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乙女(信長)の野望 革新 史書 第弐項


さて、今回からcocさんと同じようにリアルタイムストラテジーが
苦手な人に読んで頂けた場合、【信長の野望 革新】が難しくて挫
折してしまった人らに読んでもらった場合とかに役立てればいいな
っという意味で説明などを多く含みつつ、苦手なリアルタイムスト
ラテジーに挑むcocさんの奮闘ぶりを綴っていきますです。


前回、今川氏真に大敗したという凄まじい恥部をいきなり吐露した
cocさんですが、あれから再度合戦を挑み見事勝利しました。

前回の敗因の最大の原因であるゲームスピードをキチンと一番遅く
して戦いに挑み、拠点駐留武将で出撃した武将を激励しまくって【
高揚】状態にしまくって攻めたら、あっけなく浜松港は落ちました


その後、関東甲信越を切り崩しに掛かったんですが、いかんせん序
盤の内政や自国の防衛普請、そして技術開発に時間を掛けすぎてし
まい、気が付けば以下のような勢力図に…

勢力図

見てもらったとおり、武田が奥羽を平らげ、その勢力を越前まで南
下させてしまってます。しかもその勢力図はなんと1598年時の
ものですw

シナリオは【尾張統一】というので始めてまして、開始年は155
5年です。

そうです、時間掛けすぎです…

これでは天下統一なんて無理です。ここから武田を滅ぼすのにどれ
だけの年数を費やせば叶うことか…。

そういった諸々の事考慮した結果、最初からプレイしなおすことに
決めました。

そもそもこのデータはガイドブックを読む前にある程度進めていた
やつの続きをプレイしたんで、序盤の内政の手順とか家来の出奔な
ど、かなり痛い失敗が繰り返されていましたし…。

特に秀吉と利家の出奔は痛かった…。

つーことで新規一転の仕切りなおしをすることにしたのです。

で、改めて最初から始めると、いろいろ新たな発見がありますね。

特に序盤の富国過程の重要さってのを痛感しました。

モタモタしてると隣国の勢力、技術力が伸びてしまう為、いかに早
く軍勢を整えて切り崩しにかかるかってのが重要です。まぁそれは
シリーズ通しての常識ではあるんですけどね。

尾張の織田で始めた場合、一番重要なのが今川軍の進軍がすぐやっ
てくるということです。史実イベントの桶狭間ってやつですね。

なので開始直後にすぐさま防衛内政を行わなければいけません。幸
い織田家はスタート直後に【鉄砲櫓】の技術開発が終了してるので
、今川軍が攻め込んでくる際の道の近くに鉄砲櫓を設置しまくれば
、本城である清洲城に今川軍が到達する頃にはほぼ壊滅状態に陥れ
ることが可能です。勿論、鉄砲櫓の設置場所と数によりますけど。

鉄砲櫓は最低でも3個所に配置するのが良いですね。

そんな訳で今川軍の最初の侵略が迫ってくるまで、市を開発して金
銭収入を確保しつつ、鉄砲櫓を3~6基設置するのを最重要として
内政し、その鉄砲櫓で今川軍を撃退してから本格的な内政に入りま
した。

まず手を入れたのは技術開発の鉄砲です。織田家には信長を始め、
秀吉、利家など鉄砲適性の高い武将が揃ってますし、鉄砲技術を高
めれば織田家だけの独自戦法も取得出来るので鉄砲学舎を作りまく
ります。cocさんの場合32軒建てました。

最初に2軒づつ設置されてる足軽と築城の学舎はその2軒という軒
数で取得できる技術を取得してから取り壊し、そこに鉄砲学舎を立
てました。

この作品の内政は箱庭型の内政システムで、例えるなシムシティで
す。

まず町並みというもの建設します。町並みは周囲が平地であるなら
、その町並みを囲むように8軒の施設が建設可能です。そして町並
みにも種類がいくつかあり、農村、武家町、職人町、南蛮町などそ
れぞれ建設できる施設の種類に違いがあります。(国毎に設置可能
な町並みの数が設定されている)

ですので、目的の施設を建設出来る町並みを周囲が平地で8軒の施
設が建設可能な場所に立てることが重要です。

そして技術に関してですが、足軽、騎馬、鉄砲、内政等それぞれ特
殊な効果を得られる技術を取得できるようになってます。それら技
術を取得する際の条件の一つが所有している学舎の数です。更に武
将の適性も必要です。学びたい技術の必要学舎の軒数を保有してい
ても、習得するうえで定められた適性ランク以上の能力を有した武
将が3人必要となります。

それらを踏まえて伸ばしやすい技術がなんなのかを把握して技術の
取得を進めていくのがベターなようです。

さて、鉄砲学舎を32軒建設したまではよかったのですが、肝心の
技術を取得しようにも取得に必要な費用というものがあり、それを
支払えない状態となってしまいました。

だからといって市を多く建設し収入をあげようと思っても、防衛の
要の鉄砲櫓は取り潰せないし、かといって新しい町並みを建設し、
そこに市を建設しようとしても既に設置可能な町並みの数の全てを
使いきってるわけで…

悩みました。地道に毎月の金銭収入が貯まるの待つべきかどうかと


でも、ゆっくりしていたら隣国はドンドン強くなっていきますし…

だけどお金がない….

なんとかお金を作る方法はないかと…、ゲームの進行を停止させて
暫く考えました。考えて、考えて、考え抜いて見つけました。大金
を得る方法を。

それは【遠方】の国との【同盟】です。

同盟を結ぶと、相手国からこちらが取得してる技術を教えてくれな
いかという交渉が頻繁にやってきます。

ここで【条件提示】でお金を選ぶと相手国の資金総額にもよります
が2~6万程度のお金が得られます。

勿論、技術を教えるわけですから相手国の富国強兵に手を貸すこと
になってしまいますけどね。

つーことで、同盟金策。名付けて【足長おじさんプレイ】のセオリ
ーを紹介。

・自国が攻め込む予定の周辺の国は避け、なるべく遠方の国を選ぶ

・上杉や武田、毛利、島津、今川、尼子など史実で強国と称される
国は避ける。

・自国が取得してる技術をまだ取得してない国を選ぶ。

・有力武将を人質に求められる場合は断り、同盟申し入れをやり直
す。

以上の4つに気を配り、弱小国で国同士の関係相性が【普通】以上
の国でこちらが取得している技術をまだ取得してない国があれば、
そこと同盟を結びます。

仮に遠方の国じゃなくても周辺の強国に囲まれ、まず生き残れない
なっという国ならば、そこと同盟を結んでも大丈夫でしょう。

こうすることで、近い内に列強国に飲み込まれてしまうであろう国
に技術を教えてあげる名目でお金を吸い上げるわけですw

国が無くなる前にお金をよこしやがれ戦法ですね(極悪w

ここで生きてくるのが最初に尾張に初期配置で立てられていた築城
と足軽の学舎です。それぞれ2軒づつ建ってますので、それで取得
できる技術を教えることで設けられるわけです。

cocさんの場合、筒井家、一条家、赤松家、神保家、斯波家と同盟
結び、築城と足軽の低ランク技術を教えまくって、ジャカスカお金
を儲けさせていただきました。

筒井家のみ近隣の国ですが、六角家、北畠家、斉藤家という周辺国
家を飲み込んでいく可能性は低いし、cocさんの織田家勢力拡大進
行は関東甲信越を最初に切り崩すので近畿には暫く攻め込みません
ので、筒井家が多少力を付けたとしても問題ないと判断して同盟を
結びました。一応鉄砲技術は教えませんでしたけどね。後顧の憂い
を作る可能性に繋がるので。

筒井家以外の国には鉄砲の技術も惜しまず伝授しました。同盟の技
術提供で得た資金で取得した鉄砲の上位技術でさえ惜しまず提供し
たのです。

狙いは2つ。まずは資金繰りの為。2つ目はそれら同盟国家の周辺
には強国があり、その強国の侵攻に対抗できる術を伝授することで
、特定の地方で特定の国があっという間に隣国を属国として一大勢
力に成長せるのを食い止める狙いです。

鉄砲は攻めるも良し、守るも良しですから、弱小国の防衛力を上げ
てやることで、強国の兵力を削いでくれたりもしますしね。

そして、同盟の際には全て人質を要求されましたけど、織田家は幸
いにも(?)一門武将に無能な人材が豊富に揃ってますので、富国に
影響はありませんでした。(人質容共は高い確率で一門武将を要求
してくる)

こうして、同盟国家への技術提供で得た潤沢な資金を武器に、鉄砲
学舎32件が所得条件の技術【元込銃】の技術開発を行い、続いて
28軒が条件の【連式銃】の技術開発をしました。

このように必要学舎の条件が多い技術から取得していくと、技術開
発が終われば学舎を取り潰して別の施設を建設できるので、技術開
発の時間短縮ができます。

必要学舎32の【元込銃】を学び終えたあと、次が28軒が条件の
【連式銃】ですから4件潰せます。潰したところには【足軽学舎】
を建設していき、足軽の技術開発の準備も平行して進めました。

なぜに足軽技術かと言いますと、鉄砲部隊の壁になってもらわなけ
ればいけないのが足軽部隊ですから、足軽部隊の能力を少しでも底
上げしておくのは有効だと考えたからです。

そして足軽学舎6軒で学べる【草鞋】を取得したのをキッカケとし
て、信長自ら指揮する鉄砲部隊(14500人だったと思う)と知略、統
率、武勇がそれぞれ高い数値の武将3人で編成した足軽部隊(9500
人だったと思う)で、21000の兵力になっていた岡崎城へ向けて進軍
を開始しました。

とにかく信長の【闘志】メータを上がりやすくするために【激励】
を絶やさず行い続けて、闘志が貯まれば信長の鉄砲戦法【二段撃】
で一気に敵兵の数を減らす。そういった鉄則を心がけて戦った結果
、あっという間に岡崎城は陥落。

奪った岡崎城の耐久修復を済ませた後、すぐさま今川領の浜松港を
岡崎城を奪ったのと同じ陣容で強襲して陥落させました。

その後、岡崎城の内政開発に着手。尾張と同様に鉄砲櫓の防衛開発
を主軸に、市と学舎で金銭と技術開発の更なる発展の下地を作成し
つつ、内政に暫く集中。

その間、岡崎城のある三河の隣国【駿河】では今川と武田が幾度も
交戦状態に。
しかし、どれも小競り合いといった感じで大局が動く様子はありま
せんでしたけど、岡崎城、浜松港と立て続けに今川の拠点を落とし
た際に捕縛した今川武将の変換要求の使者が来るたびに、金銭要求
という条件を提示して今川の資金をジワジワと削っていたのが功を
奏し、今川の支城は尽く武田や上杉勢に奪われていき、気付けば甲
信越の一部まで広がっていた今川の勢力も本城の【駿府城】を残す
のみとなってました。

そんな矢先です。武田がいよいよ今川の息の根を止めてやろうとい
う感じで概算で3万5千の大軍で今川の本国駿河の本城【駿府城】
へと進軍したのです。対する今川勢は2万5千。

少し悩みましたが、三河の岡崎城には甲信越派遣部隊の兵力を駐留
させてますし、岡崎城の北に位置する諏訪湖地方の深子城(武田勢)
からの進軍が迫ったとしても1万の部隊ですら岡崎城に取り付く頃
には鉄砲櫓の攻撃で2~3千まで減らせられるので安全です。
(画像参照)

ですから、これぞ好機到来!と決断し、駿府城に進軍する真田幸隆
を本体とした武田勢の駿府城到着からやや遅れるくらいのタイミン
グで到達できるように岡崎城から駿府城へと総勢2万余の部隊で進
軍開始。

そうです。まさに漁夫の利です。双方が潰し合いをしてる最中、武
田勢の主力部隊である真田幸隆の部隊を背後から強襲してやったの
です。メチャクチャ卑怯ですw

戦法は柴田勝家と木下秀長を要する騎馬部隊。その後方から信長、
佐々成正で編成した鉄砲部隊。そして岡崎城から秀吉に双方の部隊
に激励を促し高揚状態を継続させ、一気に真田幸隆の部隊を追い込
みました。

そして、時の声は上がったのです。
「敵将、捉えたり!!」っと勝家が叫びました。

幸隆!?
幸隆を捕らえたのかーー!!

でかした!勝家!大手柄だぞ!あとで娘を嫁がせて一門に加えちゃ
るるる!!っとcocさん大興奮w

この時点で漁夫の利であわよくば駿府城を掠め取るっとういう目的
がどうでもよくなりかけましたw

だって、幸隆を捕縛したんですから、一国以上の価値ある戦果っし
ょ。

でも、まだ合戦の最中。目の前の敵に集中せねばっと思ったりもし
たんですが、一端ゲームの進行を停止。

すぐさま岡崎城のある三河の農村エリアに【忍びの里】を4つ建設


忍びの里というのは敵国からの計略を阻止する働きをしたり、捕縛
した捕虜の逃走を阻止したりする効果があるのです。設置数が多い
ほどその効果は高くなります。

もうね、幸隆に必死ですw

で、忍びの里を三河に建設しつつ、合戦再開。

武田勢に随分と叩かれた駿府城はすでに陥落間近でした。鉄砲隊の
銃弾雨で呆気なく武田勢は撤退、その後、城の耐久地はゼロになり
、残存部隊の掃討も問題なく済ませて、ちゃっかり駿府城を掠め取
ったのです♪

ここで誤算が二つ。

まずはそんなに早く落とせると思ってなかったから幸隆を捕縛した
勝家隊を岡崎城に帰還させ損ねたのです。そして駿府城に入ってし
まったのです。すると捕縛した幸隆は駿府城の牢に入ることになる
わけですから、三河の岡崎城に建設してる忍びの里は何の意味もな
くなってしまったのです。

でも幸いに駿河には既に忍びの里が3つ建設されており、駿府城陥
落後すぐさま更に3つの忍びの里を建設し幸隆の逃走を防ぐことに
成功したから良かったです。

で、数ヶ月捕虜のまま捕縛して武田への忠誠心が少し下がったとこ
ろで、希望最大俸禄を手土産に信長自ら登用を行った結果、幸隆は
織田に下ってくれました。すぐさま娘を幸隆に嫁がせて一門に加え
ました(一門武将は裏切らない)

ちなみに幸隆に娘を嫁がせたので勝家たんはおあづけw(後に別の
娘を嫁がせましたけどね)

そして、誤算の2つ目は今川義元です。てっきり大名は勧告等で降
伏させないと登用できないと思ってたんですが(今まで遊んだシリ
ーズがそうであった為)、【革新】は責め滅ぼしても大名の登用が
出来たんです。

結果、真田幸隆、今川義元を始め、太原雪斎、前田利益(慶次郎)、
松平元康などの傑物を何人も織田家臣の列に加えられることになり
、一気に織田の自力が上がりました。

ここまでで、確かゲーム開始から10年です。

ま、まだまだ進行は遅いかもしれないけど、まずまずな出足じゃな
いでしょうか。

この後も織田の快進撃は続くのですが、その話はまた次回にでも。

つーことで、少々回りくどい書き方と長々と説明を挟んだりしたテ
キストでしたけど、もし検索等でこのテキストに辿りついた人が【
革新】の面白さに触れる前に挫折していて、その挫折を取り消すキ
ッカケになったならば幸いです。

それでは今回はこれにて。



*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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