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乙女日記 Vol.1267 精神的に貧し過ぎ


本日は、ニュースサイトで拾ってきた話題です。

家計にゆとりがあるのに給食費を払わない保護者が増えている。あ
まりの悪質ぶりに、法的措置を取る自治体が相次ぐ。未納分を学校
側が立て替えたり、給食の質や量を下げて対応している事実は、教
育界では“公然の秘密”。生活保護に上積みされた給食費を別の出
費に流用する保護者もいるほど。各自治体は、徴収員の配置やプリ
ペイド方式の採用など“あの手この手”で踏み倒し防止に躍起だが
、滞納する保護者の多くが「義務教育だから払いたくない」の一点
張り。なかには「給食を出せと頼んだ覚えはない!」「給食を止め
られるものなら止めてみろ!」などとすごむ保護者もいるという。
(SankeiWebより一部抜粋。原文はこちら→http://www.sankei.co.j
p/news/061001/sha002.htm
)

なんて言えば良いのか、言葉に迷います。呆れて。

給食費を払わない理由というのがcocには解りません。
給食を食べさせたくないっという主張なら、両親の方針とかもある
でしょうし、分かる気もするのですが、食べさせておいて、払わな
いっていう…なんでしょう、これ^^;

しかも1食当たり、300円以下で作ってもらっていて、栄養のバラン
スも考慮してあるんだから、非常に有難いと思うんですけど、何が
気に食わないのだろう?

我が子に昼食は食わせるなってことなのかな?
それとも、給食よりも安価で更にもっと栄養のバランスの取れてる
物を作って、毎日お弁当を持たせたいのに、給食があるからウザイ
ってこと?

今の小中学生の親って、大体1970年代生まれ位でしょ?
cocさんと同世代な分、余計にその奇妙な考えに困惑しまする。


この問題と少々関連性のある話で、子供に『頂きます』を言わせな
い親が増えてるとかっていう話題が少し前にありました。

お店で食べに行った時に、お金払ってるんだから、なんで頂きます
って言わせなきゃいけないんだっという主張をしてたり、そもそも
『頂きます』は誰に対して、どういう意味で使うべき言葉なのかと
いう論点にまで飛躍させて、屁理屈こねてる人らが居るとのこと。

お金払ってるからっという考えが入り口にあり、そこで何事も完結
しちゃってるのが、非常に貧しい精神構成なんだなぁっと思います


作るほうだって、作ってお金が貰えるから作ってるんでしょ。そし
てそれにお金出してるんだから、立場は同等。だから頂きますなん
て言わせない。

食材を生産してる農家なども同じ。それを育てて、売ってお金貰っ
てるんだから、感謝なんてしなくていい、お金払ってるんだから。

そんな感じの屁理屈が並べられていたのですが、そんなこと言い出
したら、それこそ親に感謝?産んでくれなんて頼んでない。産んだ
からには養育するのが義務だから恩は無いってな屁理屈まで発展し
ちゃいますよ。

払った、払ってもらったを前提にする前に、人と人が関わってると
いう点をまず前提にするべきだとcocは考えます。

とにかく給食費にしろ『頂きます』にしろ、屁理屈こねる前に人と
して、人と関わって生きて行く文化社会での生き方という意味にお
いての節度から考え直すべきかと思いますね。

少なくとも、食わせておいて、お金は払わない。どこで何を食べて
も"頂きます"を言わせないという親では、まともな社会性を有した
子供は育っていかないと感じます。

で、こんな屁理屈を行使して子育てするような親にしてしまった、
その親、つまり団塊の世代の人達は、一体自分らの子供に何を教え
てきたんだか。

所得が自尊心の拠り所にさせられてしまった世代の後遺症は、次の
世代にこうして受け継がれてるのか…っと感慨深く思ったりもする
cocさんです。

そんな親達に呆れ、哀れさも感じつつ、今回は終りとします。

それではまた次回。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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