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乙女の『うるちま』見聞録 其のニ十ニ

さて、今日は前回の修正データーの賛否の話題の
続きです。

前回では、個人的に残念なシステム変更を
ピックアップしましたが、今日は逆の賛同出来る
システムの変更について書いていきまする。

で、その変更システムとは!!

それは「日本語化」です。

いや、確かに、以前からウルチマの日本サーバー
では、日本語は使われていました。

が、それは気休め程度で、アイテムの名前や、
コマンド類等、細部は英語で表記されていました

で「日本語化」ですが、正確に言うと
「Unicode」に対応するようになったのです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*Unicode

Unicodeとは簡単に言えば国際規格の文字コード
システムで、多国間での使用を目的とした、
独自の符合システムを搭載してる規格です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

このUnicodeに対応するまでは、通常の会話では
問題なく日本語が使えてましたが、ゲーム側から
提示される情報に関しては、その80%近くが、
英語で表記されていました。

これが、このゲームの敷居を高くしていたのは、
否定できないでしょう。

その日本人ユーザーにとって足枷になっていた、
言語表記がこれで解消されたわけです。

確かに全てを日本語にしてしまうと、
ウルチマの雰囲気が・・・と嘆げかける方も
おられるでしょう。

事実、あたしも若干抵抗を感じる日本語化の範囲
もあります(^^;

しかし、その抵抗感を大幅に凌駕する利便性が、
Unicodeによってもたらせられるは事実ですので
些細な抵抗感など振り払ってしまえます。

Unicode対応の一番の恩恵はアイテムになるでし
ょう。

ウルチマの世界では、多種多用なアイテムが
存在し、その用途も多岐に渡ります。

アイテムそのものに、何の効果も意味もない物も
存在します(笑)

それと、何かを制作、生成する過程での部品類等

一見しただけでは、それが一体何なのか?
即座に判断できないアイテムも多数あります。

そういったアイテム群が日本語で表記されると、
無駄に頭を悩ます時間が省けるので、この変更は
とても有りがたいと思っています。

ただ、この「Unicode」対応は
導入されたばかりでですので、その現状対応は、
100%ではありません。

お店に買いもに行けば、その情況が顕著に現れる
んです。

日本語表記になって、販売されている物、
Unicode導入以前と同じで、英語表記で販売され
ている物という感じで、まだ100%の対応には
なっていません。

しかし、これらの対応は、今後、着々と実施され
近い内に、殆どのアイテムは日本語表記に対応が
完了するでしょう。

それでも、英語表記のアイテムが根絶することは
ないでしょう。

なぜなら、ウルチマで、日々新しいアイテムが、
サーバーに導入されているからです。

俗に言う「レアアイテム」って奴です。

これらの新規レアアイテムの導入などについては
制作メーカー側から、追加した旨を告知したりは
一切ありません。

プレイヤーが発見してから、
その存在が世に広まるんです。

そういうアイテムにまでは、対応出来ない
(しない)でしょう。

ま、その辺は辞書を引くなり、翻訳ソフト又は
翻訳サイトを使うのが賢明ですね。

そして「Unicode」の影響は、なにもアイテム群
だけではありません。

ウルチマの世界では、宿屋や銀行など、
人が常時集り安い場所に掲示板が設置されてるんです。

この掲示板は「Unicode」対応以前だと、
非常に使い難くかったんです。

書き込む際、アルファベットしか認識してくれて
なかったので・・・強引なローマ表記での、
やり取り(^^;

「asu ginkou no tikakude miseo hirakimasu
zehi nozoite mite kudasai」
↑こんな感じのやり取りでした(笑)

それがUnicodeに対応になったことで、日本語が
そのままダイレクトに打ち込めるので、掲示板も
より、その用途の幅が広がったと思います。

このUnicode対応により、英語の威圧感は
かなり軽減されたので、その英語がネックで
ウルチマのプレイを躊躇ってた人達が、どんどん
ウルチマにきてくれると嬉しいものです。

さて、それでは今日はこの辺で。
明日、またお会い致しましょう。

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