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乙女日記 Vol.110 バカ兄貴 万事休す(笑)

今日、突然、抜き打ちで、父上と母上が部屋に来訪されました。

びっくりしまたです。

うちの両親は、ちょっと変わっていて
子供の生活には極力干渉しないって感じでして、
今、住んでる部屋にも、越してくるときに下見を
していた時に一緒に母が見にきてくれた以来、
ずっと、尋ねてきてはくれませんでした。

ま、実家とそれほど距離が離れていないので、
あたしの方が、頻繁に実家に顔を出してるので、
様子を見にくる必要が無いってのもあるんでしょうけどね。

それに、実家から出て、
もう、だいぶ年月も経過してるので心配も少ないのでしょう。

実家から出てって言っても・・・
半ば追い出された(笑)って感じなんですけどね
(笑)

いや、うちの両親の方針は、
とにかく「自立心形成」なんです。

「いつまでも親に頼って生きてては駄目。我が子の一生の面倒を見れるのなら、喜んで請け負うけど、残念な事に我が子の一生の全ては見届けられない。なら、1日でも早く、自立して、一人で生きていく術を身に付けさすのが、私達の最後の子育て」

という、宣言を聞かされたのが中学卒業を
3ヶ月後に控えた、寒い雪がちらつく初春。

ま、なんとなく、覚悟はしていたんですけどね。

兄も、中学卒業と同時に実家を出てましたから、
多分、あたしもそうだろうと・・・。

でも、当時のあたしは、まだまだ甘ちゃんで(笑

「幾らなんでも、女の子だし、まさかね~」って
余裕ぶっこいてました(笑)

で、そんな甘ちゃんの期待は、あっさり却下され
15歳で、実家からでる事になったのでした。
(笑)

それからは、大変でしたよ~(-_-;)

だって、最初の部屋は、両親が用意してくれたの
ですけど・・・

それ以降の生活費は自分で稼がないと駄目で。

勿論、家賃も。

で、最初の1年だけ、学費を払ってくれるという
事だったので、まだマシでしたけど・・・

2年目から、学費、家賃、生活費、全部自分で
工面しないといけなくなったので、大変でした。

ま、当然と言えば、当然なんですけどね(笑)

お塩をオカズにしてご飯を食べた日々も・・・
1日や2日どころでは・・・(笑)
塩化ナトリュムご飯・・・結構イケル(笑)

でも、そこで、凄く鍛えられましたよ。

両親の意図するとうり、生きる術を
現実で体験して学びましたしね。

で、そんな両親がです!

今日、いきなりやってきたわけです。

最初、なんか、大事でも起きたのかと
心配しちゃったりもしましたが・・・

来訪の理由は、非常に判りやすい目的でした。

兄の退去勧告です(笑)

以前にも、チロっと書きましたが、
兄は、自分が住んでいた部屋を突然引き払って、
あたしの部屋に転がり込んできて、
そのまま居候してるんです。

で、それは両親に内緒だったんですね(笑)

ですが、どうやら、バレたようで(笑)
このバカ兄貴を叱りに両親は来訪されたわけです

あたしとしたら、願ってもない展開です。(笑)
「これで、やっとこの筋肉バカが部屋から居なくなるのね。にゅふふ」って内心喜んでると・・・

「cちゃん。あなたもこっちにいらっしゃい。」
っと、母に呼びつけられ・・・・

なんか・・・ヤナ予感・・って感じだったんです

そしたら。予感、見事的中・・・。

犯人隠匿の罪で同罪ということらしく・・・
兄と二人でお説教を頂くハメに・・・(笑)

くしょ~~!(T-T)

なんで、あたしが~~。

で、お説教のついでってことで、あたしには・・
「あんた、また痩せたね!食べてないね!」っと
お説教の豪華二本立て(T-T)

な、なんで、あたしだけ・・・
延長戦を食らってるのら~~(T-T)

で、俯きながら、ちらっと兄を見たら
ニヤリ!って感じで、あたしが延長戦を強いられ
てるのを嬉しがってるので、余計にムッキ~!
(笑)

しかし、「ニヤリ」も束の間。

兄にも延長戦が待っていました(笑)

「あんたも、暫らくここで一緒に暮らしてたのなら、この子が、ちゃんと食べるように注意しなきゃ駄目でしょ!」

っと、母に兄が捲くし立てられ始めました。

ふふふ、いい気味なり(笑)

そんな感じで、しばらくお説教は続きました。

まっ、久し振りのお説教だったので、
あたしとしては、楽しかったりしたりも(笑)

母も途中から、楽しんでた節も見受けられ(笑)

でも、兄の退去勧告は本当なので、
近日にも、この筋肉バカが、ようやく退去してく
るようなので、一安心でする。

で、早速ってことで、細かい荷物は一時、
実家で預かるということで、父と兄が、
兄が使ってる部屋に荷物整理に向かいました。

その間、母と服の事や、諸々話しをしていて、
小一時間くらいしても、兄と父が荷物を
運び出さないので、母と{どうしたんだろ?」
って、部屋を見にいったんです。

母と並んで兄の部屋の扉を開けたら・・・。

そこには、裸の男女が映し出されてるTVと・・
ビデオのパッケージを握りしめて、そのTVを
囲んでる、愚人の父と息子が・・・(-_-;)

その日、一番重い言葉は、この時、母の口から
発せられました。

「存在事態を疑いたくなるのは、私の弱さなのかしら・・・」

重い!そして深い!

だけど、凄く面白い(笑)

あたしが扉を閉めて「見なかった事に・・・」と
母に言ったら。

「今のを否定したら、あの2人の存在事態が疑わしくなるので、不本意だけど、認めざるおえないわ・・・」と母。

確かに・・・おっしゃるとおり(笑)

この日、一番、バツが悪かったのは、
延々とお説教を頂いた、あたしや兄でなく、
言い訳を考えてる魂胆がミエミエの背中を
見せてる父でした・・・(笑)

お父さん。いい加減に・・・・(笑)

お兄ちゃんの部屋から出てきた瞬間、
「なんつって!」と、意味不明な言い訳と
ぎこちない笑顔を振り撒いた父に乾杯・・・です
(笑)

といったところで、今日は終わりです。

それでは、また明日お会い致しましょう。

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