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乙女のモンスターハンター探険記 Vol.5 ここが駄目だよ!モンスターハンター 前編

さて、今日はいつもと逆の雰囲気で『ここが駄目
だよ!モンスターハンター』という、どっぷりと
惚れ込んだが故の叱咤激励の意味を込めて、モン
スターハンターの駄目なところを挙げていくこと
にします。


オンラインモードの人数制限がきつすぎる!

モンスターハンターのオンラインモードの階層は
4段階に別れています。

まず、10個用意されたサーバー。
ここでは、1つのサーバーに1200~1500人まで入
室することが可能です。

そして、次はエリア。
これは、サーバーの中にエリアが設けられていて
、1つのサーバーに10程度エリアが用意されてい
ます。このエリアには原則として80人までしか
入れません。

そして、このエリアという段階ではまだゲームで
はありません。例えるならロビーチャットって感
じですね。

そして、次が『街』です。

エリアを選び、そこから街を選択します。
1つのエリアに街は15程度用意されてます。

この街には、最大で8人までしか入室できません

で、最後がゲームルーム。
つまり、実際にゲームが開始されるところです。
ここは最大4人までしか参加出来ません。

以上がモンスターハンターのサーバー構造の仕組
みなのですが、一番の問題が『街』の8人までと
いう制限です。

この8人というのは、かなり具合が悪いのです。
なぜなら、その8人という制限では、4人でクエ
ストに出かける場合、2チーム分しかありません

入った街に既に7人居たとしましょう。
で、4人がチームでもう出掛けていたとすると、
4人で出かけようとすると、残ったメンバーが否
応無くその候補になってします。

しかし、中には倉庫でアイテム整理や、一人で素
材集めの為にソロでクエストに向かおうと考えて
る人なども居ますから、そうそう上手く4人の意
思が絡むことはありません。

街に入ってしまうと、その1つ上の階層にあたる
『エリア』に控えてる人達とは原則として話しが
できませんから、街の中のことは街の中だけの問
題になります。

この仕様では、クエストを自分が立てて、参加す
る人を募集するって行為が殆ど意味を持ちません

せめて街に20人位まで入れるなら、色んな目的
の人が多数混在しますから、チームを組むのも容
易になるんですけどね・・・。



クエストへの途中参加が出来ない。

前述にあるように、ゲームルームには最大4人ま
で参加出来ますが、3人で始めて、1人が後から
途中参加っという、MORPGの常識みたいなことが
このモンスターハンターでは出来ません。

一度クエストに出発すると、ゲームルーム以外の
階層との接点は全て遮断され、ゲーム内機能のフ
レンドリストという機能に登録したユーザー同士
で行えるショートメール機能も働きません。

これは、KDDIのマルチマッチングの仕様の関係上
仕方ないのです。

マルチマッチング又はマッチングサービスという
KDDIのサービスは、ゲーム開始とそれ以前の
ロビーなどのチャットルームとは処理が完全に違
う形態となっているのです。

モンスターハンターは階層が4段階になっていま
すから、ややこしいですが、前半の3階層までを
ロビーサーバーという、KDDIが用意してるサ
ーバーで実際にコントロールされています。で、
ゲームルームというのは、実はプレイヤー同士が
独立したサバになり、お互いで相互処理してるの
です。KDDIはこのゲームルームが開始される
時に、各プレイヤーの端末をサーバー化にする処
理を行っているだけなのです。

ですから、実際にクエストを開始すると、各自が
サバ化し相関関係として構築されるので、ロビー
サーバーとは切断されますし、ロビーサーバーか
ら新たな人が途中参加してこれないのです。

これは、マルチマッチングの根本的な仕様部分で
すので、今後の変更及び改良はまず望めません。



アイテムトレードの存在意義が殆ど無い

このゲームは経験値等は一切なく、キャラクター
のステータスパラメーターは一切成長しません。

キャラクターの強さは、全て装備してる武器、防
具からもたらされる数値が加算されて決まります

そして、装備品はその種類に関係なく、すべての
物がトレード出来ない仕様になってます。

基本武器、防具以外は、特定の敵を倒すか、特定
の場所を調査するなりして得られる『素材アイテ
ム』という物を用意して、上位の装備品を製造、
または強化していくシステムです。

で、この『素材アイテム』を集めるのが非常に大
変。そして、モンスターハンターにも一応アイテ
ムトレードは出来るのですが、それには厳しい制
限が設けられていまして、アイテムに1~5まで
レア度という物が設定されており、キャラ間でト
レード出来るアイテムはレア度3までのアイテム
までで、レア度4~5のアイテムはどんなにがん
ばっても、渡せませんし、受け取れません。

ですが、武器、防具製造、強化において必要とさ
れる『素材アイテム』の殆どはレア度4~5に設
定されています。

つまり、武器、防具の製造、強化はすべて自力発
掘で頑張るしかないのです。

この仕様は、この手のゲームで必ず問題となる不
正データやディスクデータ吸出しによるチート行
為から重要なアイテムや装備品が大量コピーされ
、不特定多数に向けて、ネズミ溝のように一気に
広がっていき、ゲーム寿命を短くしてしまうとい
う問題に対して、非常に効果的に防衛システムで
す。

そうです。判っているのです。この仕様のお陰で
秩序が保たれていることを。

実際、既にチーターが徘徊してますが、他のプレ
イヤーに不正データから派生したアイテム等の流
出は食い止められていますから。
(現在メーカーは不正プレイヤーの発見報告を募
っており、通報から調査を実施し、不正プレイヤ
ーの特定等、確認が出来次第、処罰を行うとのこ
と)

しかしです。無責任に言わせて貰うと、『●●が
あと3個足りない』と嘆いてる人が横にいて、自
分はそのアイテムを過剰に持っていたりするとき
、何時間もそのアイテムを獲得するために頑張っ
てる人に、援助したくても出来ないもどかしさ…
それが非常に辛いのです。

秩序を取るか、コミニュケートを取るかの問題で
すし、どちらも重要で、どっちがどっちを飲み込
んでしまうか?っと問われると、やはり秩序の崩
壊は、コミニュケートの崩壊へと拡大していくの
は過去の実例からも明白ですから、この仕様は仕
方ないものと受け止めていますが、ユーザーは無
責任ですから、つい、目先の事だけに囚われ、ア
イテムトレードできない仕様を恨めしく思ってし
まったりします。無論、私もその1人です。


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一度でアップするには、少々長すぎるので、2度
に分けてアップすることにしました。

前半、後半、是非続けて読んでくださいです。

それじゃ次回の更新でまたお会いしましょう。

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