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乙女のNintendoDS 漫遊記 Vol.40 レイトン教授と不思議な町

あの【レベルファイブ】初の自社レーベル作品という時点で要チェ
ックは確定していて、一般層にもアピール可能な非萌えなアニメグ
ラフィックでの演出となれば、あとはプレイしてからのお楽しみっ
と思い、全く詳しい情報に目を通さなかったんです。

なんとなく特異なシステムを用いた前衛的な作品なんだろうと勝手
に思いこんでいまして…

で、実際にプレイしたわけですが、なんとまぁ…、中身がなぞなぞ
ゲームだったとは^^;

いや、それはそれでOKなんですよ。ただ、もうちょっと野心的な
テキストアドベンチャー系だと思っていたものですから、拍子抜け
って感じ^^;

でも、それはcocの勝手な思い込みから感じた第一印象ですので、
作品の評価とは全く関係ありません。

ですので、ここからが本題。

まず、なぞなぞゲームとしては、演出も行き届いており、変な日本
語ですが【小気味良く悩める】出来栄えとなっています。

なぞなぞというとお子様なイメージを持たれる方も居るかもしれま
せんが、投げかけられる問題はかなり頭を柔らかくしないと解けな
い物が多数です。

TV番組で例えるなら"サルヂエ"や"IQサプリ"みたいな感じですね

しかし、この作品、cocにはキツイです。何がキツイかと言います
と、問題がね、結構ね…難しいのです。でもヒント貰えるシステム
になってるんですが、負けず嫌いなcocさんがヒントなど貰うと思
いますか?w

素直にヒント貰えば良いのに、そこは意地です。頑固一徹w
結果、バカな頭と格闘し続けることになるわけです。

だけど、解けた時の爽快感は気持ちいですね。今のところ【ナゾ
020 交わらない人々】に一番長く詰まりました^^;

まぁ、まだ始めたばかりで、問題もやさしめなのが多いので、それ
以外は比較的スムーズに解けましたけど、今後が恐いです。

さて、"なぞなぞ"の部分以外についてですが、とにかくやたらと喋
ります。そしてアニメーションムービーがジャカスカ組み込まれて
います。

その点に関しては、少々過剰演出に感じました。ただ機械的に設問
と回答が繰り返されるだけでは味気ないので、演出は歓迎できる要
素ではあるんですが、ちょっとやり過ぎかなっと…。

ギャップがあるんですよ。携帯機ではないのでは?と錯覚するくら
いの豊富なキャラクターボイスとムービーシーンですが、その合間
にやること、つまりゲームの核は"なぞなぞ"なわけですから、静と
動の差が激しく感じるのです。ゲームが進行すればするほど、その
ギャップの違和感が強くなります。

"なぞなぞ"の部分にも動きや音などの要素を絡めてあれば良かった
かなっと思いますね。出題がムービーとかね。そういった使い方を
してるなら頷けるのですが、結局、"なぞなぞ"にアニメ演出を被せ
ただけで終わってしまってるのが残念です。

携帯機なんですから、ムービーゲームなんて不必要だし、それがゲ
ームの核に直結してない限り、何でわざわざ携帯機でムービーを?
ってなってしまうんですよね。

ま、そこらへんの煮詰め方に甘さを感じはしますが、一連の"頭の
体操系"ゲームの中では、最もポップでキャッチーな作品であると
言っても良い出来栄えです。

なんでも3部作らしいので、次作、次々作での発展的改良がどのよ
うになるのか、楽しみに待ってみたい気にさせてくれるソフトです

なんか、文面的に、ちょっと酷評チックに思えるかもしれませんが
、実際はそうでもないです。良作、そう表現して差し支えない作品
だと思っておりますです。

ま、coc的には、解けない問題が出てくると、気になって眠れなく
なるという悪い作用がありますがw

それでは今回はこれにて。

追記

指…、まだ全然痛く…、そうそう治りそうにない感じです。深く切
りすぎToT


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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