記事一覧

乙女のキネマ論報 其の七 頭文字D

昨年、TVのスポットCMなどで、迫力満点のドリフトバトルシーンが
大量に流されていた為、気になってしまっていた【頭文字D】の実
写版を見ました。つーか見てしまいました…w

感想ですが、まぁ、なんと言いましょうか…
とにかく内容云々の次元の前に最初から最後まで、とにかく違和感
という物に襲われ続け、最後の最後までそれは消えませんでした。

なにせ、舞台設定は原作どおり日本の群馬なんですが、全員ハング
ル?韓国語?何て言えば良いのか判らないんだけど、ここでは便宜
上【ハングル】で通させてもらいます(表現が違ってたらすいませ
ん)

で、とにかく全員がハングルで喋ってるわけで、もうそれがかなり
辛くてね…

日本在住の英語圏出身の人が、日本のTVで放送されてる米英映画を
見ると、こんなふうに激しい違和感を感じてるんだろうなぁっての
を初めて実感として知りましたw

そんな言葉の違和感でドリフトバトルがどうのこうのって言うのは
吹き飛んじゃいましたね^^;

日本の群馬の秋名峠で、藤原豆腐店など、もうそこは日本なわけで
、なのに平然と全ての人がハングルで喋り、身振り手振りもザ!韓
国って風味漂いまくりで、一体そこはどこで、お前らは何者なんだ
っと・・・

しかも、原作設定をかなり弄ってて、樹なんか、韓国映画や香港映
画によく出てくる、ボンボンの小心者、だけど態度と体格だけはデ
カイ典型的なタイプになってるし・・・w

涼介と中里が何故かマブダチ風になってて、京一はいきなり登場し
て、勝手に事故ってサヨナラだし、圭介は存在自体が抹消されてい
て、圭介が消されてるんだから、当然って感じで池谷先輩やケンジ
先輩もいないわけで・・・

文太さんは、渋くもなんともなく、ただのスケベ面した呑んだくれ
だし・・・。

とにかくムチャクチャw

まぁ、原作設定を弄るのは映画サイズに納める為には仕方ないこと
だけど、約二時間でプロジェクトD発動前夜まで詰め込むのが無茶
過ぎるのよ。設定変えて、人物関係図を簡略してるにも関わらず、
展開が速すぎて、殆どダイジェスト版状態^^;

ハングルに違和感云々以前に脚本からして、かなりD級。やっぱ頭
文字DのDにあやかってるのかな?w

一応、随所に素晴らしいなって思えるロケーションシーンはあった
のが唯一の救いかも。

でも、まぁ、総合的に考えて、これは見る価値無しですね…。

個人的に樹役の人の【GTR】の発音にはウケたけどw
やたら、Rの発音が本域でね…、『じぃてぃあーぅ!』って連呼す
るもんだから、このサモハンキーポーのパチもんうるせぇー!って

っとまぁ、そんな感じでしたので、これからレンタル等で見ようか
と思ってる方は注意してください。つーか見るだけ時間の無駄です
^^;

キワモノ好きな方なら止めはしませんが…w


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

トラックバック一覧

コメント一覧