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乙女のアニメ独り言 Vol.73 MS IGLOOについての話しになってしまった罠


11月突入。こうなると、いよいよ年末年始の地獄スケジュールの恐
怖を生々しく気配として感じられてくるので、重い溜息の回数が増
えてきてしまうcocさんです。

さて、ノンビリと継続してるDVDのダビング作業ですが、ジブリレ
ーベル作品を制覇した後、ガンダムXに取り掛かっていました。

取り敢えず、ガンダムXのダビングは完了したので、次はガンダムW
とOVA、そして劇場版と制覇していくつもりです。

それが完了したあとは、ガンダムGでもと言いたい所ですが、そこ
は敢えてスルーw

0080や0083、MS08小隊辺りを制覇したあと、UC本編の初代、Z、ZZ
、逆襲、F91、Vと追っかけていき、ダム関連の一番最後にその気が
残ってればGもついでにダビングしようかなって感じの予定。

あ、そうそうXを制覇する前に【MS IGLOO】を揃えておきました。
ガンダムエース誌上で漫画版が連載されていたので、内容は知って
いましたけど、実際に腰を据えて映像を見たのは初めてでした。

全編フルCGのガンダムってことで、反響は大きい作品ではあるけど
、別にCGだからって驚く時代でもないかなっとw

まぁ、人間の表情とかも頑張って作り込んであったので、その点は
評価します。まぁ、ロボットアニメのの途上進化先の回答がCGであ
るとは盲目に断言はできませんが、選択として間違ってはいないと
思います。

モビルスーツをフルCGで描くことの意義が成立してるからこそ、全
編フルCG、登場する人間もCGで描く必然性に違和感を感じないから
、好意的に鑑賞できました。

数年前にどこかの映画ボケしたゲームクリエイターがCGにする必然
性が作品そのもに無いのに、多額の制作費でフルCG映画を製作し、
何がしたいのだ?実写にすればいいじゃないかっと門前払いに近い
評価を受けて総スカンを食らい、その制作費の大赤字が発端で自分
が企業した会社から追い出されてしまったのとは違い【MS IGLOO】
はフルCGという舞台に立つ意義が成立していますから、あちらさん
のフルCGとは意味合いが違いますね。

前期3巻(1年戦争秘録)、後期3巻(黙示録0079)の6編で構成されるシ
リーズは、ファーストガンダムで描かれた一年戦争の前夜とも言え
る開戦目前当時のジオン公国軍技術仕官オリバー・マイ中尉の視点
から描かれた作品で、オリバー・マイ中尉が配属となった第603技
術試験隊試験支援艦【ヨーツンヘイム】において、兵器の実践テス
トを主題に物語が語られる外伝的な作品。

中でも初映像化となる【ルウム戦役】はダムオタに大きな反響を呼
びました。

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*ルウム戦役

ジオン独立戦争、いわゆる一年戦争開戦の火蓋となった宇宙空間に
よる大規模な艦隊戦。ルウムとはスペースコロニー群の宙域呼称の
一つで、コロニーとはシリンダー型自発回転式居住施設の名で、コ
ロニー群のことをサイドと呼称する。コロニー建設宙域は開発順序
によってサイド1、サイド2のように名付けられ、ルウムとはサイド
5の宙域呼称名。そのサイド5宙域で行われた大規模艦隊戦を【ルウ
ム戦役】という。

ちなみにサイドの呼称は1(ザーン)2(ハッテ)3(ムンゾ)4(ムーア)5(
ルウム/後にフィロンティアと改名)6(リーア)7(ノア)8(ガイア)と
銘々されており、サイドに属するコロニーは一基を1バンチと呼ぶ
が、コロニーそのものに名前が付けられてる物もある。

例:シャングリラ(正式にはサイド1 1バンチ)


*初映像化

ルウム戦役の初映像化は正確にいうと、セガサターン【ギレンの野
望】のOPムービーが初映像化となる。しかし【映像作品】として市
場に送りだされた作品の中にルウム戦役を描いた物は【MS IGLOO】
まで存在しなかった。

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ちょっと、濃い話しになってしまいました…

で、この【MS IGLOO】でcocさんが気に入ったシーン及び兵器は、
上述した【ルウム戦役】の一連の攻防は勿論ですが、前期(1年戦争
秘録)の第二巻に登場した超弩級戦闘車両モビルタンク【YMT-05 ヒ
ルドルブ】と、後期(黙示録0079)の第一巻に登場する【FF-X7-Bst
コア・ブースター】に空対空ミサイルと大型バルカン砲を装備させ
たカスタム仕様のコア・ブースターII インターセプトタイプ(型式
不明)です。

ヒルドルブに関しては、その愚直な姿に惚れましたし、MS-06をモ
ビルタンクの火力と機動性で圧倒していく様が気に入りました。

コア・ブースターII インターセプトタイプは、その登場シーンこ
そ一瞬でしかないのですが、コア・ブースター好きなcocとしては
、新たなカスタム機の出現に萌えまくりw


そして、この【IGLOO】シリーズを通して見て思ったのですが、や
っぱガンダムは何だかんだ言ってもUCシリーズが一番面白いですね

UCシリーズの一番の魅力は、やはり長い年月を掛けて培われてきた
史実設定に基づいての兵器開発の系譜を楽しめるところなんじゃな
いかなっと思うのです。

機体の開発理念や、その系譜、そして技術継承など一連の流れが設
定で繋がってるので、そこを掘り下げて楽しめる強みっていうんで
しょうかね。

例えば、ジオン公国のMS開発委託会社のジオニック社とツィマッド
社の政治的な絡みとかね。両社の兵器開発の争いによる結果がジオ
ンのMSの多岐に渡るMS兵器の系譜に繋がる部分などは、知っていれ
ば物語をより楽しめますし。

勿論、そんなの知らなくても良いのです。フォーストのTVシリーズ
で何故にギャンは試作機一機しか登場せず、ゲルググが沢山出てき
ているのか。しかも、ギャンはビームサーベルを装備してるのに、
何故にビームライフルは扱えないのか(ドムも然り)等は知らなくて
もアニメの楽しさを損なうことはないですし。

あくまで裏設定な数々。それを知る事で更に楽しみが広がる。そう
いう兵器設定に大きな実績があるからこそ、UCシリーズは根強い人
気があるのだと思います。

あと、ガンダムってファースト制作当事は、戦争と兵器を描いた稀
な作品としても評価されていたわけだけど、UCシリーズ以外のガン
ダムって、兵器が兵器として描かれてないんですよね^^;

なんていうか、スーパーロボット的な先祖返りをしちゃってる感じ
だから、そこらへんに古参ダムオタは違和感を感じてしまうんです

物語として楽しめはするんだけど、それだけで終わってしまう寂し
さって言うべきか…。

UCはモビルスーツが開発される以前の設定、つまり核融合炉の小型
化から、ミノフスキー粒子の軍事利用に至る経緯と効果、そしてモ
ビルワーカーからモビルスーツへと発展していく筋道の設定が出来
上がってるから、一つの機体にスポットを当てて掘り下げていって
も筋道がしっかりしてる。それは架空世界の架空テクノロジーの歴
史に裏付けられてる世界観の厚みって感じ。

でもUCシリーズ以外は、唐突にガンダムが存在して、モビルスーツ
がウジャウジャ出てくる。その辺りがいきなり過ぎるんですよね…

まぁ、この手の話しを続ければ、延々と際限なく続いてしまうし、
どんどんUC以外のガンダム否定へと走っていくのは明白ですから、
これ以上は深く書くのをやめますが、取り敢えず今回の結論として
は、30年という時間を掛けて築いてきたUCシリーズの歴史の重み
と厚さに【IGLOO】を通して、触れ直すことができて非常に嬉しか
ったですっという感謝の気持ちです。

そして、またUCを舞台にした作品を是非とも制作して欲しいと願う
cocさんなのです。

なんか、DVDのダビングの話しを主題にするつもりが、ガンダム話
しに染まってしまい、ちと自分でも呆れてます^^;

そんなわけで、普通に日記カテゴリーのつもりで書き始めたものが
、結果的にアニメカテゴリーなテキストとなってしまいました。

まぁ、別に構わないんですが、アニメネタで書こうとしてるのがま
だ一つあるんで、アニメで続いちゃうのもどうかなぁって思ってた
りもするわけです。

え?そんなことを気にしながらテキスト書いてるの?って思った人
、cocをバカにしすぎw

これでも、ちょっとばかりは考えて書いてるんですからね!

一先ず、そんな風に思った人は、空中イス30分の刑に処すんで、
今すぐ立ちあがって、膝を90度曲げて、イスが有るものとした体
制で30分動いちゃダメ!ふくらはぎプルプルしてもやめちゃダメ


では、各自、空中イスはじめぇー!



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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