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乙女日記 Vol.954 真相は明かさないから価値がある(無いから明かせないとも言うw)

昨日は、エライ事が起きました。

今、新店のオープン準備に取りかかってるのですが、内装業者の方
とお店の中で細かい打ち合わせをしていたとき、突然ガッシャーン
!っと凄まじい破壊音が・・・

音の方向に視線を向けると、お店のドアのガラスが大破、しかも入
口周辺は全てガラス張りなので、あちこちにヒビが・・・。

そして、大破したドアには、なんと重さ推定70キロ近い機材を乗
せた台車が突っ込んでたのです・・・。

どうしたんだー!?とか、大丈夫か!?とか。すいませんー!とか
。様々な声が飛び交う中、cocは1人どんよりと落ち込んでました

ただでさえオープンまで時間がないっていうのに、入口を大破され
てるんだもん・・・^^;

台車を扱ってた業者の責任者みたいな人がすっ飛んできて、血の気
の引いた顔しながら、ボキャブラリーの中の全てのお詫びの言葉を
、列挙させる勢いで謝ってこられたんですが、謝られてもどうしよ
うもないんですよね^^;

いや、別に怒ってたわけじゃないんです。

とにかく、何が起きようと、とにかくオープンまでに全てを間に合
わせないといけないので、責任がどうとかよりも、ガラスを入れ直
すのが間に合うかが重要なので、その人の動揺を取り合えず抑えて
もらって、スケジュールの再調整開始。

まぁ、なんとかガラスの方は間に合うという事になったので、一先
ずは安心。

にしても、豪快だったなぁw
大破だもん、大破。あれほど見事に破壊されると笑いそうになるw

木っ端微塵とはこのことかって感じです。

入口が階段で6段ほど下がってからあるんです。で、脇にスロープ
があって、どうもそのスロープで台車が暴走したらしく・・・

加速付けてガッシャーンですw

台車に乗せてた機材が無地だったのが幸いでした。
なにせ、その機材は簡単に代わりの物を用意できるものではないの
で、そこで故障してたら完全にオープンに間に合いませんでした。

その事がまず脳裏を過ぎったので、一瞬クラっと眩暈覚えましたよ
。見てはいけないものを見てしまった現実からの逃避でねw

あぁいう突発的なトラブルになると、必ず慌てて、責任の所在を明
確にすることで安心したがる人いるでしょw

そういうのcocさん嫌い。

今回も、騒ぎ立てる人がいて、誰がやった!と煩く喚くので「そん
な事どうでもいいでしょ。それを明確にしてこの状況が何か好転し
ますか?」っと冷徹にグサっと突き刺してやりましたw

で、空気を凍り付かせたところで「ほら、何してるんです。まずは
機材チェック。そして掃除。やること一杯ですよ」っとドライに言
い放つと、我に返ったかのように3倍速で動き出す始末w

暫くして、台車を動かしてた本人を連れて、業者の人が再度お詫び
に来て、頭下げたりとかされたんですけど、どうもそういうの苦手
で^^;

ま、一番ダメージ受けてるのは貴方自身だろうし、別に責任云々は
全く考えてないから構わないんですけど、それだと貴方の気が済ま
ないでしょうし、取り合えずガラスの張替え作業の業者さんが来る
日に、貴方も何かお手伝いをするって事で手打ちにしません?っと
提案し、それで納得して貰えたようなので良かったです。

それから暫くして、その台車を扱ってた業者の責任者の人にコソっ
と「あの人をクビにしたり処罰与えたりとかしないで下さいね。こ
の中で一番落ち込んでるのはあの人なんですから、それでもう十分
でしょ」っと念を押しておきました。

だって、突発的なミスって起きた後に防げた云々は遅いじゃない。
起きてしまったことは仕方ないし、故意じゃないんだから責めても
何ら建設的な解決法じゃないでしょ。

誰も怪我しなかったんだし、肝心の機材も無事だったんだから”び
っくりしたね”で良いじゃないw

ガラスの張替えしてくれる業者さんには無理なスケジュールの強行
作業してもらうことになったので、申し訳無いけど^^;

まぁ、仕事中の態度が悪かったり、起こるべくして起きた事だって
思えるような人なら、厳しく叱りますけど、凄く誠実に仕事に取り
組んでいた人だったので、あたしから言う事は何もなかったんです

飛び散ったガラスの破片を皆で掃除してるとき、なんとなく空気が
暗く重い雰囲気が続いてて、そういうの凄く嫌だから、取り合えず
一番重い空気を放ってる台車を動かしてた人の背中をポンと叩いて
「ま、取り合えずドンマイ!ってことで、一先ずここは笑っておき
ましょう」っと言ったものの「は、はぁ・・・」っとTHE嘆きの人
って感じの返事するもんだから、なんとも気まずい空気に^^;

いかんなぁ、この空気はいかん!なんとかしないとなぁっと色々考
えて、ふと1つ妙案が浮かんだのです。

皆に掃除で集めたガラスの破片、ここに全部入れて下さいって、大
きいダンボールを広げておいて、その間に某業者の知り合いに連絡

で、集まった破片が入ったダンボールをひきずり、皆に後の作業は
お願いね。ちょっと用事が出来ましたっと有無を言わさぬ勢いで店
を出て、1人のスタッフを捕まえて車の運転を頼んで、某所に移動

それから、約6時間後にお店に帰還。

どこ行ってたんですか!っという恨み言が飛び交う中「ジャーン!
」っと披露したのは、あの割れたガラスを使って、アクリルの円柱
の中に見た目がジェルっぽい素材(口頭でこういうの作ってと頼ん
だので何で出来てるか知らないw)と一緒にガラスの破片を砕いて
入れてある物をデーンっと床において、貰ってきたブラックライト
を舌から照らすと、まぁ、なんと美しいファンタジックなオブジェ

ほんと綺麗なのよ。でもさ、なんかイマイチ反応が薄い。
「ね?綺麗でしょ?どう?駄目?ほら、折角ガラスが砕けたんだか
ら、こういう風に使ったら無駄になんないでしょ?」っとアピール
したら、これを作る為に長い間抜け出してたんですかと…っと1人

「うん、そうだよ」っと当然顔で言うと「作るの良いんですけど、
実際cocさんが作ったわけじゃないでしょうし、作ってもらってる
間に戻ってきてくれたほうが良かったです…」っと・・・

「いや、驚かせたくて…」っと言い訳すると「貴女がこの切羽詰っ
た時期に、長時間不在で消えた事のほうが驚きです」っとグサリw

「留守の間に、これだけの業者から電話ありましたよ。そして貴女
の指示無しで手が付けれなかった作業もこれだけあります」っとメ
モを渡され、慌てて目を通すと、それはそれは凄い量で^^;

ジーーっと、冷たい視線が四方から飛ばされてるのを感じ、どうこ
こを切り抜けるか必死で考えた末、cocが取った行動は・・・
腕で目を押さえ、しゃがみ込んでみましたw

したら、即座に「って!泣き真似かよ!」っと抜群のタイミングで
突っ込んでもらえて笑いを取れたので、何とか窮地の脱出に成功し
ましたw

突っ込んでくれたS君、ほんと大感謝。
一応、泣き真似に入る前に、彼にアイコンタクトはしてたんだけど
、ちゃんと意図が伝わるかめっちゃ不安でしたよ^^;

後でS君と話した時に「必死で俺を見てたからさ、何かやるんだな
って思ったけど、どういう風なことしてくるのか判らなかったし、
俺は俺で必死に身構えてたんだぞ」っとのことw

他には「てっきり逆ギレのパターンで凌ぐのかと思ってたんけど、
まさかあの状況で古典を出してくるとは、逆に意表をつかれたぞ」
っと褒めてもらったりもしました(そうなのか?w

ま、こうやってcocがcocらしい行動でcocをcocがやることで、場の
空気がいつもの空気に戻ったので良かったです。

一応これでも大変なんですよ。周りが作ったcocという存在のイメ
ージを崩さない様に行動するのも。

キャラが1人歩きしてしまってるから、今では周りのイメージにこ
っちが合わせきゃっていう苦労があったりするのです。

つまり、これでも色々考えて、緻密に行動しているのですっという
主張です。

まぁ、思い付きだけの行き辺りばったりな自分を正当化させる方便
とも言えますが・・・w

今回のガラスの破片の再利用なんか、現場の空気を和ませる為にど
うしたら良いのか考えた末の行動だったというのが、表向きの理由

真相?それは、まぁ、なんていうか、思い付いちゃったんだからし
ょうがないじゃないって感じかなw

取り合えずはね、我が道に敵無し!ってことです(…だそうですw

そういったわけで、オープンに向けての作業は、周りの人が一杯が
んばってくれてるようで、『順調に進んでいると言える段階だ』っ
ということを聞かされておりますですw

『ふむ、左様か。御苦労であったな、かっ、かっ、かっ』っと言っ
てみたいんだけど、さすがにそこまで言っちゃうと殴られそうなの
で必死で衝動を抑えてる、そんな毎日のcocさんなのでしたw

では、今日も(周りの人が)がんばって、オープン作業を行ってきま
す^^

そいじゃ、今回はこれにて。
また次回の更新でお会いしましょう。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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