あの、衝撃の製作中止発表から、早いもので、も
う３年近く立った今、兼ねてより噂として囁かれ
ていた、ＭＯＴＨＥＲ３開発再開の話しが公式に
発表されました。
しかし、ＧＣでっという噂とは違い、なんとＧＢ
Ａで発売されるそうです。
うーん、どうなんでしょう？
糸井さんは、ＨＰで自分の中にあった大作主義を
捨てたと語られていますが、果たして、あの名機
Ｎ６４ですら実現出来なかった作品構想を、ＳＦ
Ｃに手を加えた程度のスペックであるＧＢＡで開
発可能なんでしょうか？
無論、既に発売されてる作品の移植ならば、細部
に渡って検証出来ますから、細かなことを取り上
げていけるんですが、何せお蔵入りされてた作品
ですから、Ｎ６４版との相違点については、正確
に比べられないですから、なんとも言え無いっ
のが正直なところですが、いくら大作主義を捨て
、構想の全てを詰め込まなくとも構わないという
考えにシフトしたにしろ、どこまでの作品として
仕上がってくるのか不安です。
ただ、商売ってのを前提に考えるなら、ＧＣの市
場に投入するより、ＧＢＡ市場の方が明らかに顧
客のキャパは大きいですから、そういった点で考
えると、妥当な決断とも言えますね。
まぁ、ソフトは売れなければ、ただ埋もれていく
だけという残酷な現実がありますから、同じ陽の
目を見せるなら、陽辺りの良い方がね＾＾；
取り合えず、現段階では静観って感じですかね。
糸井さんですし、ＭＯＴＨＥＲですし、まだ開発
をしてますよって発表しただけですから、どう転
ぶか判りませんものｗ
ＧＣ連動作品に切り替わる可能性だって有ります
しね。
つーか、再び開発中止という最悪なシナリオが控
えてるという可能性だって・・・。
そう、作ってはいるけど「出します」とは宣言し
てませんからｗ
正直、Ｎ６４での開発中止は有り得ない事件だっ
たと今も思ってますから＾＾；
当時を振り返って思うと、やはり出るべきだった
し、出さなければならなかったと思います。
無論、色んなことを加味した上でね。
有る意味でＮ６４というモンスターから生み出せ
る作品の解答的な存在だったと思うんです。
だけど、Ｎ６４という名機ですら、マザー３は実
現不可能だった・・・
だから、有っては成らない事だったけど、受け入
れざる無かったんですよ・・・。
ここで、少し触れておきますが、Ｎ６４というの
はマシンスペック的に、非常に優れたマシンだっ
たのです。ただ、あまりにもクセのある性能が、
開発者泣かせのハードだったので、なかなかＮ６
４の持つパワーを使いこなしたソフトが出ません
でした。
世代落ちハードがそんなに凄いのか？と感じられ
る方もおられるでしょうが、実際にＮ６４を触っ
て見て下さい。すぐお判りになると思います。
あそこまで滑らかな３Ｄ表現をロムカートリッジ
で実現するってだけで、そのスペックの優秀さが
伺えます。
さて、話しを戻しましょう。
そんなＮ６４末期の最後の目玉ソフトという役目
を担ってたマザー３が、ＧＢＡで出るわけです。
そう、３ＤモンスターのＮ６４から、２Ｄ最終章
的なＧＢＡと変換されるわけです。
これをどうまとめてくるか、非常に興味深いです
そして、Ｎ６４でどういった作品を完成させよう
としていたかの謎に、少しでも解答が込められて
ることを願うばかりです。
この、戦犯級ソフトが出る前に、同じく場をＧＢ
Ａとして『MOTHER 1＋2』が4800円で6月20日に発
売されます。
ベタ移植なのか、それともリメイクされてるか？
といった詳細はまだ不明ですが、こちらは心配す
る必要はないでしょう。
そして、願うは、この『MOTHER 1＋2』のエンジ
ンにチロっと手を加えただけで、シナリオだけが
挿し変わりました的な具合で３を出すのだけは勘
弁して欲しいですね。
ＧＢＡの限界ってのもに挑戦してるくらいの勢い
が込められることを祈ります・・・。
あのモンスターハードを蹴った罪もという意味で
ねｗ
そして、多分積まれるであろう、カスタムチップ
から発生するバグなどにも十分注意して欲しいで
すね。
ま、とにもかくにも、糸井さんが責任を取りにき
たわけですから、彼の男っぷりを見せてもらおう
じゃないって感じですｗ
そいじゃ、今日はこのへんで。
また次回の更新でお会いしましょう。