記事一覧

乙女日記 Vol.271 毒吐き…

人は見掛けによらないと良く申しますが…

ええ、確かにそうなんですが、場合によっては、
見た目と中身が完全符合するケースも有る訳で…

いや、本来生まれ持った見掛けというのは、内面
と反比例するケースが多分にありますね。

ただ、今回のケースは、所謂『後付け』の外見と
いう意味です。

もっと簡単に言うと『身嗜み』ってやつでする。

今、あたしの住んでる地域では『お祭り』が行わ
れているのです。

それに伴って、我こそ我こそ!っと言わんばかり
に浴衣の女性が増殖しまくりです。

ま、浴衣の増殖は構わないのです。

ただし・・・着付けはキチンとしてください…。

10人居たら、一人位でしょうか…
恰好良く浴衣を着こなしてる人。

そらね、小学生や中学生とかだと浴衣を着ても、
普段どおりに動き回っちゃって、着崩れを起して
るってのは有るので、それは仕方無いです。

ただ、酷いのが…昔風に言うと『ギャル』(笑)
と分類される人達です。

ハッキリ言って、余りの着付けの出来て無さに、
醜いのです(爆)

勿論、崩して着るという手法も有りますが、それ
はキチンと着付けして着るよりも高度な技ですか
ら、見て直ぐわかります。

で、そういった醜い浴衣姿を披露してる方々は、
非常に毒なのですが、漏れ無くクルクルパー系の
方々なんですよね(^^;

あ、やっぱ、言い過ぎ?
…ごめん。言い過ぎは承知の上です。(^^;

浴衣も和服です。
で、和服って言うのは身体のラインを消すように
作られています。

その代わり、着物のラインが洋服よりも完成され
ていて、それを意識して着ないと、ただの布着れ
を巻きつけた感じと言うか、鯉のぼりに足を突っ
込んで歩いてると言うか…。

つまり酷い有様になるのです。

身体のラインは消えてるは、浴衣のラインも出来
あがって無いは…、もうぐちゃぐちゃ。

で、一目で察知出来るほどのクルクルパー系な人
ですし…

なんか可愛そうって言うか…。

やっぱ、同じ女性として思うのは、折角綺麗な服
を着るのであれば、その服のポテンシャルを最大
限に出した常態で出歩きたいって普通思うんです

だって、わざわざ無様な姿になって出歩くなんて
かなり阿呆臭いし(-_-;)

まぁ、確かに和服は洋服を着るのと比べて難しい
ものです。

その最大の理由は、先ほど記述したとおり、身体
のラインを消すからです。

洋服は身体のラインを服に取りこみ、相乗効果で
形を完成させるのですが、和服は完全に身体のラ
インを消し去って、服の形を着付けで完成させて
いくのです。

この洋服と和服の根本的なシステムの違いは、文
化の違いそのものなのです。

日本という国は、元来、年長者至上主義の文化が
近年まで続いてました。

それらの文化は日本の貴族文化発祥以前まで遡り
ます。

年長者を敬うのが大前提の文化ですから、若者の
文化も年長者を前提においた文化成長をしていき
ました。

和服、丁髷、お歯黒という、日本独特の身なりは
年長者を敬うという意味で作られた文化です。

丁髷をする時、額から頭頂部周辺まで剃るじゃな
いですか。

あれは、男性の年長者の頭髪が薄くなっても恥じ
をかかせない為、若い人達が敢えて剃り上げたの
が始まりです。

お歯黒も年長者さんが老いと共に歯が抜けてしま
うことに恥じをかかせない為、歯を黒く塗り、若
々しく白い歯を隠すことから始まりました。

和服もそうです。身体のラインを消すというのは
年長者になると、どうしても身体のラインは崩れ
てしまいます。そこで身体のラインを隠す機能を
備えた服として生まれたのが和服です。

そういった経緯を経てるものですから、浴衣とは
いえ、シャツを着るような感覚ではどうしても着
こなすのは難しいのです。

だけど、着付けというのは、それほど難しい物で
はありません。

男性がネクタイを巻くのと同じ程度の感覚です。

ですから、折角この時期に浴衣に袖を通して、外
を闊歩するのであれば、是非とも着付けを覚えて
から出歩いて欲しいものです…。

ビジネスマンがネクタイの結び方を覚えないまま
適当に首に巻き付けて出社するなんて有り得ない
でしょ?

でも、それと同等の行為を平然と行ってる、女性
が、かなり多いのです。

勿論、少しくらいの着付けミスは仕方ないですよ

でも、ほんと~~に酷いのが多いのです。

何て言うか・・・ガバガバのヘロヘロのヨレヨレ
って感じ(笑)

一昨日に見かけた人が一番最悪でした。
出来ることならば、ここにその人の姿を画像で貼
りたいくらいです(笑)

どんな服装であっても、その服装に合った身嗜み
をするのは当然だとcocは強く思います。

例え、スエットジャージでもね(笑)

さて、今日は毒気満載でお送りしましたが…

たまには、いいでしょ(笑)
(たまにか?(笑))

では、今日はこれにて。
また次回の更新でお会いしましょう。

トラックバック一覧

コメント一覧