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乙女日記 Vol.1582 そして後悔するのは必定なのに…

当たり前の不問律。こよなく愛した原作(小説、漫画、アニメ、ゲ
ーム)の実写映画は見ない。もうこれは絶対なお約束ですよね。

見るなら、原作を知っていても然したる思い入れが無いものに限り
ます。

ですから、ドラゴンボールの実写映画など全く見る気はなく、酔狂
にも程があるだろっと本当に撮影しだした頃から怒り心頭だったり
します。

ハリウッド映画の多くは企画の段階で情報を出す場合が多く、撮り
ますよっと宣言したのにも関わらず頓挫してクランクインすらせず
に立ち消えていくものは少なくありません。

なので、ドラゴンボールの実写映画化の話が出た直後、確実に立ち
消えるなっと思ってたんですが、約二年後にまさかまさかの撮影開
始だったわけです。

で、もう既に周知のとおり、その内容は設定からして無茶苦茶な改
変を施し、超人パワーを持つ青年のサイキックバトル映画へと変貌
してます。原作を弄り倒してまで実写映画にする意味がどこにある
のだ!っと言いたいですが、ドラゴンボールという看板を掲げて封
切れば儲かるという意味は残りますから、非常に残念な気持ちで一
杯になるわけです。

正直勝手にやってくれって感じです。見る気は全くありませんし。
TVスポットなどで予告編を目にすることになるのも嫌でしかたあり
ません。

さて、ドラゴンボールの話はさておき。

過去にも原作(小説、漫画、アニメ、ゲーム)の実写映画で数多くの
失敗作が世に出ています。

故にそういった類の映画は見ないぞって思ってるわけですが、その
最もベターな精神的自己防衛の抑制を振り払ってまで見てみようか
なっと期待を寄せてしまってる作品があります。

それは今夏封切られる予定の【20世紀少年】です。

原作を敬愛してるので、非常に怖いのです。

ですが、キャストもケンジに唐沢寿明、オッチョに豊川悦司、ユキ
ジに常盤貴子とかなり豪華。そして監督は堤幸彦となれば傑作の臭
いは漂うわけで…。

しかも映画の脚本には原作者の浦沢直樹先生が脚本を担当(第二章
、第三章は監修)とまで聞かされれば、まさかこれ…本気映画なの
かっと期待してしまう…。

更に言うなら、総制作費60億円で三部作っとまでなれば、信じてみ
ようかっと思ってしまうんです。

しかし、危険。そう思えてしまってることが危険。
いくら浦沢先生が脚本に携わってくれるといっても、やはり実写映
画は危険。

特に堤幸彦が危険。彼の作品は好きです。好きなんですが…余計な
ことしそうな予感するんですよね…。

良く言えば野心家。悪く言えば調子乗りな印象あるんですよね…。
果たして彼が原作のファンの目線で映画を作ってくれるか…心配。

俺の20世紀少年はこうだから!って、余計なことしそうなんです
よ…。

でも、流石の堤さんも60億円にはビビってるだろうし、下手打て
ないぞっという覚悟が彼の賢しい小細工を封じ込めてくれれば良い
のですが…。

にしても…上述した3名の配役は見事だなぁ…

特にオッチョが豊川さんって…、ヤバ過ぎ。まさにオッチョだ!っ
という演技してくれること間違いなし。あの人、凄み利かせる役っ
て結構ハマるんですよね。

そして、ユキジが常盤さんってのもナイスです。ユキジは常盤貴子
って知った瞬間、そう!そうだよ!うん!っとすんごーく納得しま
したもんw

あぁー、ヤバイなぁ。愛した原作(小説、漫画、アニメ、ゲーム)の
実写映画は見ないっていう当然至極のお約束を忘れてしまいそうに
なるですよ…

既にこうやって書いてる時点で期待値はグングン上昇してますし
^^;

見ちゃうのかなぁ。見ちゃうんだろうなぁ…
そして、激しく後悔するんだろうなぁw

そうなると判ってるのに見てしまいそうだから、余計に始末悪い。

まさに乗るか反るかの瀬戸際での我慢勝負みたいな心境です…

っといったわけで、駄作率高めの映画に期待を寄せ始めてしまって
る壊れかけのcocさんなのでしたw

それでは今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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