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乙女の『うるちま』見聞録 其の四十四

今日は、昨年暮れから導入された新システムの
お話。

現在、鍛冶スキルに限定したシステムで、
「大量注文システム」(バルクオーダー)という
ものが導入されているのです。

これはどんなものかと言うと、
生産系スキルの意義をもっと高めようって事で、
導入されたシステムで、今まで生産系スキルは
戦闘系スキルと比べて注目度が低かったのです。

戦闘系の職業の場合、モンスターを倒せば
沢山のお金が入手でき、名声という称号も上がり
まさに、UOでの花形でした。

一方、生産系は、スキルを鍛錬するのにも材料が
莫大に必用となってくるので、多額のお金が必要

しかも、作ったものは、あまりお金にならない。
商売するにしても、スキルの最高値である100
のGMという所まで成長させなければ話なりませ
んでした。

GMまで、育てるのにお金がかかり苦労するのに
商売はGMからしか成り立たない・・・

結果、商人が戦闘職業の方にお金を恵んで貰った
りするのが・・・有る意味でセオリーみたくなっ
てて・・・

いっそう、商人の存在価値が薄れていました。

しかも、生産系の花形とでもいえる鍛冶ですら、
作成できる武器、防具は、高レベルの敵が落す
マジック武器、マジック防具といった、追加性能
が施された武具よりも、性能が落ちるために、
鍛冶屋よりも、モンスターに巣窟で狩りをしてる
人達の方が良い武具を揃えてるというかなり寂し
い状況でした。

そういった、職業バランスに一石を投じる感じで
新システムのバルクオーダーが鍛冶に導入された
のです。

このバルクオーダーは、鍛冶スキルを獲得してる
キャラでNPC(ノンプレイヤーキャラ)の鍛冶屋
に、アイテムを売ると、ランダムで大量注文の
依頼が発生するのです。

これは、その名の通り、注文書で、これだけの
商品を用意してくださいっていう証書で依頼を
受けます。

そこに書かれてる注文の品をそろえて、鍛冶屋に
渡しに行くと、達成した注文の難易度によって、
名声や、お金や、特殊なアイテムが報償として
貰えるのです。

で、この注文証書には、大口と小口の2種類が
ありまして、小口というのは、単品指定の注文

例えば、プレートメー20個とかです。

で、大口というのは、現在では防具一式セットで
注文がよせられます。

鍛冶屋が作成できる防具の種類は、主に3種類
ありまして、リングメイル、チェインメイル、
プレートメールの3種です。
(他にもありますが、注文システムでは未対応)

この大口が来ると、そう、例えばプレートの
大口だとしましょう。

プレートシリーズは、身につける部位に分かれて
6種類あります。

頭、喉あて、腕あて、小手、銅、足、の6種類で
す。

で、大口のプレート60という注文だった場合
各部位のプレートシリーズを10個ずつってこと
なんです。

じゃ、その武具を作って渡せば良いかっていうと
そこは、そうそう甘くありません。

大口の注文は、その大口に含まれる各部位の
小口注文を連結させて完成させるのです。

つまり、プレート小手の10とかいう小口の
注文書を獲得して、それを完成させ、大口の証書
に連結させて、全ての連結が完了して完成です。

そして、現在では、小口しか存在しませんが、
武器の注文もあります。
(将来、武器の大口注文が登場する可能性有り)

あと、注文には、鉱石の色も指定され、
指定された色で作成しなければいけません。

この色指定で難度が変わってきます。

武具など、鍛冶をする場合に必要な鉱石は
鉄がもっとも入手しやすつ(採掘しやすい)
色付きの鉱石は採掘しにくくなっています。
灰色→黒→明るい金色→茶色→金色→ピンク→緑
そして、もっとも貴重なのが青となってます。

で、防具自体の生産において難度が高いのは
プレートメイルシリーズ。

すると、大口で青のプレートメイルという注文が
一番難度が高く、それにともなって報酬も凄い
ことになるわけです。

さて、その報酬アイテムなんですが、
先ほど書いたマジック武器を鍛冶スキルで作成
出来るようになる特殊なアイテムが今一番人気
なんです(それ以外もありますけどね)

しかし、その特殊な制作ツールは何種類もあり
それはランクのようなもので、低級マジック武器
を作るアイテムとか、中級、上級と数種あります

で、みんが狙ってるのは、
無論、上級マジック武器制作アイテム。

しかし、このアイテムが出る確率は、メーカーに
よると、1サーバーにつき、年間2~3個という
脅威的な数字が発表されてます(笑)

でも、みんな諦めない(笑)

そこで、必用となってくるのが、難度の高い
注文書の完成なのです。
(難度高い注文を完成させることで、貰える確率が高いから)

さて、有る意味、ここからが本題。

最初に注文書を入手するには、NPCの鍛冶屋に
アイテムを売れば、ランダムで発生すると書いて
ます。

しかし、1度注文を受けると、次の注文書を貰え
るまで、時間の制限がかかってくるのです。

そう、時間制限、それ自体はいいんです。

ただ・・・その時間制限の割り当てに合点がいか
ないのです。

現在の仕様では、注文を受けてから次の注文を受
けるまでの受注間隔は、スキル値50以下ならば
1時間、スキル値50.1~スキル値69.9ま
でが2時間、スキル値70以上が6時間となっています。(全て現実時間です。)

この設定に合点がいかないのです・・・。

だってね、スキルが高いとなんで長時間待たされ
るのさ(T-T)

そもそも、スキルが高い=難度の高い仕事もこな
せる=すると、1度の仕事にかかる時間も未熟な
鍛冶と違って素早くできる。

ってのが、本来の姿だと思いません?

スキル50未満の未熟な鍛冶が2時間で仕事を
こなせて、熟練者に6時間も時間の合間を開ける

・・・なんか違う。

ただ、スキル値によって、確かに受け取る注文の
種類は難度が上がるのです。

70以上ないと、色付き注文は貰えないし。
それ以降も、スキルの数値に依存して、難度の
高い色付きを貰うなら、スキルはもっと高くない
といけないというシステムでもあるんです。

しかしね・・・それは、色付きの注文がくる確率
が生まれるってことで、何も色付きしかこない
ってわけじゃないんです。

つまり、低級な注文書もくるのです。

ここに問題を感じる。

現在、青の小口が全然出ないので、もの凄い高値
で、取引されてるんですよ。

高騰しまくってる、あの高値の華の家が買える位
の高値で取引されてるんです(^^;

ピンクや緑の小口ですら、かなりの高額。

あたしは、鍛冶100のキャラがいるんで、
6時間経過して、ぐ~~って気合いれて
注文書をゲットしにいくわけです。

青の小口が出たら、一攫千金だ!

いや、ピンク、緑でもいい。結構高値だし。

って、気合いれまくるわけです。

そんなときに・・・

ノーマル鉱石、ナイフ、10本なんていう
低級中の低級注文なんかきたりしたら・・・・
マウスを握ってる手がプルプル震えて・・・
何本か血管切れそうになる(笑)

そうです。GMになってても
低級がガンガンでるんです・・・。

ここの調整をされないかぎり・・・・
6時間待ちには合点がいきませんです。

6時間待って、ナイフって!!

どないなっちゃれりらるら~~~~!
って、叫びたくなります。

ま、この注文システムは、将来的に鍛冶以外の
生産スキルにも導入される予定になってるので、
鍛冶が実験台になってるわけなんですけどね。

にしても・・・・
最近、7連続で武器が来てるので、かなり萎えて
います・・・。

は~~。青の小口・・・でてほすぃ~~TT

では、今日はこのへんで。
また明日お会い致しましょう。

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