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乙女日記 Vol.678 その突き抜け方に、有る意味で感心した。

今日、知人と話ししてるときに、話題が御年寄り
の話しになったんですよ。

で、その人はキッパリ言うのです。
「俺は年寄り嫌い!トロくさいし、無駄な行動多
いし」って。

で、彼は続けます。
「世間では年寄りを敬ったりするのが当然みたい
な空気だけど、俺は嫌いなんだ。仕方ないだろ嫌
いなんだから。自分も必ず年寄りになるのは判っ
てる。今俺が接してる年寄りは未来の自分なんだ
ってことくらい判ってる。でも嫌いなんだ!」っ
と言い切ったんです。

本来なら、そのことに対して説教したくなるので
すが、彼の言い切り様が、なんか付き抜けていて
、まぁ、そういう人も居て当然かなって妙に納得
しちゃった^^;

「この考えが間違ってるとか、間違ってないとか
、そういうんじゃないだ。好きか嫌いかだ」っと
言い切った彼は少なくとも私には無責任に見えな
かったんです。

何ていうか、子供が嫌いな人も居るし、女性や男
性を嫌う人も居るのだから、御年寄りを嫌う人が
居ても、別に不思議じゃないなって思ったんです

何よりも、後ろ指さされそうなことを、キパっと
言い切った彼のその姿勢に真剣さが見えたんです

いや、賛同はしないよ。むしろ私はその逆ですか
ら。でもね、言い難いことを言い切る姿に、無関
心で居る人に比べれば、全然このほうがマシだな
ぁって思ったんです。

本音は無関心なのに、体裁で取り繕う人と比べれ
ば、彼の方がずっと御年寄りの事を意識してると
思いますし。話しを聞いてると、この人たぶん近
い将来、この人なりのスタイルで高齢者と関わり
を持っていくような気がしたんです。

上手く言えないんだけど、嫌いっと言い切った彼
の中に、責任感みたいなのを感じたのです。

案外、こういう人の方が老人福祉とかに向いてる
のかも知れないって風にも感じました。

無責任にヘラヘラしながら嫌いって言ってる人な
ら、裁きの鉄槌の対称ですけど、彼は嫌いって言
ってる自分自身をキチンと自覚して向き合ってる
ような気がしたんです。

そうやって、真剣に捉えている人の方が私は意味
深いと思うんです。

なんか、非常にまとめにくく、締めにくい話題で
すが、つまりcocの言いたいことは、嫌いにしろ
好きにしろ、真面目に感心を持ってる事が大事な
ことだと思いますっていう結論です。

なんか、意図した表現で書ききれなかったけど、
取り合えず今回はここで終わりとします。

それじゃ次回の更新でお会いしましょう。

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