誰が被害にあうかなんて、判らないんだし。

ダンジョンでリリースすれば、ちょっとした
イベントぽくもなるのに・・・。

なんか、やな感じです。

つうか、殺されかけたのよ!(笑)

いや、生きてたのが不思議なくらいさ!(笑)

よく、ホワイトウィルムの一撃を
まともに受けて、生き延びれてたわ(笑)

最近、装備品を充実させておいたのが
ここで、役にたちましたよ(笑)

と、言う事で・・・
ドラゴンのポイ捨ては止めましょう・・・。

テイマーなら、支配した生物に愛情を!!

それでは、今日はこの辺で。
また明日お会い致しましょう。

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