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乙女日記 Vol.265 おかえり、マイク

日テレ系で7月1日から始まった『探偵濱マイク
』っていうドラマ、なんて言うか必死だよね(笑

いやね、関西では、事前PRが凄くて、読売TV
(関西では日テレ系列の番組は読売TVで放送さ
れてます)を付けたら、必ずと言っていいほど番
宣が流れてくるし(笑)

でもね、この『濱マイク』って皆さんもご存知で
しょうけど、映画で3本制作されている作品で、
今回はそのTVシリーズってことなんですよ。

だけど、映画は、別に・・・(^^;
いや、つまらない映画じゃないんです。
ただ、なんていうか、意図は判るんだけど、それ
を完全に表現しきれてないと言うか・・・
中途半端と言うか(^^;

作品中でトーンがばらついてしまう傾向が多くて
世界観の完成度は、ちょっと低めだったのね。

まぁ、はっきり言っちゃうと『探偵物語』にイン
スパイされ、その作品をフィーチャーしてみるっ
ていうスタイルを隠し過ぎてたなって感じ。

もっとあからさまに「はい。探偵物語が好きで、
ああいうのを作りたいんです」的な姿勢を素直に
出したら良かったのにって感じだったのです。

作品自体のポテンシャルは高かったし、センスも
光ってた。

だけど、変に自尊心が高い作品だったのです(笑

で、その作品を7年経った今にTVシリーズ化っ
てことなんで、正直、懐かしいな~っというの
と、大丈夫かな~っていうのが半々な気持ちでし
た。

そして、取り敢えずTVシリーズ第一話を見てみ
ました。

まず、驚いたのが、TVドラマなのにフィルムで
撮ってるんだね。

ちょっと、意表つかれました(笑)

だって、最近滅多に見なくなってたからね。フィ
ルムドラマ。

で、肝心の世界観ですが、7年経過して、そして
TVにやってきて、そういったプロセスが良い意
味でこの作品を弾けさせましたね。

非常に良かったです。なんていうか、チープを完
成させれば、それはスタイリッシュになるという
お手本のような出来映えでした。

映画の頃より、断然良いです。

まぁ、7年前の作品に漂っていたボーダーレス感
は失われてしまってますが…。

ま、それは時代というべきですかね。

なんでも、今回のTVシリーズは全話、監督が違
うそうですね。

しかも、大物監督のオンパレード。

そして、ロケ率も高そうですし。
美術も相当気合入ってますね。

なんか、かなりお金かかってそう。

だから・・・必死の番宣なんだね(笑)

映画シリーズを知らなくても、全然問題無く楽し
めるし、一話完結なので、初回を見逃した人も安
心ですよ。

是非、今度チェックしてみて下さい。

あ、でもシリーズを通して見てる人への配慮って
いうか、お遊び的な部分が少し有りますけどね。

第一話も、映画の第3弾と、有る意味で繋がって
ましたし。

ただ、日劇の上映ネタは今回無いみたい。

あ!そうそう、一つだけ気になったことが!!

マイクの妹、茜ちゃん。確か映画第3弾で横浜国
大に受かってませんでした?

なのに、今回のTV一話で、金ちゃんの埋葬を誰
がする?ってシーンで「あたし予備校有るから」
って言ってたんです。

あれれ?って感じです。

と言う事は、TVシリーズ、もしくはTVシリー
ズの各話は、シリーズの時間軸の上で映画からの
順作って訳じゃなく、個別にバラバラなのかな?

でも、今回車が変わっていたから・・・
映画の第3弾の後の話って事になると思うんだけ
ど・・・

う~、ま、いっか(笑)

とにかく、シリーズを通して見てる人には良い意
味でも悪い意味でも、ニヤリとさせられるシーン
がありましたってことです。

それじゃ、今日はこのへんで。

また次回の更新で会いましょう。

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