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乙女日記 Vol.1673 残り物に福が無かった件について…w

昨日のテキストで映画の話題を書いたので、ついでと言ってはなん
なんですが、今回も最近見た数作から話題を引っ張ることにしまし
た。

【ナショナルトレジャー2】

あの【ダ・ヴィンチコード】が映画界の話題の中心だった頃、謎解
きをコンセプトに打倒ダ・ヴィンチコードってな意気込みで作られ
たのかどうかは知りませんが、とりあえず事実上の対抗馬として公
開された作品でした…よね?w

その続編が早くも登場したわけです。近作もアクションシーンがあ
まり無いインディージョーンズ的な作風は維持しつつも、一作目ほ
どの小気味の良い軽快なテンポは感じられず、可も無く不可もない
といった感じの平凡な作品に仕上がっちゃいました。

今作も前作と同様に同じ謎(宝)を狙う一派が存在し、これまた前作
同様に一時共闘することになる展開が用意されています。しかし、
その流れがあまりにも前作の匂いを感じさせるので、脚本的にはあ
まり評価できませんね。

ものスゴーイ人物を誘拐する辺りも、なんか大雑把過ぎて、思わず
「っなわきゃない!」っと脳内タモさんが苦笑してしまいました。

そして、ラストシーン間際のお宝発見時の演出に今回も炎が使われ
てますが、同じ演出を使い回しされては見てる側としてはあまり気
分良く有りません。

炎の演出を使うなら、それを使って「前作と同じことすんなよ」っ
と見てる側に思わせといて、すぐさまその炎が原因でトレジャーパ
ーティが瞬時に窮地に陥ったりする仕掛けなんかを仕込んで欲しか
ったなっと感じました。

まぁ、ディズニー配給映画としての"らしさ"は損なわれずに維持さ
れていたので、そういった安定感を好む人には好意的な受け入れら
れる作品でしょうね。

最後に更なる続編を明示したりしてますし、まだまだ作品の盛り上
がりは最高潮ではないということでしょう。

【ナンバー23】

23という数字が呪いの如く主人公を脅かす、サイコサスペンス映画

身の回りに存在する物に23という数字が関与してる。23とはな
んだ!っといったノリが劇中ずっと続きます。

この23ってのは、2と3という意味でもあるんですが、この2と
3という数字はこじつけていけば数字の全てに関係していくんです
よね。

例えば【1】これは23を23で割ったら1

【2】は23の2(23の片翼という意味で完結)それ以外の例だと23から
2を引けば21。21に23を掛けて483。483に23を足して506。更に506
に23を足して529。その529を23で割れば23。

【3】は23の3(23の片翼という意味で完結)それ以外の例だと23に3
を掛けて69。その69をひっくり返して96。96を3で割ると32。その
32を入れ替えれば23。

【4】は23を逆さまにして32。32に4を掛けて128。128に23を掛けれ
ば2944。2944の2と9を足せば11。4と4を足せば8。11と8を足して19
。その19に4を足せば23。

【5】は23の2と3を足せば5。故に5は2と3、つまり23で生み出せる
数字ということになる。

【6】は2に3を掛けると6。故に6は2と3、つまり23で生み出せる数
字ということになる。

【7】は7に23を掛けて161。その161に23を掛けて3703。3703を7で
割ると529。529を23で割ると23。

【8】は23を掛けて184。184の18に23を掛けて414。184の4に23を掛
けて92。その414と92を足せば506。506に8を掛けると4028。4028を
23で割ると176。176の17と6を足せば23。

【9】は23と足せば32。それをひっくり返せば23。

こういったように、特定のルールを定めずに元になる数字と23を要
所に配置していくというだけの方法を取っていくと、どのような数
字も23に繋がる数字となるわけです。

足し算、引き算、掛け算、割り算、数字分解、逆転。この6種類の
手段だけで恐らく全てが23に出来ます。

つまり、23は2と3であり、それは奇数と偶数。故にどんな数字にも
化けられる。さらにそこに逆転や入れ替え、分解などを有りにして
しまえばどんな数字でも23になるわけです。

劇中ではそんな23の呪いに苦しむ男の崩壊具合がストーリーの中心
で、その呪いを作った者は誰かっという流れで進んでいくサイコサ
スペンスなわけです。

シナリオのど真ん中に配置された23というエッセンスに演出も伴っ
て謎めいた因果を感じさせようとしてる努力は認めますが、所詮こ
じつけの数字遊びにしか過ぎず、背筋に悪寒を走らせるほどの説得
力も深みもなく、サイコサスペンスの仕掛けとしてはお粗末。

その仕掛けが上っ面の客引きギミックであることの証明は、作品の
ラストシーン辺りで、作品自体が23の本質的な謎をブン投げて、全
く別のオチを用意したことで確実なものとなってしまってるので、
観終わった後に感慨のような物は結局何も残らないのです。

23をこじつけて行く中盤辺りまでの勢いを失速させずに、23の仕掛
けに終始こだわって作りきれば傑作になったかもしれませんね。

【クローズ ゼロ】

公開当時なにかと話題になってましたね。

個人的にヤンキー系は好きじゃないんですけど、たまたま1個だけ
返却されていたので(15枚くらい陳列してあった中の1つという意
味)ラス1の誘惑に負ける形で借りてしまいました。

で、観たわけなんですが…

えっと、これってなんてビーバップ?w

【ビーバップハイスクール 高校イケメン行進曲】ってことでOK?w

まぁ、なんていうか…
男の人ってこういう映画好きだよねぇ…

元々はこれ漫画なんでしょ?

男の人ってこういう漫画好きだよねぇ…w

喧嘩してるのを見てて何が面白いのかサッパリわかりませんでした
^^;

アクションもありきたりなワイヤーアクションだったし、そんなの
今更珍しくもなんともないし…。

とりあえず、オスの闘争本能にだけ作用する映画なんでしょうね。
チャンチャン♪w

さて、一先ず今回は3作品で終わっておくとしまする。

一応、最後の不良番長が飛んで跳ねて大騒ぎな作品以外は平均点以
上を付けられる作品ですので、趣味の方向が合うのであれば、観て
も損はないと思います。

では、今回はこれにて。


*原文投稿時間不明の為、00時00分として転機しました。

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