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乙女のアニメ独り言 Vol.48 機動戦士ガンダムSEED 中途結論 後編(ネタバレ無し)

さて、2日間に渡って書いてきた、SEED中途結論
も今日で最後です。

3日分を1つのテーマで進めてますので、今回か
ら読まれる方は、2日間前から遡って読んで下さ
いまし。

それでは、後編スタートです。

過去のガンダム作品で表現されてきたエッセンス
を融合させ、下地は初代ガンダムの流れをベース
にして、各作品で散らばっていた初代で描ききれ
なかったテーマを一本の流れに上手くまとめて作
られてるのがSEEDだと思うのです。

見ていると「ああ!ここはZで消化不良だった部
分だね」「あ、これはVの遣り残しだ」「そうか
、OVAで産み出された部分もここに!」っと有る
意味、ガンダムマニアをニヤリとさせる展開が多
く仕込まれています。

そう、これこそ作り手側のエゴで肯定と銘打った
完全否定作の『∀』で無し得なかった、見てる側
に丁寧に送られた、全てのガンダム作品を肯定し
た作品なんだって気がするんですよ。

故に『機動戦士』だったんだ!って感じたのです

そして、その20余年の集大成的な作風であるの
に、タイトルにSEEDと付いてる部分にcocはこの
SEEDが今の時代、そしてこれから先に作られるガ
ンダム作品のベースとなるのがSEEDであるという
意味での文字どうり『種』となってくれる事を期
待してます。

正直、もう初代ガンダムは休ませて上げたい…。

いつまで経っても20年以上前の作品がドカっと
居座り続けるのもちょとね・・・。

だから、SEEDは有る意味で仕切り線としての役割
も果たして欲しいんですよ。

それはつまり、SEEDの続編を望む、又は続編を製
作する余地を残してSEEDが幕を閉じるのか?とい
った事とは違います。

単純にSEEDから始まるガンダムの新しきシリーズ
ってわけじゃなく、SEEDをこれからのガンダムの
下地にしていけるようになったら良いなって感じ
です。

極端に言うと、初代が居座る座にSEEDが新しく鎮
座してもよいのでは?ってことなんです。

それは、SEEDが初代を越えた?という俗っぽい意
味合いでなく、そろそろそういった必要性が有る
でしょうって意味です。

そして、悲しいかな、今までそういった後継作品
と言える出来栄えのガンダム作品は無かったです
しね。

それに、これは非常に個人的な感覚の話しなんで
すけど、SEEDを見てたら、胸がドキドキしたんで
すよ。そのドキドキ感って凄く懐かしいドキドキ
感で、なんだろう?このドキドキ感は?って考え
てみたら、初代ガンダムを見た時に感じた感覚に
似てるんです。

全く同じ感覚とは言いませんけど、近い物は有り
ますね。

そのドキドキ感に見舞われた時にcocは結論を出
したのです。

そうだよ!ガンダムは、やっぱり『ガンダムらし
さ』が有ってこそガンダムなんだって、UC云々と
かそういうことじゃないんだ!ってね。

だから36話までの時点で早計かもしれないけど
『傑作』宣言をしちゃったのです。

初代ガンダムに込められてたテーマは何だったろ
う?

なぜ初代ガンダムに夢中になったんだろう?

ガンダムってなんだったんだろう?

そういった事を思いながらSEEDを見てみて下さい

すると、cocが計三回に渡って書いてきた物の真
意が少しは伝わるかと思います。

ガンダムは多くのファンが居ますし、色んなポリ
シーが存在しますから、私が正しい!とは言いま
せん。

ただ、私はこう感じたって事をここで綴ったまで
ですが、良ければ皆さんの意見も聞かせて下さい

無論、最終話まで間が有りますから、この時点で
結論付けるのは少々早過ぎるかもしれませんけど
ね。

取り合えず、三回に渡って書いてきたSEEDの中途
結論はこれにて終了です。

3日間通して読んでくださった方、有難うです。

それでは、SEEDの素晴らしいラストを期待しつつ
、まだ書き足りない部分も有りますが、それらは
SEEDの結末を見てからとします。

では、中途結論、これにて終了です。

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