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乙女のゲームのススメ Vol.97 逆転裁判4 ファーストインプレッション

昨日のテキストで積みゲーのどれかに手を出そうかなって感じのこ
とを書いてましたが、取り敢えずDSの【逆転裁判4】をプレイする
ことにしました。

一先ず、サクっと1話を終えたところなんですが、流石に4作品目
ともなると新鮮味は皆無ですね^^;

でも、自分で推理して謎を解いてるような錯覚を与えてくれるシス
テムの威力は健在って感じで、楽しめてはいます。

ただ、1話の終わり方というか、事件の解明が不鮮明なまま終わっ
て、それが明らかに伏線となっていくスタイルはちょっと好きくな
かったです。

オープニングアクトくらいは、先にも書いた"自分で謎を解いてる
ような錯覚"を満喫しきって、スッキリと事件解決してい終わった
方が【4】単体のタイトルで考えた場合ベターじゃなかったかなっ
て思いました。

シリーズ初めての人には、それで逆転裁判の楽しみどころがキチン
と伝わるし、シリーズ通して遊んでる人には、原点再確認にもなっ
て、2話以降へのモチベーションが高まると思うんです。

スッキリとしないまま終わって、謎も残り、法廷審議の過程にも不
自然さがあったりと…、なんか消化不良な感じでモヤモヤが残るん
ですよ。

で、次の2話ってことになるわけですが、どうしてもそのモヤモヤ
を引きずっちゃう^^;

まだプレイしてない人には申し訳ないですが、1話は動機無き殺人
という形で終わるんです。勿論、その動機の解明は2話以降で明ら
かにされていくのでしょうが。

しかし、それだと章の区切りが形骸化してしまってるように思える
わけです。

たとえば1話の中で、その時点でプレイヤーが納得できる偽の動機
も解明されて終わる形にして、物語が進むにつれて、先の動機に矛
盾が生じ、その結果全く別の動機が最終的に判明すると同時に、そ
の真実の動機が別の事件を浮かび上がらせるみたいな感じで、章毎
をダラダラと繋ぐのではなく、見せ掛けでもいいので1話完結方式
にして、後にそれらが点となり線で結ばれるという方が良いのでは
ないかなぁっとcocは感じました。

こういったサスペンス物は(コミック調ではあるが…)そういった裏
切り、つまりプレイヤーに嘘を付き、その嘘が仕掛けとなり暴かれ
ていく過程が面白いんですから、"これから始まる長い物語の序章
ですよ"的な1話にされちゃうと、仕掛けがあるというのが見えす
ぎて、後の意外性に興奮するという楽しみが削がれちゃうんです。

ですので、過去の1~3と比較しても、シナリオの作りこみが甘い
のかなって勘繰っちゃうです^^;

それに、カプコン作品は、続編を出す度に劣化していくという確定
的な社風があるじゃないですか。

逆転裁判もその例に漏れずなのかなぁってね…。

事実、1~3を比べると、やはり1作目が秀逸でしたし。

ただ、逆転裁判の場合、3の後半で見事に3部作を繋げて見せたの
で、その機転の利いたシナリオ構成で2から3へと確実に劣化して
いってたクオリティのマイナス部分を帳消しに出来てたんですが、
4でいよいよ劣化伝説が加速か?っと思っちゃった次第です。

まぁ、まだ1話分しかプレイしてないので、なんとも結論を出せま
せんけどね。

クリアしたら、総括として色々また書こうと思います。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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