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乙女日記 Vol.1126 予想どうりの形になりましたね 

今期からF1への参戦が正式に決定した【SUPER AGURI Formula1】の
ドライバーズシートがようやく正式発表されました。

ファーストドライバーは彼の為にHONDAがこのチームを作ったわけ
ですから、当然として佐藤琢磨が決定。水面下で二転三転していた
セカンドドライバーは、99年にフォーミュラ・ニッポンの下に位置
するカテゴリー【フォーミュラ・ドリーム】でチャンピオンになり
、近年ではフォーミュラ・ニッポンやSuper GT(旧 全日本GT選手権
)でエントリーしていた井出有治が内定したそうです。

これで、チーム資本、監督、ドライバーが日本ということなり、F1
初の純日本チームの誕生となりました(純ではないんだけど、表面
的にそう見えるという意味)

以前にも書きましたが、セカンドドライバーを日本人にしたのは正
解だと思います。やはり新規参入チームにとって重要なのは、どれ
だけのスポンサードを得られるかってことですし、いくらバックに
HONDAが控えているといっても、HONDA本体は今期BARを買収し、完
全ワークス体制としてチームを運営するわけですから、Bチームに
相当する【SUPER AGURI Formula1】への資本注入にも限度はありま
すからね。

そういった状況で、国内スポンサーへのアピール度ってのは、セカ
ンドドライバーが外人なのと、日本人コンビとでは印象度がガラっ
と変わってきますし、それはすぽんさー契約の額面にも大きな影響
を出しますから、今回のドライバー2人を日本人で染めたのは正解
というよりも、一番無難で安全な選択だと思います。

勝つか負けるのか前にフォーミュラカーのレースってのは、まずは
お金。悲しいけどお金が全て。それ無くしては論外。だからまずは
資本力を付けて、来期へ繋げることが最重要課題です。

そりゃね、全チーム同じ車体に、同じエンジン、タイヤを付けてレ
ースするなら、ドライバーの腕次第で、新規参入だろうが、古豪の
チームだろうが関係無しに勝負できて、勝てばスポンサーが付いて
っていう図式になるけど、現実はそうじゃないわけで^^;

車を早くする為には資本、資本が富まなければ弱いまま、だから必
要今回は日本人ドライバーである必要性が高かったわけです。

これで、大なり小なり、国内の企業の資本協力がスムーズに進むで
しょう。

そして早ければ3年後、良い位置で勝負できるチームになれるかも
しれません。

まぁ、チームってのは有る意味ではベンチャー企業みたいなもんだ
から、先々のことはわかりませんけど、琢磨と共に3~5年じっく
りと腰を据えてチーム力を上げて行けば、きっと良い結果に辿りつ
けると思います。

HONDAのバリチェロとバトンの契約が切れた途端、琢磨がそっちに
移ってしまったりしたら、恐らく【SUPER AGURI Formula1】は終わ
るでしょうねw

彼の為に作られたチーム故に、彼が居なくなればお役御免ってなこ
とに成り兼ねない^^;

どうなるのが一番ベターなのかは現時点で微妙だけど、純国産チー
ムとして始動したんだから、そういった体制を維持して一年でも長
くグランプリに参戦を続けて欲しいというのも本音。

最終的にはフェラーリみたく、国家の代名詞的なチームってのを目
標に!ってのは、言い過ぎですね。はい、すいません。調子に乗り
過ぎましたw

ま、とにかく今期は2台合計で、10回は完走してほしいなぁっと
思ってるcocさんなのでした。

それでは今回はこのへんで。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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