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乙女のらぶらぶサッカー Vol.97 アジアカップ 対韓国戦

2007/07/28/21:35(日本時間)から行われたアジアカップ三位決定
戦の対韓国戦についてのテキストです。

これから録画VTRを見るという方は、ここから先は目を通さないで
ください。試合結果が内容に含まれてます。
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はぁ…っという溜息で全て語り終えれるような試合でしたね。

疲れもあったと思います。サウジ戦で得た教訓で前半から積極的に
ミドルレンジからのシュートも放っていました。

しかしね。それを継続することができないのは何故なんでしょう。

後半30分を過ぎた辺りはイライラして貯まりませんでした。

横パス何本繋げても一点にはなんないのよ!
ラグビーじゃあるまいし…、縦だよ!縦。同じパスを出すなら縦に
出してくれ。そんでシュート打て。枠目掛けてとにかく打て。そう
いうシンプルなことが何故出来ない。

ペナルティエリアでワンツーしたり、スイッチングしたりして、何
をどうしたいんだ。

必要なのは点で、相手DFを翻弄するパス回しでも、コンビネーショ
ンスキルでもないんだ。枠に目掛けてシュート打つ。こぼれたら押
し込む。1本でダメなら5本、10本。とにかく打とうよ。

数を打たないから入らない。当たり前の結果ですね。

最後のPKを外した羽生。言っちゃ可哀想だけど、延長後半の決定的
場面のあのシュート。確かに枠には行ってた。でも相手DFに向って
打つなよ^^;

まぁ、でも…、あの時間帯だし、とにかく枠に打てばチャンスにな
るという意味で、間違いではなかったけど、ほんとツキの無い男で
す。

PKサドンデスで彼がキッカーとして出てきた時、ものすご~~くヤ
ナ予感しましたもんw

で、あれでしょ。あぁ、今日のジョーカーは羽生だったのかっと妙
に納得するも、彼の号泣の中に込められてる悔しさは相当なもので
しょうから、責める気にはなりません。

つーか、ツキの無さに関しては、羽生本人が嫌ってほど痛感してる
だろうし、彼、暫く立ち直れないかもね^^;

一方、相手の韓国はナイスゲームでしたね。退場者を出しつつも、
3試合連続となる延長戦を走りぬき、最後まで"負けない"というフ
ァイティングスピリットを全面に出して戦いきった韓国イレブンに
は拍手です。

延長に入った時点で、韓国の選手は疲弊しまくっていて、ヘロヘロ
な状態だったにも関わらず、玉際での気迫はさすがです。

ナショナリティの差と一言で片付けられない、大きな力ってのを感
じました。解説が出来ない解説者の松木や、事前取材がちびっ子記
者なみの薄っぺらいもので実況に活かせる情報を用意するという実
況アナウンサーの基本すら何時までたってもできない、いい歳ぶっ
こいた田畑アナなどは、日本は試合内容は良かったが等と言ってま
したが、韓国の方が数段良い試合してましたよ。

ぼやく事しかできない、ぽっこりお腹のセルジオじぃじぃも。文句
ばかりを延々言い続けてましたけど、もっと韓国の動きの良さと気
迫の凄さを認めて解説しましょう。

ってかさ、ほんと良い加減にしてほしいのが、テレ朝のサッカー中
継の実況のレベルの低さ。あれ、誰かどうにかしてもらえません?

松木"高原!高原ー!"
田畑"ドイツ、ブンデスリガーでの活躍を!"
松木"俊輔、いいですね~"
田畑"スコットランドMVPの力を"
越後"ひぃだりぃ、こまぁのがフリィーなんだから"
松木"遠藤!遠藤ー!"
田畑"絶対負けられない戦いがある"
越後"にぃほぉんは、おしぎみなんだから、もっと人数かけて"
田畑"絶対負けられない戦いがある"
松木"集中!集中ですよ!あぁー!あぶない!"

以後、試合終了まで殆どこれらのエンドレスループ。

だれも状況の解説をしないw
なぜに今こういうプレーが起きたか、なぜあのパスはあのタイミン
グで出したのか。そういう解説一切ない。

飲み屋でTV見ながら、セルフ妄想代表監督化した松木が、ここは
こうしろ、いまはそうしろ、気持ち!集中!など自分の主観だけで
試合にチャチャ入れてるだけの松木。

3~4個の決めフレーズをタイムカウンター片手に放ってるがごと
く、内容のないフレーズを繰り返し挟みこんで、松木と一緒に騒い
でるだけの田畑。

どんな試合内容でも文句を付け、ゲーム開始当初と終盤で言ってる
ことが完全に逆転したりしてるのがザラの、どこにでもいるサッカ
ーに煩いボヤキじぃちゃんなセルジオ。

こんな面子で…、放送するテレ朝の神経が計り知れない。

以前もこの話題で書いた覚えあるけれど、野球の解説だと、江川さ
んや掛布さんの解説って凄いですよね。

漫画やアニメでしか野球に振れないcocさんでも、たまにその両氏
の解説の中継を見てると、野球が凄く理解できますもん。

事細かく状況の解説をしてくれるか、なるほど、だからこういうプ
レイに繋がったんだって、ちょっと野球を知ったか気分にさせてく
れますし。

サッカー中継でも、フジの青木アナはその実況を聞くだけで、物凄
い量の取材を重ねて実況に挑んでるのが良くわかりますし、自分が
全て解説出来るくらいの勉強量だから、解説者にとって美味しい場
面を心得てるから、状況の説明を踏まえた上で、最後の結論部分を
疑問系にして解説の人に話しを振る。で、振られた解説の人は(た
いていは風間さん)は御膳立てしてもらった話に技術論を被せて状
況の解説を完了させる。正直見事です。

なんで、実況解説に話をもっていってるかと言いますと、今回のよ
うなピリっとしない試合。イライラが募る試合になればなるほど、
状況が動かないから、テレ朝の中継の場合、その質の低さがやたら
と目立ち、途中からボヤキばかりになってしまうので激しく耳障り
になってくるんです。

で、試合に負けてイライラするわけですよ。で、イライラしてるか
ら、実況の程度の低さにプンスカしたくなってしまうわけです。

ま、とにかくこれで日本にとってのアジアカップは終了したわけで
す。

次回大会のシード権も失い。アジアでのパワーバランスの雲行きが
怪しくなってしまったわけですが、戦術サッカーの流れは確かに良
い方向に成長してると感じましたし、ジーコ体制の時と比べれば、
真逆の方向にシフトして作ってきたチームの一年という意味では合
格点ではないでしょうか。

気になったのは、オシムの交代メンバーのパターン化があまり理解
できません。意図が見えないというか、パターン化するほどの意味
のある交代なのかどうかという意味において、まだ監督の考えが見
えてきません。

状況、場合によっては、もっと早い時間から、2人同時に交代とい
ったようなカードの切り方をしても良いと思うんですが、どうなん
でしょうね。

オーストラリア戦のパワープレイにしても、たたみ掛ける時間帯が
遅すぎたと感じましたし。

なぜ、羽生、矢野、佐藤の3枚固定のパターン化で今大会挑んだの
か、その真意を是非とも知りたい。それが今大会での心残りです。

とにかく、一番肝心なのはW杯予選ですから、それまでにもっと戦
術のレパートリーを増やし、状況に応じて、トリガーを引けるよう
な厚みのあるタクティカルサッカーとして慣熟していくことを願う
ばかりです。

それでは、羽生選手の立ち直りが一日でも早まることを祈りつつ、
今回はこれにて終りとします。

では、また次回の更新まで御機嫌よう。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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