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乙女のNintendoDS 漫遊記 Vol.32 シムシティDS

先日、エレクトロニック・アーツは今冬に【シムシティDS】を発売
すると発表しました。

【シムシティDS】は2000年に発売されたPC版【シムシティ3000】を
ベースにエレクトロニック・アーツの日本法人が日本向けにアレン
ジを行うとのこと。

cocとしては結構期待のタイトルです。

やはり気になるのは、アレンジのセンスですかね。
【シムシティ3000】は名作と称しても良いくらいの傑作でしたが、
やはり少々取っ付き難い部分と無機質な印象を受ける面が多々あっ
たので、そこらへんの部分を上手くアレンジ出来てれば、かなりの
良作になるんじゃないと期待してるのです。

ただ、アレンジするならいっそのこと、任天堂にしてもらった方が
良かったのになぁって思ったりもします。

シムシティ史上、SFC版のシムシティのアレンジの見事さは今尚も
ってしても本家が超えられない壁として君臨してるほどですしね。

あのSFC版で任天堂が見せたアレンジの妙を、このDS版にも施され
れば…っと、ついつい考えてしまいます。

いや、何もエレクトロニック・アーツ・ジャパンが無能だっという
意味ではないですよ。cocとしては好きなソフトハウスですし。
(でもホント言うと、日本法人はあまり好きくないw)

アレンジに関して、期待する部分は、情報量をいかに押さえ込むか
っという点ではないかと思います。

シムシティ3000ともなると、ゲーム中に得られる、もしくは一方的
に流れ込んでくる情報の量が非常に多く、それらの情報を元に都市
開発の方針を定めていくのは、なかなか難しいものです。

ゲームとして、都市開発シミュレーターとしてのシステム拡張は大
いに賛成なのですが、やはり一度に得られる情報の量が増えすぎる
と、それらのデータを処理するCPUの性能が上がったとは言え、プ
レイする側の人間にはさほど変化はありませんから、あまりに多く
情報をユーザーに流し込んでしまうと、明確な都市開発のビジョン
が確立できないという弊害になるんです。

まぁ、そういう部分から適切な選択を見つけ出していくというのが
本作の楽しみの中枢であるともいえるのですが…

しかし、やはりDSは携帯機。気軽にプレイできる端末上で起動させ
るのであれば、あまり多くの情報が一変に得られるのは宜しくない
と思うのです。

有る程度情報を制限することで、都市開発の指針が立てやすくなり
ますし、じっくり腰を吸えて、データを取りつつプレイしていった
PC版とは違う楽しさ。そういった感じが出せてるようなアレンジ
であって欲しいなっと、シムシティファンのcocは思ってる次第で
す。

実際のところ、どんなアレンジになるかは分かりませんが、期待半
分、不安半分で発売まで待つとしまする。

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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