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乙女日記 Vol.108 25歳以上推奨の内容ですが・・・

昨夜のチャット中に、事件は起きました!

その時、話しはガンダムのプラモデルの話しが、
まったりと進んでいました。

その話しの中、ある人が放った、何気無い1つの
発言があたしの封印されていた記憶を呼び起こす
大きなきっかけとなりました。

その発言とは!

「ロボダッチの「大木」を買うのは、幼い頃の夢でした(笑)」

ロボダッチ!!

あたしは、その発言を見た瞬間、とてつもない
衝撃にみまわれました。

そう、ロボダッチと言えば、
その昔、まだファミコンはおろか・・・
ゲームウォッチすらも市場に登場する以前、
玩具市場において、凄まじい勢いで
当時のチビッコを魅了しまくっていた
伝説のプラモデルキットです。

調べた結果、確実な確証にまで至る核心的な
データではありませんが・・・
1975年にプラモデル市場に現れたようです。

このロボダッチ。
すんごっく、人気があったんですよ。

今で例えるなら「ポケモン」です。
もう少し以前の世代なら、「アンパンマン」とか
「ビックリマン」。

さらに、もう少し以前なら「キン肉マン」。

1975年以前で例えるなら
「ひょっこりひょうたん島」と言ったところでしょうか。

取り敢えず、今のポケモンのルーツと言っても、
言い過ぎではないでしょう。

そもそも、ロボダッチはアニメ媒体から、
版権玩具ではありません。

なんでも、コミックで少しだけ、発刊されていたようです。
(100てんランドコミックスレーベルから3巻、あで発行。発行時期不明)

ただ、そのコミックから火が付いたブームって
感じではなかったと思います。

とにかく、ロボダッチは、そのパッケージで
全国の子供達を店頭で魅了していったんだと
思います。

ほんと、魅力的なパッケージなんですよ。

当時、TVコマーシャルも放送されていたそうです

「人間なら友達、ロボットだからロボダッチ」
って感じの歌詞がついてたそうです。

残念ながら、まったく、記憶にありません。

当然、このCMも当時、効果的に作用していたのでしょう。

ただ、繰り返しになりますが、
店頭でのアピールが一番、子供を惹き付けたものだとおもいます。

このロボダッチには、沢山の種類がありまして、
低価格のロボット一体モデルは100円から
販売されていて、そこから300円、500円と
バリエーションも豊富でした。

なかでも、子供達の憧れの的だったのが、
「宝島」や「大木」に代表される
ジオラマシリーズです。

このジオラマシリーズには、数体のロボットと、
島や、木や船を素材にしたジオラマが入っていて
当時の玩具価格としては、高めの価格設定で
1200円~2000円くらいしました。

このジオラマシリーズのパッケージが、
とてつもなく子供心を惹きつけられるんですよ。

これらのジオラマシリーズが陳列されている棚を
ジーっと見上げるのが、買い物に付いてきて、
おもちゃ売り場で放牧されてる子供達の必須行動
だったでしょう。

勿論、あたしもそうでした(笑)

たぶん、ロボダッチは男の子向けの商品だったん
でしょうね。

でも、あたしは、幼い頃、男の子が好む玩具しか
見向きしない子だったそうで(笑)

一番初めに、あたしが握って離さなかったのが、
スタージンガーという西遊記を元ネタにした
SF物のアニメがあったんです。

そのアニメで、悟空に位置するキャラが使ってる
如意棒の玩具があったんです。

ボタンを押すと、棒の両端がガシャン!って
少し延びるんです(笑)

この如意棒に始まって、ルパン三世、ロボダッチ
ガンダム、ゲームウォッチ、ファミコン。と
男の子街道まっしぐらでした(笑)

以前、母から聞いた話しですが、父にとっては
あたしは待望の女の子誕生だったらしく、
すごく、女の子としての生態を観察するのが
楽しみだったそうです(笑)

で、父はそういうのを期待して
着せ替え人形や、ぬいぐるみや、
いわゆる、女の子の王道アイテムを
何度もあたしに買い与えたそうです。

でも、その度に、まったくのノーリアクションで
兄のお下がりの、ウルトラマンのソフビとか、
チープの極み、銀弾鉄砲とかにしか反応しない
なんとも、生まれて即座に期待を裏切る子だったそうで(笑)

父が「こいつは、この歳にして、もう親不孝な子だ・・・」と嘆いていたそうです(笑)

そんな、あたしですから、おもちゃ売り場に
放牧されると、辿るルートは当時の男ロードの
モノレール→ミニカー→プラモコーナーという
王道のルートを辿っていたわけです。

ですから、当然、プラモデルコーナーで
ロボダッチを見掛け、魅了されていったのは
当然の成り行きです(笑)

上に書いた、当時のおもちゃ売り場においての
男の子の行動範囲と言うものは限られています。

大抵、さっきの3つのコーナーをウロウロします

その決まったルートを歩く獲物を、
子供心を惹きつけるイラストでパッケージし
獲物を一斉捕獲したのが、ロボダッチなのです。

ただ、昨夜、チャットで「ロボダッチ」という
商品名を見るまで、あたしの中では一切、
その存在すら、完全に記憶の奥の奥に沈んでいて
忘れきっていました。

そのことが、凄くショックだったんです。

あれほど、夢中になったのに・・・・
って、いっても、世代的にギリギリなので
ボンヤリとしか、覚えていないんですけど・・・

それでも、毎日、毎日、ロボダッチの
商品に封入されている、商品カタログの
ジオラマシリーズを見つめて、胸を躍らせていた
あの日々を、忘れきっていたなんんて・・・。

ほんと、ショックでした。

やっぱり、当時は、玩具業界が急変していきましたからね・・・。

ロボダッチ一色だった、プラモデルも、
ガンダムに火が付いた途端、
一気にその勢力分布を塗りかえられ・・・

その後、ゲームウォッチ登場。

キン肉マン。大ブレイク!

満を辞してファミコン登場。

ファミコンブーム真っ只中にも関わらず
ビックリマン大流行。

と言った感じで、次から次へと、大きな波が
押し寄せてきて、原点を思い起こす暇も無かった
感じです。

だから、気付かぬうちに、あたしの脳裏から
ロボダッチが消え去っていってしまってました。

でも、思い出した今、あの頃の熱い気持ちまで
一緒に蘇ってきちゃいました(笑)

ロボダッチ!!欲しいです!

宝島や大木などのジオラマシリーズ。
全部欲しいです!!

なんでも、98年に1度、何点か製造元の
イマイ模型から、復刻されていたようです。

しkし、その後の追い風が無く・・・
寂しい状態だそうです。

なんかね、ロボダッチって、
もう一回来そうな気がするんです。

非常に子供受けしやすい、分かりやすい
キャラクターですし、可愛いし。

あと、手頃な価格で販売できれば、
もう1度、ブレイクしてもおかしくない素材だと
思うんです。

ほら、最近、低年齢向けのキャラクター商品が、
飽和状態になってきて、キャラ不在の業界に
なりつつあるじゃないですか。

勿論、まだまだ、ポケモンやデジモン等は
根強いけど、もう、爆発ではなく安定期の
真っ只中でしょ。

ベイブレードなるものが、流行してるそうですが
その層よりもう少し下の層目掛けての決め撃ち
キャラものが不在気味なので、是非とも
ロボダッチなんて如何でしょう?

つうか、是非とも復刻してください(笑)

あたしの原点ですから、ロボダッチは♪


さて、熱く長くなりましたので(笑)
今日はこの辺で。

また明日お会い致しましょう。


追記

今回は特別に「宝島」と大木」の
パッケージの下絵カットの画像を追加で
加えておきます。

ファイル cocdiary20010813.jpg >

ファイル cocdiary20010813-2.jpg  

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