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乙女のアニメ独り言 Vol.79 もっと評価されてもおかしくないと思うデス

ご存知ですか?

廃盤になって久しいアニメ映画【カムイの剣】のDVDが2008/4/25に
\3465というロープライスパッケージで再販されるのです。

1985年。アニメ界がOVAで盛り上がりを見せていく前夜と言えるそ
の時期に角川アニメ映画の第二弾として公開されたのが【カムイの
剣】です。

興行収入はパッとせず、お世辞にもヒットした作品とは言えません
が、まだ見たことのない人は是非この機会に見て欲しいです。

今見ても斬新だと感じれるそのカット割り、BGMと映像の完全調和
。フラッシュバックの巧妙さ、ミュージカルティストにすることで
めまぐるしく展開する場面転換を見てる側に負担に感じさせない仕
掛け。そして原作の持つ物語の壮大さの魅力。

何故か世間的にはあまり評価されてない作品です…。
もっと評価されても良いのになぁってcocは常々思っています。

確かに中途半端な部分もあります。前半部分にこれでもかっとミュ
ージカル調に展開しておきながら、中盤でストーンっと普通の活劇
になったりするので、一貫性という意味においては中途半端だった
と言わざる負えません。

個人的にはあの前半部分の演出を終始前面に押し出して、フルボリ
ュームな戯曲として仕上げたほうが良かったかなって感じたりもし
ますが、途中のトーンダウンも【竜童組】の和太鼓とドラムの絶妙
な掛け合いのBGMでかなり救われてます。

【実写感覚のアニメ】というのが当時の宣伝文句でして、確かに実
写映画の名シーンのオマージュが各所に見られるのですが、cocは
実写を意識した結果、逆にアニメの良さが更に引き立った傑作だと
思うのです。

脚本をちょっと弱いので、純粋に冒険活劇を楽しもう、物語に浸ろ
うという人にはオススメしにくいのですが、奇抜なイメージの映像
表現を見て楽しめる方には是非とも見ておいてほしい作品です。

昨今のリメイク多発の流れの中、この作品もリメイクしてほしいな
ぁっと思う反面、変な監督にやらせると、一人善がりなサイケワー
ルドで自己陶酔なんかされる結果になってしまうじゃないかとも思
うので、手を付けないでいて欲しいなとも思ったりする複雑な心境
ですw

ま、とにかく日本のアニメの大きな変革期にこういう作品があった
んだ。現在のアニメを語る上でも決して袖にはできない存在と言え
る作品なんだよっという主張をボソっとだけしてみようというのが
今回の趣旨なのでした。

それでは23年前のアニメをかた…、ちょ!、ちょっとまて!!
何気に計算してサラっと書いてしまったけど、23年も前の作品なの
かよw

いやいやいやいやいやいいやいや!!
それはない!(無茶なw

だって、23年前だよ?
どんだけ昔のことやねん!

なんかさぁ。気分悪いんですけど?w(知るかよw

ま、いいや…。とにかくさぁ、見なさい。つーか見ろ!(なんでヤ
ケになってんだw

見て、そして思うのだ!
これが23年も前に存在した奇跡をね。

つーことで、なんとなくプンスカしてきたcocさんですが、、変な
言いがかりで文句を書き出す前にこれにて終わりとしておきます。

それではまた次回です。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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