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乙女日記 Vol.1047 ドラマ【電車男】最終回 乙。

ドラマ【電車男】が無事に最終回を迎えましたね。
これで、ようやくブームも落ち着くでしょうw

さて、最終回を観終って、ドラマ全体の感想ですが、意外と脚本が
冴えていて面白かったです。

なにより、スタッフが良い意味で好き勝手して作ってるなぁって印
象を受けました。

まぁ、一般層を置いてけぼりにするような仕込みネタ多発には少々
苦笑いせざるおえませんが、一般層でないcocとしては楽しめまし
たよw

特にガンダムのネタを多く使ってるので、笑いつつも"おいおい…"
っとスタッフの暴走に呆れてましたw

最終回で、戸田恵子さんをひっぱりっ出してくるあたり、やりたい
放題かよ!っとw

でも、たぶん本当にやりたい放題だったんじゃないかって思う。見
ている側としても、スタッフが楽しんで製作してるんだろうなって
いう熱気というか情熱というか、いや違うな…、そう正にヲタオー
ラですよw

結局、映像製作会社に入る人間なんて、程度の差はあれど、映画、
アニメ、TVなどの製作映像のヲタでしょうし、そういった人たち
が自分達の世界を心置きなく開放して製作にあたれたドラマだった
んじゃないでしょうか。

だから、作品に大して込められてる愛情のようなものが映像から強
く発せられていたし、それが勢いとなり色んな人を巻き込む力の渦
になっていったんだと思う。

こういう作り手の愛情までもがオーラとして発せられる作品っての
は早々ないです。

でも、得てして作り側、それも中心スタッフだけでなく、多くのス
タッフがその作品に強い愛情を持ち、作り手なのに、ユーザー以上
にその作品のファンとなってしまってくらいの勢いが生まれた作品
って結構な割合でヒットするんですよね。

今、パッとドラマで思い起こせば【踊る大捜査線】とか【トリック
】とかもそうですよね。

勿論、商業作品だから結果を多く求められ、それを重要視しないと
いけないんだけど、どこかでそういった煩わしい事を飛び越えて、
作り手が純粋に楽しんで作られてる作品には自然と人を引き込む力
が生まれるものです。

だから、cocは今回、このドラマ【電車男】を見て、電車男云々よ
りも、そういった良いドラマの条件というか、物作りの基本という
ものは作ってる側が心底楽しめてないと良い作品にはならないっと
いう大前提を再認識することができました。

最近のドラマは脚本が弱く、原作物にばかり頼って、オリジナルド
ラマは殆どが総崩れですが、もっとドラマを楽しんで作ってくれれ
ば、良いものが沢山出てくると思います。

【電車男】も原作物でしたけど、脚本の出来は非常に良かったし、
脚色の仕方にも感心させられました。
もう殆どオリジナルといっても良いんじゃない?っていうのは誉め
すぎか^^;

とにかく、スタッフにお疲れ様でしたっと言いたくなる、そんなド
ラマだったなぁっていうのがcocの【電車男】に対しての感想です

書籍化、漫画化、映画化、舞台化、ドラマ化と続いてきた【電車男
】。ドラマがハッピーエンドになった今、危惧すべきことは、まだ
稼ぎ足りない強欲な大人達が更なる展開を画策したりしないかって
ことです。

最悪のはゴシップ紙あたりがルール無視、協定無視とかで、電車男
、エルメス本人を引っ張り出して、最後の一儲けを!なんてことに
ならないことを切に願うばかりです。

"名乗り出るつもりはない"という彼らの意思が揺らがず、変化する
ことなく、そっと電車男ブームが静まっていき、時代の1ページと
なっていってくれるのが一番です

さて、最後はドラマの感想から話は逸れてしまいましたが、恐らく
電車男について書くことは今後無いと思うので、最後にまとめて書
いた次第です。

それでは今回はこれにて。

また次回の更新でお会いしましょう。

追記

10月6日に電車男の特番が放送されるみたいですが、内容は最近の
フジの手法として、脇役数名、もしくは主演俳優を使って5分程度
の撮り下ろしシーンを準備して、残りは全て総集編っという感じに
なると思います。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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