記事一覧

乙女日記 Vol.1366 遠い母

また雪がちらつきました。3月です。もう11日です。春です。春
のはずです。そもそも暖冬なんでしょ。だったらさっさと春ウララ
な陽気になりやがれってんだ!雪とかちらつかせてんじゃんぇー!
寒いと…寒いとーーー!イライラするんだ!ムカつくんだー!っと
御機嫌ナナメなcocさんです。こんばんわ。

さて、恒例の"唐突"なんですが、誰しも思ったりすることだと思う
んですが、自分が子供の時に出会ってた、今の自分と同じ歳の人達
は凄く大人に感じたのに、自分がその人らと同じ歳になった頃、自
分をどう贔屓目で見ても全然大人に思えないって感じるのってある
じゃないですか。

最近、つくづくそういう思いが強いのです。

特に母と自分を比べると、全く話しにもなんないほど自分が幼稚な
現実を付き付けられ、居た堪れなくなります。

うちの母は結婚が早かったので、出産も自ずと早かった。今のあた
し歳の頃には当然"母親"だった。しかも真剣に"母親"をしてくれて
いた。

今更言う事でも無いのですが、あたしは母を尊敬してる。心底尊敬
してる。同じ女としても全くもって敵わない存在です。

特に凄いなぁって思うのが、母は感情に任せて怒ったことが無いの
です。叱られたことは沢山あるけど、イラついたりして怒り出した
とかそういうのが1度も有りません。

幼少の頃は凄くヤンチャ娘だったcocは、悪戯も笑えないレベルま
でエグイのを何度もやったりしましたが、叱られはするけど、怒ら
れたりはしないのです。

そして、何時も何故叱ってるか、何故あなたは叱られてるのかを説
明して聞かすのも忘れたことがありません。

そんな風に果たして今の自分が出来るかと問われたら、勿論出来る
わけないっという答えしか出てきません。

そういう人だったから、そういう母親と成ったのか、母親に成る事
でそう変化したのかは分かりませんが、とにかく立派な人だと思い
ます。

cocさんにもいっちょまえに反抗期っていうのもありまして、その
時はやたらと母、いや家族全員に対して、理由がハッキリしないイ
ラ付きを覚え、それをぶつけたりもしてたんですが、その時だって
母は決して揺るがなかった。むしろ余裕だった…

逆にそれがムカついて、酷い事を言ったりもしたことあります…。

しかし、反抗期を過ぎ、金銭的な自立を経て、社会の中で仕事とい
う分野でそれなりのことをしてきたと自負できるようになった今に
なっても、そして、社会で完全に大人とみなされる歳になっても尚
、自分があの母のように生きれてるのかと問うと、首を縦に振れな
い現状にガッカリです。

少し前に、そんな思いもあって、母と会った時に「あたし、全然ま
だ子供だね…。お母さんみたくなりたいけど、全く届かないや」っ
て言うと、"いいのいよ。ずっと子供でも"っと母。

なんか、その言葉がすんごく大きく感じました。やっぱ余裕なんだ
ぁって^^;

女として、少なからず対抗意識はあるんだけど、ハナっから勝負に
もなんない程の差が開いてるんで、反抗期のときみたく、その言葉
にカチンときて文句言い出すなんてことはもうありません。ある意
味諦めなんでしょうね。良く言えば達観?w

追っかけても届きそうに無いなら、せめて、貴女の娘は貴女の教え
を実践して頑張って生きてますよっていうのを見せることが親孝行
かなっと…。まぁ、子供ポジションのままってのが何とも情けない
ですが、そういう風にしていくしかないのかなっと思ったりしてる
最近のcocさんです。

ゲームだ、アニメだ、ガンダムだ、パソコンだっと言ってる自分が
とても恥ずかしく、そういう部分は本当に申し訳なく思います。す
いません。いつまでも子供で…。

そして、当分はまだそういうのが続きそうなんで、なんでしょう、
もう諦めてくださいw

あたしに大人になれと言うのは無茶な気がします。無茶はいけませ
ん。何かと弊害が生じます。有るがまま、流れのまま、その時にそ
の時の全てを受け入れていくのが無難でしょう。

つーことで、自分の幼稚さを反省しつつも、結局何かを劇的に変え
ようかという宣言には至らない辺りが、cocさんの良いところです(
です!←ここ強調

そんなわけで、何時の時代も"母は偉大"なりって感じですね。

それでは、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

トラックバック一覧

コメント一覧