記事一覧

乙女のゲームのススメ Vol.76 今更ドラクエ2を語ってみたり…



今更感が爆裂だけど、ふいに遊びたくなってちょっとした空き時間
にチビチビとプレイし続けて、現在は船を入手後、金の鍵と牢屋の
鍵を先に取りにいって、その後アレフガルドへ上陸し、大灯台を終
えた辺りです。

で、ここまで遊んで、改めてDQ2について書きたくなったという真
相。

まず感じたのは、時代特有とでも言いましょうか、昨今の作品で目
立つ過剰な課題提示が事の他少なかったんだなぁっと再認識しまし
た。

特に船を入手した時点での放置され具合が結構良いw

あんたは伝説の勇者の血を引いてる末裔の一人なんだ、そして世界
をハーゴンという悪者が我が物にしようとしている。別の地に根付
いてた末裔の一人なんて、そいつの企みで父親どころか、国を丸ご
と滅ぼされたんだ。もう君のやることはわかったよね。そう!この
世界を滅ぼそうとしてるハーゴンを退治することだ!そして今君は
大海原に出た。この先は定まった目的に向かって君が道を切り開い
ていくんだ!ってな感じ、程よく放置されるでしょ。

一応、船を入手できる街【ルプガナ】で次のステップの指針は、さ
りげなく提示されるんだけど、是が非でもそれを目的にしろってな
強制感は無いし、手に入れた船で世界を自由に冒険していいよって
いう懐の大きな所が素敵。

しかも、船を入手することで、自由にあちこち行けるというフラグ
が立つことを前提に各地で得られる情報が断片的なんですよね。

で、各地を回って情報を得ていくと、見えてくるんですよね。ハー
ゴンの居場所とそこへ辿り着く為の手段が。

一応、モンスター分布のLVコントロールで行きやすいエリアと苦
しいエリアという境界線を作って、見えないようにルート調整はさ
れてるんだけど、それは強制じゃないから、世界を渡り歩く順序は
プレイヤー次第で自由だから、船入手後は結構ワクワクしちゃう。

今回のプレイでは、ルプガナで船を入手後、アレフガルドに上陸し
、ラダトームを経由し、竜王の城っていう一応のセオリールートは
無視して、船入手後に一気に金の鍵を取りに行きました。

でも、久しぶりのプレイだったので忘れてたんですよ。
正確な場所と、その周辺のモンスターの強さをw

微妙に迷子になりましたし。バビラス、ガーゴイル等のルプガナ出
港直後のキャラLVでは強敵な輩との死力を尽くした戦いでギリギ
リまで追い込まれ続けましたw

例の街が見えた時は、始めてDQ2をプレイしてた頃と近しい感動を
覚えましたよ。

あぁ!!やっと!やっと宿屋に泊まれるぅぅぅって(いや、目的は
鍵ちゃうんかい!w)

で、めでたく一泊でき…いや、ちがう!金の鍵を入手し、それから
牢屋の鍵を買いに行って、あとは旅の扉ツアーと既訪地の扉開けツ
アーを慣行し、明らかにレベル不足なのに、悪魔神官に喧嘩打って
奇跡的に勝利したりw

いきなりサマルトリア最強装備の光の剣を買い与えて、パーティ最
大攻撃力保持者をサマルトリアにしてみたりw(この方法が中盤で
一番強い組み合わせだと思ってるので…)

ローレシアは鋼の剣のままだけど、ロトシリーズの兜と盾、そして
ガイアの鎧で身を固めさせ壁役に特化させてみたりw

この時点で確かローレシアのLVは13か14だったかな。急いで
るわけじゃないんだけど知らぬ間にハイペースで進めすぎたようで
、結構後悔してるです^^;

でも、無理してキツ目のルートを進み、装備品の充実ができたので
、アレフガルド上陸後は低LVなんだけど楽でしたw

ローレシアがガンガン攻撃を耐えて、サマルトリアが大きい一撃を
与えて、ローレシアがそこそこの攻撃で支援、ムーンブルクは、い
かずちの杖オンリーで削り役。
これで一気に大灯台を登破。

そんな感じでゲームは進んでおりまする。

さて、船入手後の放置具合に改めて感心した以外に、やはり評価す
べきはBGMの強烈な完成度でしょうね。

ロト三部作では、多くの名曲が生み出されてますが、私的にDQ2
はその中でも飛びぬけて良いと感じます。

私的には3の【王宮の舞曲】がDQ史上で最高の出来だと思ってる
のですが、作品固有が醸し出す雰囲気との調和で一番バランスが良
いのは2じゃないかって思います。(楽曲は個人の好みがあります
から評価は千差万別なんですけどね)

そして、2で忘れては行けないのが、敵の強さですね。
もうこれは見事と言わざる終えない絶妙のバランスです(緊張感を
感じれるという苦しい側での奇跡的なバランス)

こちらが使用できる魔法の種類も少ない時代の作品ですから、局面
ではかなりの戦略的な戦闘を強いられるのに加え、生きるか死ぬか
のギリギリのラインでの攻防を楽しめる出来栄えには今尚もって平
伏物です。

マヌーサかルカナンかの選択で全滅か勝利かが分かれたりするよう
な場面とか結構多く、ヤバイくらいにシビレますw

この【厳しさ】がDQ2の色であり、今考えると、シリーズ中最も
根強いファンが居るこの作品は、もしかしたらシリーズの中でも異
色な作品に入るのかもしれませんね。

2ほどプレイヤーを突き放したDQって他には無かったですしね。

1は容量の問題で、簡潔的に物語が展開する制約上、不親切に感じ
られる部分もありましたが、それは意図的とは感じられないし、そ
もそもプレイヤーが探索できる世界が狭かったから迷うことも少な
かったという副作用がありましたしね。

3は2とはガラリと変わって、過剰とは言わないまでも指針の提供
は常に的確に行われていたので、厳しいという雰囲気は無くなり、
転職システムを楽しんでくださいっていう、やや低姿勢な趣に変わ
ってましたし。

4はキャラクターロープレの走りで、演出先行気味で、5、6は言
わずもかなって感じですしw

そう考えると、2だけ浮いてる感じもしないでもないですね。

一言で表現するなら【硬派】ってことなんでしょうか。
うん、硬派なんだろうね。だって絶対媚びたり軟弱な姿勢ではない
もの、あのロンダルキアがそれを象徴してるw

まぁ、これも結局好みの問題なんでしょうけどね。2の突き放した
感じが不親切で、ゲームバランスがキツ目なのを悪いと感じる人も
いるでしょうし。


さて、どんどん話は膨らみ、すでに着地点を見失っていることにお
気付きでしょうか?w

これをどうやって締めるかが、今、あたしに課せられたた一番の難
題ですw


ドラクエと掛けましてぇ~!
浪花人と説きますぅ~!

その心は!!

”どちら様も好みにはうるさいようで”

好み…お好み焼き…。
好み…どの作品が好きかの好み…。


………そこ!何も言うな!w

そもそも謎掛け苦手なんだもんToT
(いや誰も謎掛けで締めろなんて要求してないしw)


まぁ取り合えず、8をプレイしたくとも買えないストレスから2を
やりだしたわけですけど、欲求を紛らわせるどころか、余計に8を
求める欲求が高まってるのには非常に困ったものです。

っと、綺麗にスベった事は無かったことにしておいて、本日はこれ
にて終了です。

それではまた次回の更新でお会いしましょう。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

トラックバック一覧

コメント一覧