さて、ファーストインプレッションといきますか。
現時点でプレイ時間は28時間です。これだけ遊んでファーストイン
プレッションってどうなんだ？って感じもするかもしれませんが、
いえいえ全然"ファースト"な雰囲気真っ只中です。
その理由は…っと、そこらへんの話をする前に、軽くこの作品の上
っ面の解説から始めるとします。
まず、このゲームを語る上で、絶対に外せないタイトルがあります
。それは【ディアブロ】です。もうオマージュなんて域じゃありま
せんｗ
悪く言えばパクリ、されど良いものは良いと受け入れればこんなに
楽しめるシステムはないわけでして。
ディアブロの楽しさってのはやはり"トレハン"でしょう。
プレーン武器
マジックアイテム
レアアイテム
ユニークアイテム
これらの４種類のアイテムで一番熱いのがマジックアイテム。
マジックアイテムには最大で２つのマジック効果が付きます。
ディブロではそういったマジックアイテムは【●●の■■なブロー
ドソード】みたいな感じで表記され、その記号の部分にマジック効
果の名前が入るのです。これを【接頭語＆接尾語】と言います。
そして、ディアブロ２では、そういったマジックアイテムにソケッ
トという穴が開いてる場合がありまして、その穴に特殊効果を発揮
させることが出来る宝石類を埋め込んで装備品を強化できたりする
わけです。
そして、特殊な強化手段を用いれば【接頭語＆接尾語】もコントロ
ールして作成することも可能です。
しかし【キングダムアンダーファイア・サークルオブドゥーム】で
は、それらのマジック効果を任意で抜き出すことが最初から出来ま
す。これが合成の敷居を低くしてくれてるので、序盤から楽しみが
広がります。
これらの【ディアブロ】をベースとしたアイテム周りのシステムに
、【三國無双】をベースとしたお手軽連打３Ｄアクションが加わっ
てるわけです。
戦闘は非常に小気味良く展開して、爽快です。ただ、当初はあまり
にお手軽過ぎてどうなんだろうっという懸念もあったのですが、先
に進むと敵の攻勢がかなり激しく、単純に連打してるだけではどう
にもならなくなってきます。
しかし、それを堪えてアイテムをチマチマ集めて強化していけば、
またお気軽な連打で凌げるようになりますｗ
そこらへんのバランスがとてもよく出来てます。
まぁ、もっと簡単に表現すれば、DCユーザー限定の表現ですが、【
ルーンジェイド】再びと言っても差し支えないでしょう。ノーマル
難易度の(更に上に２つある)ラストステージでかなり追い詰められ
ましたし。その追い詰められ方が【ルーンジェイド】のLV5ダンジ
ョンのベラボウな追い詰められ方に感覚がよく似てるんです。
ちょっと無茶するだけで死ねるという素敵世界ｗ
とにかく"トレハン" 好きな人 "ディアブロ" 好きな人 "無双" 好
きな人 "ルーンジェイド" 好きな人 "PSO" 好きな人は是非遊んで
みましょう。かなり手応えありますから。
注意点としては、"モンハン"だけが好きな人にはオススメできませ
ん。何故なら、モンハンほど緻密なアクションゲームの要素は無い
からです。
モンハン風味を期待するということは、あのアクション部分も込み
で期待するでしょうし、その期待はこの作品には向いてません。
モンハンにもディアブロ的な要素は入ってますけど、その比重は随
分少ないですしね。
さて、最初に28時間遊んでも、まだまだ"ファースト"な香りプンプ
ンしてると書いた意味についてですが、装備品の強化システムがま
だ完全に解明できてないんですｗ
ゲームの核でもある強化、合成二間しての説明が説明書にも殆ど記
載されて無いのですｗ
プレイした人はそこに不親切さを感じて、強化、合成の楽しさを知
る前に意味がわからなくなってやめちゃう人もいるかもしれません
…。
そこを堪えて、強化、合成の理解を深めていくと物凄く面白くなる
んですけどね。
なんで、そんな重要なシステムの核といえる部分が説明書にもキチ
ンと記されてないのか？っという理由に関してはcocが推測するの
に御国柄ってことかなっと思ってます。
この【キングダムアンダーファイア・サークルオブドゥーム】とい
う作品は韓国メーカーが製作した作品なんです。で、韓国でゲーム
といえばPCゲームが圧倒的に認知されてるんです。
で、PCゲームのRPGって殆どがアメリカ産なんですよね。で、アメ
リカ産RPGって、システムの部分も不透明にして、そこを解明する
のもゲームで遊ぶ楽しさの一つだよっていう感じで提供する文化が
あるんですよ。
だから、いわゆる【洋ゲー】は不親切で大雑把でという印象を日本
のユーザーは持ってしまうんです。
最近のアメリカ産のゲームはそういった自身の文化の欠点に気付い
てっというか、NES、SNESなどを遊んだ世代がクリエイターになっ
たこの時代に、日本産のゲームの丁寧なフォローチャートを取り入
れるようになってきたわけです。
で、韓国でもそうなりつつはあるんですが、やはり良くも悪くも一
番アメリカ産RPGが光ってた90年代の影響をそのまま引きづった感
じで作られるゲームも未だに多く、この【キングダムアンダーファ
イア・サークルオブドゥーム】もその中の一つということになって
しまったんじゃないかなっとcocは考えてます。
ですので、強化、合成のシステムは実際に遊びながらアレコレと試
行錯誤してやっていかないといけないのが少々辛いですが、一度事
実が判明すればその点についてはもう迷わないし、もう暫くすれば
wikiとかで完全に解明されるでしょう。(現時点ではまだまだ不確
定事項が多い)
そういったわけで、それらの合成についてのテスト云々もプレイと
併行してやってる最中ですから、28時間プレイしても"ファースト"
な香り漂ってるってわけです。
とにかく、家庭用コンシューマ機でディアブロ遊ばせろ！！って思
ってた人には絶対オススメです。ディアブロほどの完成度ではあり
ませんが、コンシューマで遊べるという利点で相殺してあげてくだ
さい。つーか、ディアブロの完成度はそう簡単に超えられないです
し^^;
そりゃね…、本音言わしてもらうとね…、コンシューマにディアブ
ロ２を完全移植してほしいわけですよ。しかも現行の家庭用機は随
分性能が高いわけですから+α、つまりディアブロ2.5ってのが出せ
そうなわけですから、それは望んでますけど、やっぱそう簡単に世
の中上手く回りませんからｗ
ってなことで、cocさんは早速XboxLiveゴールドメンバーシップ12
ヶ月分のチケットを買うとしますｗ
では、今回はこのへんで。
＊原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。