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乙女日記 Vol.303 何故か見当たらない。

別段、これといった目的も無いのですが、cocは
良くブラっとゲームショップに立ち寄ります。

お店を見かけたら、取り敢えず入る(笑)

そう、まるで条件反射ですね。

掘り出し物は無いかな~って感じで店内を散索す
るのです。

この『掘り出し物は無いかな~』の指してる意味
は、その時々によって変わります。

財政的に散財しても構わない時は、レアな掘り出
しものを探す事を意味し、財政が苦しい場合は特
価品探しになるわけです。

でも、大体、探す物は決まってるるんですけどね

・DCロードス島戦記 邪心降臨
・DCソフト&周辺機器の特価品
・SSソフト
・メガドライブ関連
・PCエンジン関連
・ファミコン関連

あとは、買い逃してる各ハードのタイトルの価格
調査ですね。

で、ふと気付いたんですけど、あたしDCのシェ
ンムー2を買い逃してるんですよ。

で、一応、一作目をプレイしてる以上、続編も押
さえておこうと思って、あちこちのショップに立
ち寄る度に『価格調査』という意味合いで、取り
敢えず探すんですけど、何故か在庫が無いです。

なんだかんだ言っても、DCのソフトとしては、
そこそこ売れた(出荷した)ソフトなのに、中古
すら見当たらない。

なんで?w

『第一章』なんかは、未だに新古品がゴロゴロと
存在して、あちこちの店で赤札販売されていて、
それでも減らなくてって感じなのに、2は全く見
かけない。

なに?意外に入手困難系なの?

まぁ、躍起になって探すほどプレイしたいわけで
は無いので、別にいいんですけどね(笑)
(即エンディング作品だし(笑))

でも、ちょっと気になってたりするのよ。
見当たらないってところにね。

Dの食卓2は、ショップの嘆きが痛切に伝わって
くるほど、溢れかえってるのにね(笑)

あるショップで、店員さんに聞いたんですよ。
「D食2って買い取り金額幾ら?」って、そした
ら苦笑いしながら「10円です」だって(笑)

10円!見事なまでにめり込んでますね(^^;

まぁ、売値が大体150円~280円ですから、
10円ってのも頷けますね(^^;

しかし、D食2って、どれだけ出荷したんだろ…
そして、SSの時の教訓が有ったにも関わらず、
全くそれを活かさず、どれだけ発注しとんねん!
って思わずツッコミたくなる(^^;

確かに、『D食2』自体、飯野氏の私的且つ私物
の産物で、ゲームとしてコンシュマー市場に出し
てはマズイ部類の作品でしたから、セールスが芳
しくないのは致し方無いにしろ、小売店も商品の
選別にもっと目を養いなよって思いますね…。

飯野氏はアーティストとしては才能が有ると思い
ますが、娯楽作品を提供すると言う意味でのクリ
エイトパワーは無いです(-_-;)

彼の作品にはメッセージが強く込められています
が、それは作品から想像されたメッセージでなく
、彼自身の抑圧と葛藤とリアリズムの狭間で鬱積
してる、言わば私的思想ですから・・・。

ゲームは娯楽ですし、そこに私的思想を中心に据
えられた作品をだされてもね(-_-;)

言い方はキツイんですけど、彼はまだ(正確にはゲ
ームを作っていた頃の彼は)自分の思想を伝え
る上での手法に甘さというか、自己満足で終わっ
てしまってた傾向がありますです(-_-;)

言いたい事が有って、それを伝えると決定した後
、それに拘り過ぎてゲームを面白くする事よりも
、自分の伝えたい事を漏らさず放りこむ事にのみ
終始してしまい、結果、商業ラインで苦戦する。

彼にやり手の本物のゲームクリエイターが側近と
して存在してれば、D食シリーズもワープも、も
っとこの業界で大きな存在感を獲得出来たでしょ
うね。

そして、彼の悪い癖は、1つの作品に込めるメッ
セージを始めから、終わりまで自分の中で完結し
た価値論で固め過ぎてしまう事です。

例えば「死」と「生」というテーマでメッセージ
を込めるとしても、彼の場合、その解答は彼の中
に存在する解答のみで作り上げてしまうんです。

これじゃ、プレイヤーは息苦しいですし、価値観
の違いによって発生する矛盾点に対応出来ない。

『D食2』ならば、問いと答えが彼の価値観の中
で完結したものを、ただ放りこんだだけだし…。

そう、彼は自分の価値観の中で決定した『答え』
まで放り込んでしまうんです。

それだとね、アートとも言えないし、エンターテ
ィメントとも言えない(-_-;)

言うなれば…コラムニストと言うべきかな。

「コレについてどう思う?」じゃなく
「僕はコレに付いてはこう思う。皆はどう?」と
いう感じなんです。飯野氏は。

そういうスタイルは、クリエイターとしては致命
的な弱点になってしまうんですよね・・・。

「コレについてどう思う?」で、答えは受け手に
任せるという形がクリエイターとして取るべきス
タンスだと思うのです。

それだと、全ての受け手側にそれぞれの価値観の
元で感じた答えが生まれるでしょ。

でも、「僕はコレに付いてはこう思う。皆はどう
?」だと、近しい価値観の人は同意出来て、同意
出来ない人は置いてけぼり。

結果、同意できる人のみが評価し、同意出来ない
人は唖然とするしかない(-_-;)

特に、ゲームという媒体はインタラクティブなメ
ディアなわけですから、思想の一方通行はタブー
です…。
(飯野氏に限らず、最近目立ちますが…)

そういった形式でゲームを出してしまうと、ゲー
ムとしての正当な評価を受けれないんですよね…

『D食』だと、支持する人と、そうでない人の間
にあるのは、飯野氏の価値観に近しいか近く無い
かだけで、肝心のゲームでの評価が置き去りにな
りがち…。

っと、なんか、気が付けば、飯野氏の話しになっ
てるじゃん(笑)

今日は、そういうテーマじゃなかったのに(笑)

今回は、シェンムー2が意外にも入手困難だぞ!
って話しだったはずなんですが…(笑)

ま、いっか(笑)

3は、当分、出なさそうだし(笑)
つーか、永遠に出ない気味?(笑)

シェンムーも未完で終わるなりか…

天外魔境も未完だね。

邪聖剣ネクロマンサーも、続編まだだね(笑)

クロス探偵も・・・(笑)

つーか、マザー3!!

って、続編まだかよ話しに流れて行きそう(笑)

取り敢えず、あちこちに流れる前に終わりにしま
する。

では次回の更新でお会いしましょう。

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