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乙女のゲームのススメ Vol.101 The Elder ScrollsIV:オブリビオン ファーストインプレッション 後編

そんなわけで、まずcocさんは、チュートリアルの最後に託された
アミレットの届け先を地図で確認し、途中に有る大きな都市に足を
向けました。初期設定で選んだスキルは盗賊ベースで剣術と魔術に
も対応できるカスタマイズタイプでキャラをスタートさせました。

いろんなことが出来るというRPGの中で、盗賊技術はその世界の自
由度を更に広げる助けにもなるので、選んでおいて損はないと考え
てます。盗むか盗まないかは別として"盗める"という選択肢を手に
入れておくことが重要という意味です。

さて、その大きな都市"帝都"に到着後、盗賊見習いのcocさんは、
一体なにを最初にしたかですが、何故かロングソードと盾を装備し
、闘技場でチャンピオンになるまで戦い続けてしまいましたw

いやね、出場して勝てば結構なお金が貰えるんですよ。やはり何を
するにしても資金があるに越したことはないだろうとっとね。

でも、まさかチャンピンまで行くとは思ってなかった^^;

最後の相手である、グランドチャンピオンに挑めることになったの
ですが、その人から頼みごとを聞いてたので、その人を倒すにして
も、その人の気掛かりごとを解決してから戦おうかなっと思って対
戦は保留中です。盗賊見習いですが、剣を持つ者としての武士道っ
てやつですw

そんな武士道風を吹かせた盗賊見習いのcocは闘技場から一端離れ
、帝都の商業区へ。ここがやたらと広い。あちこち探索してると倉
庫を発見。手荷物が重たく、荷物を預けられる場所を探してたcoc
は淡い期待を抱きつつ、その倉庫の建物の扉を開けたわけですが、
中には倉庫の管理人のような男が"あんただれ?"みたいな顔で出迎
えてくれまして…

荷物預かってくれるか聞こうとしても、そんな話は一切してくれな
い。仕方ないので、その倉庫内にある預かりものを見て回ることに
したのです。見る分にはOKなのですが、それを取り出してしまう
と盗んだと見なされて通報されてしまうのがこの世界のルール。

なので、手に取ることはしないで、慎重に保管されてる荷物を見て
回ってたんですが、その倉庫の管理人らしき男が、金魚の糞よろし
くな感じで、cocが動くたびに一定距離を保つ感じで付いてくるん
です。

ウザイ奴だ。ま、倉庫の管理人なんてやってるくらいだから、愛想
が良いわけないかっと思いつつ、振り返って別の預け荷を見ようと
したら、その管理人がすれ違いざまに「何だね?」とか言って、ガ
ン見してくるんですよ。

"あぁーん!!何だよ!なんか文句あるのか!こちとら闘技場の
No.2のチャンピンだぞ!相手みて物言えよな!雑魚坊主!"なーん
て思ったりしたわけですよw

ま、そういうウザイ妨害を無視しつづけ、倉庫の中の物を物色し続
けてわけですが、何度も何度もガン見…。「何か?」「もう閉めま
すんで早く出て行ってくれ」などという言葉を投げ続けられ、屋内
の行き止まりの棚にあった荷物を見たあとに振り返ったときです。

小生意気なガン見の顔がアップで映りこんできたのです。

なんでしょうね。唐突に嫌悪から殺意に転じた怒りがすぐさま腰の
剣に伸び、あろう事か無慈悲にもその管理人を惨殺してしまったの
ですw

殺っちゃった…っと立ち尽くすと、監視兵がすぐに駈け付けてきて
逮捕されてしました^^;

システム上、殺害は謎の組織に見られてる為にすぐに発覚するとい
う設定です。恐らく思念波のようなもので監視されてるという感じ
なんでしょう。

で、その逮捕の際、抵抗する、牢獄に入る、お金を支払う(罰金)の
選択があり、幾らなのか判らないけど、お金を払うにしたんです。
そしたら監獄区までは連れていかれたけど、なんか付いた途端に釈
放みたいな感じで、所持金を見たら、20ゴールドくらい減ってま
した…。

管理人の命は20ゴールドですか…w

ちなみに物価基準の参考例を出しますと、一番安い武器が20ゴール
ドぐらいです。つまり小銭ですw(ちなみにそのときの所持金は
5000位あった)

思わず、殺したい放題かよ!っと盗賊見習いの悪意が全面に押し出
てきそうになったけど、さきほど目覚めた武士道精神で押さえ込み
はしましたが、目覚めた途端に殺人を犯すんだから、安っぽい武士
道精神ですw

そんな似非武士道を傘にしつつ、再び商業区に戻って散策を再開す
ると、商工会議所なる所で、家を売ってくる人と遭遇。

港の治安の悪い一角のあばら家でよければ2000ゴールドで売るよっ
と。即断即決で家を購入し、早速港のほうに移動したcocさん。

我が家はどこかなぁ♪。小さくても住めば都♪これで荷物の保管が
できますね♪っとウキウキ気分で港を散策してたら、停泊してる船
から海賊が出てきて襲われたw

有無を言わさず斬りかかってこられて、少々テンパったものの、な
んたって闘技場のNo.2のチャンピオンですから、そこは落ち着いて
返り討ちにしてやったわけです。

ふぅ~。なんなんだよ…一体っとため息を付いてたら、後ろから更
に新手の海賊。しかも今度は二人。

物騒過ぎだろ!w

途中、警備兵の乱入などがあり、"あんた邪魔!あんたに間違えて
斬り付けたら、また捕まるんだろ?"っと文句を言いつつ、海賊2人
を惨殺w

すぐさま身包み剥いで金目の物を奪うcoc。武士道が呆れる…w

その後、その近所で我が家を発見♪。でもこんな物騒なところに家
を持っても大丈夫なんだろうか^^;

家の中でくつろいでる時に、強盗とかが攻めてこないか心配です。

ま、とにかくこれで拠点は出来たわけです。なので、今度は闘技場
のグランドチャンピオンに頼まれた事を確かめに、遥か西の彼方、
まるで天竺を目指すかの勢いの遠出となりうる目的地に向かって出
発するとしますかね。

……はて?最初に王様から何かを託されて、どこかに持っていって
くれと頼まれた気が…?(おそらくメインクエスト)

ま、いっかw
別に王様に義理はないし。後回し決定♪

っといった感じでゲームは進行してます。

そんなわけで、安っぽい武士道を仮面にして、実は大盗賊を夢見る
というのが今回cocさんがロールしてるキャラなわけです。

ゲーム開始直後といえ、今回書いたような流れで進行してる人が全
てで無いのは当然で、世界の中で感じたまま、向いたまま、好き勝
手行動して遊べる、それが本来のロール・プレイング・ゲームであ
り、そういった当たり前の事が当たり前に出来るようになってるの
がオブリビオンという作品です。

だからといって、万人に進められる作品かといえば、答えは否。
本物だからと、全ての人を魅了するとは限らないものです。

発酵菌と香料でそれらしく作られたライトワインと昔ながらの熟成
製法で作られたワイン。

乳化剤や固定剤などの添加物で作られた安価なプロセスチーズと、
添加物を一切加えず、徹底した温度管理で最適な環境を整えられた
貯蔵庫で数年寝かされたチーズ。

どちらが本物かは言わずもかな。しかし、その本物が全ての人の口
に合うとは限りません。しかし本物が本物である理由は純然たる事
実として揺ぎ無く存在し、そこに在り続けてます。本物を味わえる
ようになったという自覚が芽生えたら、是非ともその本物に触れて
欲しい。在り続ける理由は来る物を拒みはせず、ずっと待ってくれ
てますから。

本物のRPGで遊んでみたいなって思った人には、偽り無く進められ
る作品です。

ただし、自分から積極にこのゲームをどう楽しもうという好奇心か
ら発生する創造性をもって挑まないと、このゲームの面白さは顔を
出してくれませんので、御注意下さいませ。

和製偽RPGのようにゲーム側からプレイヤーの行動に干渉と制限を
行い、次に進ませたい展開を促すというタイプが好きなら、それは
まだ本物を味合う段階では無いと言えるでしょう。そういった手法
に飽き飽きしてきたと感じたら、それが本物を味わってみる機会が
やってきたサインと言えるでしょう。

それでは、長くなりましたが、以上がcoc的【オブリビオン】ファ
ーストインプレッションでした。

また追々、プレイ日記のような形で追筆していきます。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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