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乙女のアニメ独り言 Vol.46 ビクトリーガンダム 後編

前回、前々回と3回に分けて書いてるVガンダム
についてですが、今回が一先ずの最後です。

では、前回までと同様にネタバレ有りまくりなの
で、知りたくない人は見ないで下さいね。

では始めます。

●まとめ

さて最後に改めて総括すると、Vガンダムってや
っぱり不必要だったかも・・・です。

いやね。ホント過去のUCシリーズから成長して
ないなぁって強く感じるんです。

描いたことの殆どは過去のUCシリーズで完全に
描ききれなかったテーマの補完と言うか、完結版
というか・・・焼き直しって言うかね^^;

放映当時、あまり人気が出なかったのにも頷ける
かなってね。

coc個人としては、Vガンダムを見て作家『富野』
の力量の限界を見たなぁって感じなんです。

逆襲のシャアまでは、ファンが作り上げた下地に
助けられ、勢いでそのままやってこれたって感じ
なんだろうけど、『F91』『V』とUCという
縦軸の流れを組み込んだ上のセカンドシリーズの
創作には完全に失敗してると言えます。
(映像化されてないガイア・ギアも含み)

つまり、やはり富野氏は長編作家としての技量は
思いのほか低いという結論に至りますです。

っていうか、彼の作品って長編どころか、小説一
冊分だけでも最後のほうになるとかなりメチャク
チャになってるんですよね^^;

で、VガンダムをUCシリーズの1作品として、
所謂シリーズ物として見ず、しかも過去のUCシ
リーズで使われたていたテーマも一切忘れると言
う困難な条件の下で1アニメとして評価した場合
は、結構良い作品だったと言えると思います。

だけど、上に書いた条件を満たして見れる人は少
なく、やはりUCガンダムの事実上の最新作(最
終作とも言いますが)として見てしまいますから
どうしてもオリジナリティの乏しさが目について
しまいます。

あと、ロボットアニメとして言うならば、魅力的
な機体が少なかったと感じました。
好みの問題も有るでしょうけどね。

ベスパのMSで唯一魅力的に映ったのがゴトラタ
ンくらいかな^^;

あとは変なのばっかり^^;

リガミリティアもガンダム一辺倒で芸が無いし、
戦艦タイプも惹かれるものは無し・・・。

だけど、だけどね、Vガンダムは最終話のラス
トシーンは凄く良いです。

大袈裟に言うと、あのラストシーンのカテジナと
シャクティの絡みに全て救われたなぁって感じが
しました。

個人的にはラストシーンの手前、エンジェルハイ
ロゥが成層圏に向かって上昇していく時、ホワイ
トアークの機内でカルルは初めて喋ったでしょ。

そこで駄目でした。ウルウルきてしまった(爆

駄目なんだよね。子供使われると辛い^^;
「ヒャ、ヒャクティィ」ってところで、オロロ~
ンなcocだったのです^^;

その延長で、ラストシーンの橋の上でカルルが、
「こ、こんにちゅわ」って微笑ましく挨拶するシ
ーンで、全然悲しくないはずなのに何故かオロロ
~ンだったし(馬鹿w

私的に、ずりぃ!子供で誤魔化された!って一人
怒っていました^^;

結局、言ってしまえば、カテジナのその後、ウッ
ソ達のその後、ジャンハナムの生死等より、カル
ルのその後が一番気になるっていうか、カルル、
君に胸キュンなのさってことですw

良い子に育ったのだろうか?とか、シャクティが
養母として又は姉として育てたんだろうけど、い
つかシャクティの愛情に意味も無く反発する頃も
訪れるんだろうなぁとか、そんなことばっかり気
掛かりになってしまうcocさんです^^;

って、最後になってカルルで締めるのかよってお
叱りうけそうですが、真面目な話し、彼が居たか
らこそ、悲惨な物語も緩和できてたし、結構重要
な存在だと思いますよ。

っということで、三回にわたって書いてきたVガ
ンダム総評ですが、一先ずここで終わりとさせて
もらいます。

そして、まだ1話から最終話まで一気に一回だけ
見ただけですので、2回、3回と見ていけば評価
する箇所も増えていくでしょうし、今回書いた事
がcocとしてのVガンダムの最終評価ではありま
せんです。

それでは、色々と酷評じみた記述が多かったです
が、それも愛有る故と寛大に受けとめて頂けると
幸いです。

では、また次回の更新でお会いしましょう。

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