記事一覧

乙女日記 Vol.343 ついに出すか!(笑)

えっと、ネタが無いです(笑)
ですから、coc最後の切り札ネタを出すときが来
ました(笑)

それは、cocの父の話です。

この父を一言で表現するなら『馬鹿』です(笑)
ただ、憎めない馬鹿って言うか、なんだかな~
って呆れてしまうような感じなのです。

一応、フォローって訳じゃ無いけど、父はちょっ
と変わってるというか、あまり父らしくない面が
多々有ります(笑)(フォローになってないw)

今尚もって、ナンパとかをする馬鹿です(笑)

とにかく行動の全てが「お父さん」という感じじ
ゃないのです(全ては言い過ぎか…w)

春はキャンプ釣り。夏はサーフィン。秋はゴル
フ。冬はスキー。といった感じで年中遊び呆けて
る人です(笑)

母いわく「息子と娘は成長して自律してくれたけ
ど、一番やっかいな人がいつまでも子供のまま」
と半ば諦めた感じで苦笑してます(笑)

とにかく、行動が突飛というか、思いついたら即
行動っていうタイプな人なので、母はいっつも父
の後始末で追われています(笑)

cocが小学5年の時だったと思いますが、いきな
り父が母に「旅支度をしろ」と迫り、母もまたい
つもの思い付きが始まったと呆れながらも、父の
勢いに押され度支度してしまい(笑)連れていかれ
たのが空港(笑)

空港に付くなり父はおもむろに母のパスポートを
バックからだして「行くぞ!」って(笑)

母が「ちょっとパスポートってどこ行く気?子供
達はどうするの?」と焦って父を止めようとした
らしいのですが、「奴らは家に居るのだから安全
だ。むしろ俺達の方が危険なんんだ、だから子供
達のことは心配無用だ。安全で安心して暮らせる
家を俺が用意してあるんだから大丈夫」等と言い
きり、母を強引に引っ張り一路カナダへスキー旅
行に。(実話w)

父と母が機上の人と成ったころ、兄とcocは何も
知らされず、家で二人して「お腹へった~~~」
「お母さんまだ帰ってこないの~?」とふて腐れ
ていたのでした(笑)

兄が「また温泉とか行ったんじゃない?」と言う
ので(そうです。この時点で前科有りなのですw)
cocも「そうかも…」と覚悟を決めかけてました

で、夜中に突然電話が鳴ったのです。

「お~cocか。お兄ちゃんどうしてる?」とやた
ら陽気な父の声が受話器ごしに勘に触りましたw

「もう寝てるよ」って言うと「父さん達な、今カ
ナダに来てるんだよ。スキー三昧したくてな。だ
から暫く留守にするからヨロシクな」と無茶苦茶
な事実を聞かされ焦って「ちょっと!え?カナダ
!?え?まってよ。カナダってカナダ!?」とパ
ニックになったのを良く覚えてます(笑)

「待てと言われても、もうカナダに来ちまってる
し、どうしようもねえんだ。ま、そっちはそっち
で何とかしてくれ。こっちはこっちで何とかする
から」と能天気に言うのです(笑)

「ねぇ、お母さんも居るの?居るなら代わって」
と父に言うと「お!?ああ~。ちょっとまてな」
と言ったあと、暫しの沈黙「あ、母さんな、なん
か申し訳なくて返す言葉が無いって言ってるぞw
」って父が言うので、そこで全てをcocは悟りま
した(笑)

お母さんも大変だ・・・ってね。

その後2週間、兄とcocは放っておかれましたと
さ(笑)

で、帰国した父の顔に凄い痣が出来てたので「ス
キーでクラッシュしたの?」って聞いたら「いや
、スキーは問題無かった、しかしな・・・カナダ
のレディは思いのほか魅力的でな、つい加速した
ら母さんにバレて、鉄拳制裁食らったんだよw」
と大笑いしながら言うので、cocはその時、この
人は確実に母無しでは生きていけない人だって
悟りました(笑)

言い方を替えると、母が居なければそんな自由奔
放に生きれないだろうなって感じです。

そんな風に母を突然連れ出して旅に出かけるなん
て、いつまでも仲睦まじい夫婦と思いそうですが
実はそうでもなかったり(笑)

だって、cocや兄が知ってる限りでも、4回浮気
が母にバレて母に殴られてる父を見てますしw

一方的に母が殴るだけですけど(笑)

cocが中学2年の時に発覚した浮気事件の時、母
におもいっきりビンタされ、母を激怒させた後の
父と交わした会話が今でも強く印象に残ってます

coc「なんで浮気すんの?お母さんのこと好きじ
   ゃないの?」
父「いや、好きさ。」
coc「一番?」
父「勿論、一番さ」
coc「じゃ、浮気しなきゃいいじゃん」
父「そんな単純なものでもないのさ。」
coc「単純で良いんじゃない?」
父「男はな、憧れるんだよ。知らない世界に」
coc「憧れられて、波風立てられても困るよ」
父「俺だって馬鹿じゃない、波風が立つだろうと
  確信を持ってるから安心して浮気出来る」
coc「確信?」
父「ああ、確信だ。俺が浮気してそれがバレたと
  して、それで波風が立つというのを確信して
  るから、身軽になれるんだ。もし波風も立た
  ないだろうという気配を感じたら危険だな。
  本当の意味で終わりだ」
coc「・・・よく、わかんない」
父「ま、ビンタされると安心するわけだ。俺を引
  っ叩いて暮れるのはアイツだけだからな」
coc「そういう問題?」
父「ああ、そういう問題だ。単純だろ?」
coc「やっぱ良く判らない」
父「お前に判られても困る。お前は所詮俺らの子
  供で、俺らの間柄の一番底には立ち入れない
  し、立ち入ってもらっても困る」
coc「どういう意味?」
父「つまり、俺がアイツにビンタされ、アイツが
  俺をビンタしてきて出来上がった世界にお前
  達が後から現れたんだ。それが、お前の父親
  と母親の世界なんだ」
coc「じゃ、お母さんは本気で怒ってないってこ
  と?」
父「いや、本気で怒ってるだろうな」
coc「じゃ、やっぱり駄目だよ。そんなの」
父「だから、これから謝りにいって許してもらう
のさ」
coc「許して貰えなかったら?」
父「それは無い。許すつもりがないのら殴ってな
  いさ」
coc「う~~~ん…わからない。」
父「判ろうとしなくて良い。お前にどう映ろうが
  俺とアイツはこうやって今までやってきたん
  だ。つまり、これがアイツと俺のやり方なん
  だ。人が真似るのは無理だろうし、俺らも人
  の真似なんて出来ない。俺らは俺らの付き合
  い方があって、そこに一般常識を充て込じゃ
  駄目なんだよ」
coc「つまり・・・愛し方、愛され方の個人差っ
  てこと?」
父「あはは、子供の癖に水っぽい言い回しするな
  。生意気だぞ」
coc「水っぽいってのは心外だよ、文学的と言っ
  て欲しいな」
父「俺の娘のくせに?」
coc「そうだったね…忘れようとしてた自分に今
  気付いたよ」

といった会話を交わしたんです。

よく覚えてるでしょ(笑)

でもね、これでも結構忘れちゃってる部分も有っ
て、大体こんな風な感じの会話だったっていうふ
うに覚えてるのです。

この時の会話以降、父と母の関係というものにつ
いて、cocなりに何となくだけど判ったきがする
んです。

簡単に言うと、双方共に好きなんだね(笑)って感
じ(笑)

でも、cocは父の浮気性は未だに嫌いだけどね。

ま、今日書いた風な感じで、とにかく父は変わっ
てる人なんです。

そして付け加えるなら、変な夫婦だし、変な家庭
です。

兄と父でエッチビデオ品評会なるものを部屋に閉
じ篭ってしてたりするし(笑)

言っちゃえば、チャランポランなのです(笑)

で、この父は、まだまだ沢山の伝説を残してる人
なので、彼のことなら書くことに困らないほどで
す(笑)

ま、最後にフォロー(笑)
今になって思うことは、彼はcocにとって理想の
父であったと思います。しかし理想の恋人像とは
掛け離れています(笑)

そういう部分で母を尊敬してます(笑)

あんな大変な人を恋人にし、結婚まで踏みきった
母の勇気に最大の敬意を証します(笑)

それでは今日はこのへんで。
また次回の更新でお会いしましょう。

トラックバック一覧

コメント一覧