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乙女日記 Vol.1255 緊急出張ラプソディー

ただいまです。緊急出張を終えて帰還してまいりました。

過密過ぎるスケジュールで、かなりの疲労蓄積をお御土産に戻って
きたcocさんですが、出だしは快調でした。

引率君曰く、新幹線にしたかったのですが、現地着いてからの都合
上から車で行くことにしたそうです。

ま、あたしは何で行こうと構わないので、左様ですかっと朝の5時
に迎えにきた引率君の車に乗り込むやいなや、DSを取り出し、トリ
プルミリオンな【New スーパーマリオブラザーズ】を起動。

実はこの時が初プレ。(ファーストインプレッションは後日別記)

なんとなく時間潰しにと始めたのに、そこから夢中になり、キャッ
キャ、キャッキャの大騒ぎw

「もう少し静かに遊べません?」
「あの、ちょっとウルサイです」
「だぁー!ウルサイって言ってるでしょうがー!」
っと怒られるハメに^^;

だって、面白いんだもんw

しかし、半ば強引にスーマリ禁止令は施行され、やむなく途中でプ
レイが中断したままだったGBAのブレスオブファイアを起動。

それから約15分後。意識途絶w

引率君曰く"早朝にゲームで騒ぎまくって、静かにしてくれと頼ん
で、やっと静かになったなっと思ったら、幸せそうな寝顔で寝息立
てられ、殺そうかと思いました。そしてそれが正解のような気がし
てなりませんでした"っとのことw

そんな引率君の殺意など知るよしもないcocさん、車中で目が覚め
、寝惚けつつも『今どこらへん?』っと。

「浜松過ぎた辺りです」
『浜松過ぎた…、じゃ青マスゾーンか』←でた!桃鉄変換地理w

で、つい言っちゃったんです『えー?まだそんなとこなの?』っと

「まだとは何です!まだとは!僕は寝てないんですよ!昨夜だって
急にこの予定入ってきたから、準備やなにやらで遅くなっちゃって
、2時間しか寝れてないんですよ!なのにまだとはなんですか!」
っと怒る引率君。で、じっと黙って引率君を見つめるcocさん。

「なんですか?」
『終わった?ガス抜き?じゃ、寝る。おやすみ』っと再び睡眠タイ
ムに入ったcocさんw

「ひでぇ。あんたぜったい悪魔だ。紛れも無く絶対純血の悪魔だ」
っという愚痴に笑うのをこらえて眠りの中に。

しかし、二度寝というのは余り長い時間寝れないもので、30分程
度で目が覚めちゃって、モソモソとシートの上で動き、カバンの中
を探るcocを見て「今度はどうしました?」っと聞いてくる引率君
に『次のPAで休憩に入って』とcocさん。

「トイレっすか?」っと遠慮の欠片もない返答をする引率君に『い
や、それよりも』っと応えながらカバンの中を覗き込んでたcocさ
んが顔を上げた時に手に持っていたのは歯磨きセットw(クマさん
プリントケース入りw)

「なんか、楽しそうっすね。気楽で」っと皮肉る引率君にムカつい
たので、いきなりクラクションに手を伸ばし連打!スイカを割る勢
いで連打!w

「ちょ!!やめっ!いや、マジで!!」っと慌てる引率君を睨みつ
けるcocさん。

「こぇー、今、もしかしたら石にされるのかと思った」ってw

どこまでも悪魔キャラで引っ張りたいらしい引率君。しかし、そっ
ちがそうくるなら、期待どうりに悪魔に成りきろうと思うcocさん
なのでした(しめしめw

それからPAに入り、ベンチで脱力してる彼に、作ってきてたお弁当
を渡したら「うん?弁当すか…」っと暫し沈黙。

「毒入ってっるしょ」っと言った引率君の顔面に0.5秒の超人的な
反応で、パンチを繰り出したcocさんw

殴られた本人、殴られた事実に一瞬唖然としつつ、一気に怒り出す
から[『なんなら、これから園芸店にでもよって農薬でも買いにい
こうか?で、それガブ飲みする?それなら期待どうりの毒盛りにな
るよ』とマジ面で睨み返したcocに「冗談です…、すいません。お
弁当頂きます…」っと瞬く間にスイッチオフになってくる引率君が
「でも…殴ることないのに…」と呟きながらオニギリを頬張ってい
たのには、何か哀愁めいたオーラが立ち上っていて、なかなかの男
前ぶりでしたw

そして休憩を終えて、再び車移動開始。

ここからは、三列シートを全部倒して簡易ベット状態にし、そこに
ゴロ寝しつつ、お菓子とジュースとDSで暇を謳歌するぞ体制に入
ったcocさん。

いくらなんでも、それはやりすぎですっという引率君の冷たい視線
など全く無視して、一人ゴロ寝するcocさんに「運転代わってほし
なぁ」っと呟いた引率君。

『いいよ!代わってあげる。』
「マジっすか!」
『じゃ、ターボボタンとかミサイル発射ボタンとかどれ?』
「ターボ付いてません」
『キノコ拾っても?』
「えぇ、拾ってもです。つーか落ちてません」
『ミサイルは?』
「勿論積んでません…、念のためですが甲羅も付いてません」
『じゃ、前方走行車を蹴散らせないじゃん』
「えぇ、蹴散らせませんし、蹴散らさないでください」
『じゃ、あちこちぶつけちゃうよ?』
「まだ買ったばかりの新車なんでぶつけないで下さい」
『でもスターをゲットすれば!?』
「も、もういいです…、そこでゲームしててください…」
『あい!らじゃー!』

っといったやり取りで、結局cocさんはゲームすることくらいしか
なくなってしまったのです。残念なりね(あんたって人はつくづく
…w)

やがて、ゲームに飽きてきた頃に、ようやく目的地到着。
『どこ!?ここどこ?』っとやたら元気なcocさんとは対照的に「
どこでも関係ないでしょ。言ってもわからないんですし。そこのビ
ルの8階が○○さんの事務所なんで、あとは○○さんにスケジュー
ルの事聞いてください」と途切れ途切れに小声で覇気なく話す引率
君w

で、車から出ようとしたら「あ、そうだ。これ今夜泊まるホテルの
場所と名前、そしてこれが預かってたお金からですが、タクシー代
です。僕は先にチェックインして寝てますので、仕事頑張ってくだ
さい」っと言い出す引率君。

『え?先にチェックイン?寝てる?何言ってんの。今回の仕事はア
シスタント必須だよ。これから君も付いてくるんだよ』っと言った
時の彼の顔って、どう表現したらいいんだろう…w

なんか、秒速で一気に老けていく感じ?w
エナジー枯渇の決定的瞬間とも言えるかなw

「…あの、聞いても無駄でしょうが、それってマジ…ですか?」と
、わなわなしながら聞いてくる彼に『激マジ!』っと親指を立てて
応えるcocさんw

5秒程視線を膝に落とした彼が次に発した言葉、それは「よーし!
!なんでもこい!なんだってしますよ!さぁー!一気にバリバリや
っちゃいましょう!」でしたw

こいつ…、吹っ切れた。いや壊れたw
やけくそって、こういうのをいうんだろうなぁっと感慨に更ける
cocさんと、やたらハイテンションな彼は一路今回の依頼先の事務
所に意気揚々と乗り込んだのであります!

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さぁ!これから引率君はどうなる!?
壊れてしまった彼に待つ、更なる過酷な試練とは!
そして、最初の夜が更けていく二人に一体何が!

気になる緊急出張ラプソディーの結末は!?
待ち受ける事件とは!?

つーことで、次回に続きます。
では、今日はこれにて。
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*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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