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乙女のらぶらぶサッカー Vol.51 ジーコジャパンの課題

さて、ついにジーコ体制の初戦が行われたわけで
すが、皆さんはどういった感想をお持ちになられ
たでしょう?

cocは非常に有意義な試合だったの感じました。

有意義とは、今後の課題がキチンと見えてきたと
思うので、今後の代表育成の指針が付けやすくな
ったと思うのです。

ジーコの言う、個々の能力を重視するというのは
非常に賛成出来ますが、やはりもう少し戦術なり
、約束事なりを作った上での選手間の自由を尊重
するといった感じが良いのではないか?よ思いま
した。

まぁ、初戦でしたから、チームとして全くの未成
熟でしたから、まごつくのは仕方ないにしろ、や
や選手に試合中迷いが生じていた気がします。

戦術とは、モダンサッカーにおいて大変重要とさ
れています。

それは、つまり練習で繰り替えし反復した約束事
の動きをそのまま試合で反復することで、試合中
、選手自身が迷うことなくプレーできます。

しかし、この戦術ばかりに気を配ってチームを作
ると、選手自身の個性を殺してしまうことにも成
りかねません。

更に、自分達が練習で反復してきた戦術が全て通
用しない事態になった場合、パニックになってし
まうというデメリットもあります。

ですから、戦術重視も、個性重視もそれぞれ良い
面と悪い面が有るのです。

で、ジャマイカ戦では、個性重視の悪い面が出て
しまったって感じですね。

次の行動が決まっていない為に、ボールを持ち過
ぎてしまう場面が目に付きました。

さらに、中盤と、デフェンスラインの連携も噛み
合っていませんでしたね。

つまり、まだまだ全然駄目ってことです。

でも、それで良かったと思います。

もしもこのジャマイカ戦で圧勝し、中盤がゲーム
を試合しまくり、デフェンスラインの統率も問題
なく機能してしまう方が今後のことを考えると厄
介です。

4年後のドイツW杯を念頭に置いたチームですか
ら、今後の課題が見えてくれた方がプラスなので
す。

そして、cocが思うに、今後の代表に必要なのは
個性重視に戦術をプラスしていくのでなく、個性
重視を前提で戦術も選出した選手の個性が一番引
き出せる戦術を作っていき、それをキチンと約束
事にすると良いかもです。

普通、戦術を用いる場合、最初に戦術ありきから
始まるんです。

こういう戦術でチームを作るから、君はこういう
仕事をしなさい。君はこっちの仕事といった当て
はめ型です。

その、当てはめ型と個性重視は相性が悪いので、
逆にこのメンバーだから出来る戦術、つまり選手
の個性ありきから戦術を創造していくという形で
す。

ま、とにかく初戦ですから、勝ち負けは問題外で
す。

勝とうが負けようが、そんなのどうでもいいので
す。

肝心なのは今後のプランですね。

そして、本日の成果で大きかったのが、名良橋選
手が機能したことと、中盤の欧州カルテットが意
外にもスムーズに連携が働き、動きのぶつかり合
いも少なく、ぶっつけ本番気味にしては良い感じ
で中盤を作れたことでしょう。

非常に今後に期待出来るチームを見せてもらった
って感じです。

来月の20日に行われるアルゼンチン戦が楽しみ
になってきましたです。

でも、チーム今日と同じ程度の完成度なら、テス
トマッチとは言え、歴史的な大敗を喫するのは、
覚悟した方が良いかもね…。

選考選手の面子から戦術を考案していかないと、
ほんと酷い目に合うかもです。

ま、W杯の予選までまだ時間は有りますから、そ
れまでの間は、いろんな負け方をして課題をどん
どん見出してくれればそれで良いです。

取り敢えず、今後の課題次第です。

では、今日はこのへんで。
また次回の更新でお会いしましょう。

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