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乙女のらぶらぶサッカー Vol.75 代表メンバー確定。そして本大会に向けて。


ドイツW杯へ向けての日本代表メンバー23人が発表されましたね


完調ではない久保が落選し、巻を選出っという流れは、マスコミが
騒いでるほど驚くべきことではないですね。

実際、本大会で戦う場合、身長が高いFWというのは持ち駒としてど
うしても必要だし、今までの代表収集の経緯から、久保か巻の二択
になるのは当然の流れであり、完治しきってない久保を連れていく
よりかは、120%で動きまくってくれる巻を選んだっという選択は
、是非は別として手段の一つしては有りです。

ただ、そういった選択自体に不満はないけど、FWを5人にしたのは
ちょっと納得いかないかな^^;

まぁ、柳沢の骨折の直り具合という不安要素を考えての+1なんだろ
うけど、そうなると久保のファンの人からすれば、柳沢の故障には
目を瞑って、なんで現時点で動ける久保を落選させるんだ!っと怒
り心頭の方もいるでしょうね^^;

嫌な言い方をすれば、久保よりも柳沢の方がジーコの覚えが良かっ
たってことですかね。柳沢とは10年の付き合いだし、不確定要素
が拭えない久保よりかは、容易に予測できる柳澤を取ったってこと
なのかもしれません。

しかし、このFW4人+1人という結果で割りを食ったのがMF枠。
8人選ぶところを7人になったわけで、そこに当て付けて言うわけじ
ゃないけど、cocが個人的に是非とも選出してほしかった松井が落
選という憂き目になったわけで…

やはり前線でドリブルで仕掛けてゲームを作れる選手として松井の
個人技は局面で重要な切り札になると思うんですよね。

でも、まぁ、松井はA代表での試合数も少ないし、コンビネーショ
ンという意味においては慣熟していないだろうから、仕方ないかな
っとも思ってます。サッカーは1人でどうこうするものじゃないで
すしね。

あと、もう1つ不満を言うとするなら、小笠原を選出してるところ
かな…。

確かに彼は上手い、技術も高い。だけど個人的にどうもそのプレイ
スタイルが好きになれないのです。

攻め時に横ないしは後ろに展開したり、ダイレクトで回すべきの所
でボールを持ち過ぎて展開のテンポを壊したりした挙句に囲まれて
ボールを奪われたりといった場面が印象に強くあるんですよ。

プレイ全部が総じてそうだとは言いませんが、そういう場面が多い
という意味であまり印象がよくないのです。

だから、彼を入れるくらいなら、松井のほうが…などと愚痴りたく
なったりする次第なわけですが、そういった個人的な好み云々を別
にして考えた場合、今回召集された23人の面子は妥当だなとは思
います。

一言で言うなら【安定感】って感じですね。
ただ、気になるのはジョーカー不在なところです。

ここぞってところでの切り札がないという意味でいうと、特化した
部分がないチームとも言えるかなっと思います。

だけど、前回の中村、前々回のカズのようなエゴイステックな落選
事件はなかったから、日本がW杯に出場する直前の時期を心穏やか
に過ごせるだけで良かったかなっとね。

つーことで、最終メンバーも決まったことですし、あとは第一戦で
どれだけ出来るかを楽しみに6月までサッカー魂を充填し、応援に
備える事にします。(関連テキスト05/12/12)


あ、そうだ。一応、日本のグループリーグの勝敗予想をしておきま
す。

第一戦 対オーストラリア 1-2で日本敗戦。
第二戦 対クロアチア 1-1で引き分け。
第三戦 対ブラジル 3-0で日本敗戦。

結果、日本は勝ち点1のみで、グループリーグ敗退と予想してます


え?非国民ですか?
でも、冷静に考えると上の様になるんですよ^^;

希望としては、オーストラリア代表が現在怪我人続出なので、そこ
に付け込めて、転がった賽が日本側に有利に傾けば、1勝1分け1
敗の及第点を狙えるかなっとは思ってますよ。

何せ、今回のドイツW杯は日本にとって、いわば初めて戦いに出向
く大会です。98年フランスW杯では初出場であって、厳しい言い方
かもしれないけど、アジア予選を突破した時点で燃え尽きてた感も
あるし、戦いに行くというよりかは、参加しにいったと言ったほう
が適切かと思います。

そして02年日韓W杯は開催国でしたから、グループリーグも弱めの
国が当てられましたから、これも戦いの舞台ではなく用意された舞
台で踊らされた大会と言っても良いと思います。

そして、今回のドイツW杯。この大会こそが日本が初めて本当の意
味において戦いに挑む大会となるわけです。

負けて当たり前の初出場ではなく、組み合わせを優遇される開催国
でもない、各地区の予選を勝ち上がってきた32ヶ国の内の1つと
して、世界の強豪と対等な立場でぶつかる初の大会です。

しかし、立場は対等となっても、実力がそうであるかといえば、言
うまでも無く…。

世界の強豪との差をまざまざと見せ付けられる結果になることでし
ょう。

確かにW杯は強いチームが順当に勝つ大会ではありません。
沢山の魔物が住み付き、多くの番狂わせが起こります。
故に日本にもチャンスはあると表現もできますが、それは32ヶ国
全てにチャンスがあり、日本はあくまで1/32にしか過ぎないのです
から、早々日本に栄光が舞い降りることはありません。

W杯という大会がどれほど過酷で残酷な大会か・・・
それは、歴史が多くを語っています。

まだ日本はその歴史の入口に足を踏む入れたにしか過ぎないのです

荒川静の金メダル、WBCの日本優勝に続け!などとマスコミは煽っ
てますが、もうそろそろマスコミもファンも気付いてほしい。あり
のままの現実というものを。

ジーコの後任はまだ決まってませんが、仮にEU出身の巧みな戦術論
を有してる監督が就任した場合、ジーコから注入された個人の創造
性を重視した南米スタイルのサッカーと融合させることで、世界の
強豪と互角に戦える日本代表というものが、その時に完成するので
はないかと考えてます。

そういう意味において、2010年の南アフリカW杯こそが、日本の勝
負の大会だと思っています。

つまり、夢を見るには、まだ4年早いっという結論なのがcocの考
えなのです。

ま、2010年南アフリカW杯に出場できればの話しですけどねw
今大会でアジア勢が不振に終われば、アジア地区の出場枠は減らさ
れることになりますし、今回の予選みたく4.5枠という甘々な予選
が続くことはないですしね^^;

っとまぁ、そんなわけで、なんか変に冷めた事ばかり書いてしまい
ましたが、誇大表現したつもりは無いですし、非国民と言うなら、
どうぞ言ってくださいってくらいの身構え有り気でのテキストなん
で、御容赦くださいませ。

それでは、6月の本大会を心待ちにしつつ、今回はこのへんで終わ
りとします。


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