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乙女の『うるちま』見聞録 其の三十六

さあ、いよいよ、
ガーゴイルイベントの最終話です。

現在、ウルチマでは、6週間のスケジュールで、
毎週、アップデートされるシナリオイベントが、
実施されています。

このシナリオイベントというものは、
まず、公式サイトにテキストでシナリオが公開
されます。

そして、そのシナリオに沿った変化が
ウルチマの世界に現れるのです。

例えば、新エネミーの登場や、
特定エネミーが特定の場所を襲撃し始めるとか、
どこかに施設が建造され、その施設に何らかの
アクションをプレイヤーが行なう場合や。

そういったシナリオ導入においての変化は、様々
ですが、一貫してるのは、全て公開されたテキス
トシナリオに沿って展開していくという点です。

で、現在導入のガーゴイルイベントは、
そもそも、5月~7月に8週間という長期期間に
渡って展開されたオークイベントの続きなんです

オークイベントというのは、元々、ウルチマの
世界の特定の場所にオークキャンプという大きな
町規模の地域支配をしているモンスターで、その
オーク達が、世界のあちこちに小さなテントを、
張りだしたところから始まりました。

そのテントに懸念を抱いてる間に一気にオークは
勢力を拡大し、世界各地の街を襲撃しはじめました。

シナリオの序盤は、オークと街の治安を守るべく
攻防戦が繰り広げられていました。

その攻防戦の決着が最初についたのがコーブとい
う、巨大集落砦でした。

コーブは完全にオークの支配化に落ちました。

コーブの陥落をかわきりに、スカラブレイ、
ミノック、デルシアと3つの街が次々と陥落、
街を警護する近衛兵も、首都ブリテンや
南方軍事都市トリンシックの守備に向かい始め
陥落した町は完全に秩序が崩壊しました。

しかし、そこで、オークの進軍は止まりました。

このイベントで登場してきた、新種のオーク達が
ハバをきかせる中、不気味な停滞時期が訪れて、
プレイヤー達を困惑させました。

その停滞に変化が起きたのは、第三の軍勢の出現
からでした。

オークによって陥落した町は、オークの根城とな
り、プレイヤーはその脅威から逃げ為、首都へと
移動し、オークの排除をかかげ、討伐に向かう
プレイヤー達の戦いの中に突然、身体を白く
ペイントし、槍を操る、サベージという部族が
現れました。

オークへの反撃の援軍かと思いきや・・・
サベージ達は、人間はおろか、オークすらも
その槍の目標に選択してきたのです。

人間、オーク、サベージの三つ巴の領地奪取合戦
が展開していったのです。

ただ、オークが自らの意思で領地拡大を狙った
ようには思えず、彼らを影で操る者の存在が
大きくクローズアップされてきました。

しかし、その謎は明確な答えを導きだせないまま
オークVSサベージの最終的な決戦が行なわれました。

イベントの結末で、プレイヤー達がどちらの敵を
多く倒したかのカウントで、サーバー毎にイベン
トの結末は変わりました。

あるサーバーでは、サベージが多く倒された為、
オークの勝利となり、元々のオークキャンプの
支配をオークが保有する形となり。

あるサーバーでは、オークが多く倒された為、
サベージがオークの保有領地を奪いました。

そして、その結末から、
今回のガーゴイルイベントはスタートしてます。

オークを操った存在が次なる刺客を送り込んでき
たのです。

3種のガーゴイル。更に機械で作られたゴーレム
そして、ゴーレムを操るコントローラーという、
魔法使い。

これらの軍勢が世界各地に現れ、
秩序を乱しているのです。

そのガーゴイルイベントの最終話が、
いよいよ始まるのです。

今回の最終話では、より多くのプレイヤーが
イベントに参加出来る様に工夫が施されています

最終回はのイベントは3ラウンド制となり、
最終は導入後、まず19時に1ラウンドが開始、
そこから、24時間の間に、決められた条件を
みんなが協力して達成できると、翌日の19時に
2ラウンドが開始されて、そこでまた条件を、
24時間の間に達成できれば3ラウンド目の開始

もし、24時間の間に条件を達成出来なければ、
24時間経過した時点でリセットさせ、再び同じ
ラウンドが24時間続きます。

で、気になる、最終話の第1ラウンドの条件とは

トラメルのブリテンの中庭に皆で力をあわせて

○ノーマルインゴット 10万個
○黒インゴット 5万個
○ゼンマイ部品 250個
○パワークリスタル 100個
○ギア 5000個
○神秘の宝石 5000個

を集めるのが条件だそうです。

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*トラメル

ウルチマでは、トランメルとフェルッカという
2つの属性世界が存在します。

トランメルとは、主に、犯罪行為やプレイヤーに
不利益をもたらす行為を禁止し、比較的安全な
世界に設定されています。

フェルッカはその逆で、あらゆるプレーに制限は
つきません。

殺しも盗みもスリもOKです。
正し、犯罪者にはそれ相応のペナルティが与えら
れ、フェルッカと言えども、犯罪者が有利に
なっているわけではありません。

この2つの世界は土地と土地が繋がっていると
いうわけでなく、全く同じ土地が2つあると
思ってください。

つまり、同じ世界地図が2枚あって、それぞれ
独立した世界であるということです。

しかし、独立はしていますが、特定の方法で
トランメル⇔フェルッカの移動は可能です。

尚、トランメルで犯罪を犯すと、強制的に
フェルッカに飛ばされます。

そうです、犯罪者が住めない世界がトランメルなのです。

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さて、その1ラウンド目に集められる資材は
何の為に集めなければいけないか?ですが。

なんでも、なにか装置を作るそうです。

つまり、敵の脅威に対抗すべき巨大兵器を建造す
るようです。

なんか、スターオーシャンEKのラクール砲って
感じですね(笑)

で、肝心の敵の正体ですけど・・・

ま、気付いてる方も多いようです(^^;

そう、このウルテイマオンラインセカンドエイジ
のバックストーリで語られてる
「ロード・ブリティュシュ」に反目してる
「ロード・ブラックスーン」が影の首謀者でしょうね。

来年、初頭に発売される、UO新パッケージ
Ultima Online: Lord Blackthorn's Revenge
は、そのタイトルどうり、ブラックスーン軍の
侵略がメインテーマですし、その新パッケージの
発売と時期を併せ、ブラックスーン軍のイベント
が発生しますから、5月からの一連のイベントは
そこに向けてのフリなんでしょうね。

なんか、こういう多人数同時参加型のゲームで
シナリオイベントが導入されると、世界の渦に
巻きこまれていく住人という、ロールプレイング
の本質的な部分が体験できて素敵です。

そして、前回のオーク編のときは、
UOを始めたばかりだったので、その渦に翻弄され
まくりだったんですけど(^^;

今回のガーゴイル編では、そのイベントに参加を
してる実感が沸いているので、なんか嬉しいです

では、今日はこのへんで。
また明日お会い致しましょう。

追記:

ガーゴイルイベントの情報は
随時「ネットゲーム専用BBS」に加えていきます

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