記事一覧

乙女日記 Vol.875 嗚呼 母よ…

今日、母から信じられない物が送られてきましてね・・・。

えっと、きちんと前置きしますと、ここで何度か書いてるのでご存
知だと思いますが、母は時折実家から服を送ってくるのです。

当初は単に『あなたに似合いそうな服見つけたから送ります』的な
感じだったのですが、いつしか使い捨てカメラも一緒に送られてく
るようになり、それで送った服を着た姿を撮ってよこしなさいって
いう主旨に変わり、そしてだんだんと送られてくる服が奇抜な物に
変化していき・・・

そして、今日届いた物を開封すると、そこから出てきたのは白衣…
っていうか、ナースの白衣・・・。

いくらなんでも、これはないだろっと母に電話して抗議したんです
。「あんなの貰ってもて着て外に出られないし、お母さんの着せ替
え写真の為だけのものじゃない!」ってね。

そしたら『何今更言ってるの?着せ替えの為に送ってるんじゃない
。他に何か理由があって?』っと、物凄くサラっと、凄い事を言い
きられました^^;

「にしても、ナースは無いでしょ!」っと、ひるまず抗議を続ける
と『ネタが無くなってきたのよね』っと返す母。

ネタが無くなってきたって、そもそも娘をネタにすんなっ!

「こんなのまるで風俗じゃない!コスプレ風俗じゃん!娘を風俗嬢
扱いするのか」っと反撃したのですが『風俗嬢ねぇ、まぁそんな気
分を体験してみるって事で袖を通しちゃいなさい』っと・・・呆気
に取られる返答。

ダメだ。やっぱこの人おかしい・・・。
前々から、よその家の母親とは何か大きく違うぞって思ってたけど
、この人も音はクレイジーなんだ・・・。だから、あの不良中年の
親玉みたいな父とずっとやってこれてるんだ・・・。

そんな遅すぎる認識にうろたえてるcocのことなど一切無視するか
のように、電話の向うで『じゃ、写真よろしくね♪』っと声を弾ま
せて一方的に電話を切られました。

白衣を左手にぶら下げ、『ツーツーツー』っと受話器の無機質な話
し中の音を聞きながら、呆然と佇むcoc。

【親は選べない】誰が初めに言ったのか知らないけど、初めてその
名言を放った人に、cocから勲章を差し上げたい気分でした。

そして、全然納得いかないまま、白衣に袖を通し、お風呂から出来
てきた兄を捕まえ、写真撮影・・・。

兄の『なんだ、どんどん妖しい方向にいってるな。その内セーラー
服とか、サンバカーニバルのやつとか送ってくるんじゃね?」っと
いうチャカしにも、怒る気力沸いてこず「うん、そうかもね」っと
虚ろに相槌打つだけのcocさん。

そう、正に認めたくない現実を受け入れた衝撃的瞬間だったわけで
すw

これも親孝行・・・。そう言い聞かせた切ない夜なのでした。

それじゃ、そろそろ検温の時間なので、本日はこのへんでw
また次回の診察でお会いしましょう(やけくそw


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

トラックバック一覧

コメント一覧